「うつ」との闘い | 天職起業で「人生は逆転できる!」講演家・作家

天職起業で「人生は逆転できる!」講演家・作家

創業・起業・小さな会社やお店の成功事例
ベストセラー16万部

■第3回 「”うつ”との闘い」20年目の大逆転勝利 (アントレ2008年・大逆転じゃないけどねw)

男の“うつ”の原因は、大半が仕事での挫折。
環境を変えることは、治療の第一歩でもあるんだ。

■今回のファイター(株)インタークロス 代表取締役
栢野 克己さん (49歳)福岡市中央区

福岡県生まれ。大学を卒業後、大手機械メーカーに入社するもノイローゼで退社。2社目の大手広告代理店は、正社員登用試験に落ち退社。3社目のリース会社でうつを発病、退社。上京し、怪しいベンチャー企業、無料職業相談業での起業、出版社と職を転々とする。92年、福岡に戻り広告代理店に就職し、同時にビジネス交流会「九州ベンチャー大学」を開設。95年、経営コンサルティング会社、インタークロス設立。以降、出版した著書『逆転バカ社長』『小さな会社★儲けのルール』が累計15万部のベストセラーとなり、今では年間100 回の講演をこなす。新著『弱者の戦略』も発売中。http://www.q-venture.com/

うつ病に苦しむ日本人は、実際に治療を受けている患者だけでも推定66万人以上(2005年/厚生労働省調べ)。最悪の場合、自ら命を絶つことにもなりかねないうつは、今や脅威である。この病について語ってもらうのに、栢野克己ほどふさわしい人物はいないだろう。何しろ彼は、新卒入社した年から20年以上、この内なる敵と闘ってきたのだから。

病の原点は、少年時代の家庭環境にまでさかのぼる。栢野は父が地元福岡の銀行役員というエリート一家に生まれた。そんな父に劣等感と反感を抱きながら、結局、彼自身も高学歴、そして一流企業での出世こそが人生の成功という偏差値至上主義に傾いていった。就職後も「自分はできる男」という根拠なき自信が彼を支配していた。が、社会はそんなに甘くない。たちまち仕事につまずき、うつとなる。転職を繰り返しても挫折はついて回り、うつも繰り返した。

しかし49歳の今、栢野は経営コンサルタントとして福岡では知る人ぞ知る存在だ。零細企業経営者や個人事業主の力強い応援団となった彼に、もはやうつの影はない。そこに至る波瀾万丈のストーリーを語ってくれた彼には、むしろ治りすぎ(?)の感すらあった。

■新卒で入った1部上場企業を、9カ月で退職したそうですね。

入社当初は、同期の連中を出身校の偏差値順にランキングして、 「将来社長になるのはオレだ」って本気で言ってました(笑)。ところが仕事はバイクショップへの営業。「何でこのオレが『中卒・高卒のバイク店のオヤジ』に頭を下げにゃいかんのか」と思ってしまう。今は価値観が違うけれど、当時はね。当然、成績は上がらない。たちまちノイローゼになって寮に引きこもり、12月には辞表を出していました。その後、アルバイトで入った大手広告代理店では、自信満々で受けた正社員登用試験に不合格。社内で泣いてしまうほど悔しかった。それで辞めました。

■プライドが許さなかった?

「もっと偏差値の高い会社に入って見返してやる!」と(笑)。そんな考えでIBM関連のリース会社を受けたら、合格。ところが皮肉なことに、今度は同僚のほうが偏差値も実力もはるかに高かったんです。ごまかしごまかしやってはきたものの、新人が下につくようになると、化けの皮がはがれて自滅。とうとう“うつ”になって。初めて神経科に行きましたが、怖かったですね。しかも最悪なことに、僕はその頃、社内恋愛の彼女と結婚を控えていた。自殺未遂寸前まで追い詰められた末に、結婚3カ月前に式場の予約を取り消し、会社も辞めました。そして一人、東京に逃げてきたんです。

■周囲に助けてくれる人は?

いません。というか、自分の弱みを他人にさらけ出すことができなかった。けれど、うつは回復に向かったんですよ。よく「うつになって仕事ができなくなった」っていうけど、それは逆ですね。特に男の場合、大半は仕事がうまくいかなくなってうつになる。僕は仕事を辞めたから、いったんは良くなった(笑)。でも、以降の人生も鳴かず飛ばずで、うつも一進一退。福岡に戻ったのは92年。おふくろが地上げ屋にだまされて、1億円の借金を負ったのがきっかけです。その後、おふくろは自殺してしまい、僕が借金の残りを抱えることになった。会社員の稼ぎじゃ返済は無理なので、経営コンサルタントとして起業したんです。※追記・最初は前職の延長で広告代理店でクライアントもらって起業。資産売却8700万円+自力返済1300万円でかぶった借金は弁済。

■人生が好転する兆しが見えたのはいつですか。

起業してからもうつはひどくて、心療内科に通いながら怪しげな宗教セミナーに出たこともありました。完全な転機は2002年、44歳の時ですね。僕の経営の師、竹田陽一さんと共著という形で出した本がベストセラーになったんです。自分の負け犬人生なんて、何の価値もないと思ってたのに、実は多くの経営者が同じような挫折に遭い、立ち直るための助けを求めていた。そんな彼らの心にストンと落ちるのは、天才経営者の言葉じゃない。経営が人生そのものである零細企業の社長や、独立・起業した事業主にとって、僕の失敗続きの人生は貴重な事例の宝庫だったんです。今では講演を年間100回はこなしますし、92年から始めた起業の勉強会も1000回を超えるまでになりました。

■独立を考える人たちに、仕事でうつにならないための助言を。

引きこもる前に人に会う。雑誌記事などで興味を引かれた人には、コンタクトを取る。とにかく本音で話せる人や、集まりを見つけること。各都道府県の中小企業家同友会なんかもお勧めですね。異業種交流会やセミナーをいくつも回って、自分に一番しっくりするところを探すのもいい。本もたくさん読めば、100冊に1冊はいいのが見つかる(笑)。何より、今までの自分の人生を無意味、無価値だと思わないこと。どんな人生にも、必ず逆転できる時が来る。その瞬間、すべての経験が価値あるものだったことに気づくんです。

取材・文 / 神戸 真  撮影 / 加納 拓也  構成 / 内田 丘子

以下より抜粋 http://entrenet.jp/contents/revenge/0003/index.html

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◆栢野のコラム

偶然、ネット検索「独立起業コンサル 福岡」で自分の記事を見つけた。これは2008年のアントレ記事。そうか。オレのキーワードの一つは「ウツ」経験だ。これは相当豊富。ビジネス系で。これで行くか。次の私小説は。どうすか?検討頂いてるPHP研究所の文芸書籍担当さまw

しかし、今、私は金はほぼないが、未来は明るい。なにせ、この1ヶ月で商業出版がいきなり3冊決まったのだ。もしかしたら4冊目も。いつから作家になったのだ。そうなんだよ。100年経っても残せるのは本しかないと気づいた。いや、50年か、30年か。30年後もアマゾン中古1円で残る。他は誰も知らない忘れ去られている。のが実態だ。まあ、別に死ねばいいんだが、死ねば終わりだが、普通の人は1年経てば、深い関係者以外には完全に忘れ去られる。そんなもんだよ人生は。稼いでも成功しても失敗しても夜逃げしても、別に誰も困ってない。悲しまない。「どうで死ぬ身の一踊り」。父親は強姦犯と知ってぐれて自らも犯罪者でサイテー人間でダメ人間ぶりを告白した私小説で芥川賞とったが芸能人気取りになったので読んでない西村賢太w

今日も相談者。うーん、やっぱ有料だと力が入る(友人知人は気軽に寄ってね。金はいらん)。が、言いたい放題で容赦無いのがいいね。わからんが。「いいんだよ。それで」とかクソ承認コーチングとかカウンセラーにはならないぞ。とくにかく一発で、本人も私も気づいてない、人生を変える答えを出したい。リピートさせない!が、人はそうは簡単に変わらない。たまに来ていいよ。でも、オレレベルは早く卒業せな。自分より上の人が集まる居心地悪い切磋琢磨系にあえて飛込み、そこもさっさと卒業するのだ。

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□前回の様子 http://bit.ly/11kRayc
□教材1万円以上購入者は無料 http://bit.ly/xEBlIn
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写真: ■第3回 「”うつ”との闘い」20年目の大逆転勝利 (アントレ2008年)

男の“うつ”の原因は、大半が仕事での挫折。
環境を変えることは、治療の第一歩でもあるんだ。

■今回のファイター(株)インタークロス 代表取締役
栢野 克己さん (49歳)福岡市中央区

福岡県生まれ。大学を卒業後、大手機械メーカーに入社するもノイローゼで退社。2社目の大手広告代理店は、正社員登用試験に落ち退社。3社目のリース会社でうつを発病、退社。上京し、怪しいベンチャー企業、無料職業相談業での起業、出版社と職を転々とする。92年、福岡に戻り広告代理店に就職し、同時にビジネス交流会「九州ベンチャー大学」を開設。95年、経営コンサルティング会社、インタークロス設立。以降、出版した著書『逆転バカ社長』『小さな会社★儲けのルール』が累計15万部のベストセラーとなり、今では年間100 回の講演をこなす。新著『弱者の戦略』も発売中。http://www.q-venture.com/

うつ病に苦しむ日本人は、実際に治療を受けている患者だけでも推定66万人以上(2005年/厚生労働省調べ)。最悪の場合、自ら命を絶つことにもなりかねないうつは、今や脅威である。この病について語ってもらうのに、栢野克己ほどふさわしい人物はいないだろう。何しろ彼は、新卒入社した年から20年以上、この内なる敵と闘ってきたのだから。

病の原点は、少年時代の家庭環境にまでさかのぼる。栢野は父が地元福岡の銀行役員というエリート一家に生まれた。そんな父に劣等感と反感を抱きながら、結局、彼自身も高学歴、そして一流企業での出世こそが人生の成功という偏差値至上主義に傾いていった。就職後も「自分はできる男」という根拠なき自信が彼を支配していた。が、社会はそんなに甘くない。たちまち仕事につまずき、うつとなる。転職を繰り返しても挫折はついて回り、うつも繰り返した。

しかし49歳の今、栢野は経営コンサルタントとして福岡では知る人ぞ知る存在だ。零細企業経営者や個人事業主の力強い応援団となった彼に、もはやうつの影はない。そこに至る波瀾万丈のストーリーを語ってくれた彼には、むしろ治りすぎ(?)の感すらあった。

■新卒で入った1部上場企業を、9カ月で退職したそうですね。

入社当初は、同期の連中を出身校の偏差値順にランキングして、 「将来社長になるのはオレだ」って本気で言ってました(笑)。ところが仕事はバイクショップへの営業。「何でこのオレが『中卒・高卒のバイク店のオヤジ』に頭を下げにゃいかんのか」と思ってしまう。今は価値観が違うけれど、当時はね。当然、成績は上がらない。たちまちノイローゼになって寮に引きこもり、12月には辞表を出していました。その後、アルバイトで入った大手広告代理店では、自信満々で受けた正社員登用試験に不合格。社内で泣いてしまうほど悔しかった。それで辞めました。

■プライドが許さなかった?

「もっと偏差値の高い会社に入って見返してやる!」と(笑)。そんな考えでIBM関連のリース会社を受けたら、合格。ところが皮肉なことに、今度は同僚のほうが偏差値も実力もはるかに高かったんです。ごまかしごまかしやってはきたものの、新人が下につくようになると、化けの皮がはがれて自滅。とうとう“うつ”になって。初めて神経科に行きましたが、怖かったですね。しかも最悪なことに、僕はその頃、社内恋愛の彼女と結婚を控えていた。自殺未遂寸前まで追い詰められた末に、結婚3カ月前に式場の予約を取り消し、会社も辞めました。そして一人、東京に逃げてきたんです。

■周囲に助けてくれる人は?

いません。というか、自分の弱みを他人にさらけ出すことができなかった。けれど、うつは回復に向かったんですよ。よく「うつになって仕事ができなくなった」っていうけど、それは逆ですね。特に男の場合、大半は仕事がうまくいかなくなってうつになる。僕は仕事を辞めたから、いったんは良くなった(笑)。でも、以降の人生も鳴かず飛ばずで、うつも一進一退。福岡に戻ったのは92年。おふくろが地上げ屋にだまされて、1億円の借金を負ったのがきっかけです。その後、おふくろは自殺してしまい、僕が借金の残りを抱えることになった。会社員の稼ぎじゃ返済は無理なので、経営コンサルタントとして起業したんです。※追記・最初は前職の延長で広告代理店でクライアントもらって起業。資産売却8700万円+自力返済1300万円でかぶった借金は弁済。

■人生が好転する兆しが見えたのはいつですか。

起業してからもうつはひどくて、心療内科に通いながら怪しげな宗教セミナーに出たこともありました。完全な転機は2002年、44歳の時ですね。僕の経営の師、竹田陽一さんと共著という形で出した本がベストセラーになったんです。自分の負け犬人生なんて、何の価値もないと思ってたのに、実は多くの経営者が同じような挫折に遭い、立ち直るための助けを求めていた。そんな彼らの心にストンと落ちるのは、天才経営者の言葉じゃない。経営が人生そのものである零細企業の社長や、独立・起業した事業主にとって、僕の失敗続きの人生は貴重な事例の宝庫だったんです。今では講演を年間100回はこなしますし、92年から始めた起業の勉強会も1000回を超えるまでになりました。

■独立を考える人たちに、仕事でうつにならないための助言を。

引きこもる前に人に会う。雑誌記事などで興味を引かれた人には、コンタクトを取る。とにかく本音で話せる人や、集まりを見つけること。各都道府県の中小企業家同友会なんかもお勧めですね。異業種交流会やセミナーをいくつも回って、自分に一番しっくりするところを探すのもいい。本もたくさん読めば、100冊に1冊はいいのが見つかる(笑)。何より、今までの自分の人生を無意味、無価値だと思わないこと。どんな人生にも、必ず逆転できる時が来る。その瞬間、すべての経験が価値あるものだったことに気づくんです。

取材・文 / 神戸 真  撮影 / 加納 拓也  構成 / 内田 丘子

以下より抜粋 http://entrenet.jp/contents/revenge/0003/index.html

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◆栢野のコラム

偶然、ネット検索「独立起業コンサル 福岡」で自分の記事を見つけた。これは2008年のアントレ記事。そうか。オレのキーワードの一つは「ウツ」経験だ。これは相当豊富。ビジネス系で。これで行くか。次の私小説は。どうすか?検討頂いてるPHP研究所の文芸書籍担当さまw

しかし、今、私は金はほぼないが、未来は明るい。なにせ、この1ヶ月で商業出版がいきなり3冊決まったのだ。もしかしたら4冊目も。いつから作家になったのだ。そうなんだよ。100年経っても残せるのは本しかないと気づいた。いや、50年か、30年か。30年後もアマゾン中古1円で残る。他は誰も知らない忘れ去られている。のが実態だ。まあ、別に死ねばいいんだが、死ねば終わりだが、普通の人は1年経てば、深い関係者以外には完全に忘れ去られる。そんなもんだよ人生は。稼いでも成功しても失敗しても夜逃げしても、別に誰も困ってない。悲しまない。「どうで死ぬ身の一踊り」。父親は強姦犯と知ってぐれて自らも犯罪者でサイテー人間でダメ人間ぶりを告白した私小説で芥川賞とったが芸能人気取りになったので読んでない西村賢太w

今日も相談者。うーん、やっぱ有料だと力が入る(友人知人は気軽に寄ってね。金はいらん)。が、言いたい放題で容赦無いのがいいね。わからんが。「いいんだよ。それで」とかクソ承認コーチングとかカウンセラーにはならないぞ。とくにかく一発で、本人も私も気づいてない、人生を変える答えを出したい。リピートさせない!が、人はそうは簡単に変わらない。たまに来ていいよ。でも、オレレベルは早く卒業せな。自分より上の人が集まる居心地悪い切磋琢磨系にあえて飛込み、そこもさっさと卒業するのだ。

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