「惜福」と「感謝」 | 天職起業で「人生は逆転できる!」講演家・作家

天職起業で「人生は逆転できる!」講演家・作家

創業・起業・小さな会社やお店の成功事例
ベストセラー16万部

11/5福岡・早朝サロン・無料・出入り自由

11月福岡・金沢・豊橋・明石・福岡・経営脳科学セミナー

11/17福岡「HIS創業+コンサル起業で成功」大野社長

成功事例 NEW11/3は8本注文!今年累計256本!ありがとうございます!


11月は前半は福岡オフィス +5冊目執筆+下旬にミャンマー

※気軽にオフィスへ来社下さい。スタバ豆コーヒー提供+雑談無料・お土産不要


12月は京都・大阪・新潟・豊橋・春日井・名古屋・宇都宮

飲食コンサルになる法+繁盛店ノウハウ NEW←サンプル動画をアップ

ライブ放送ユーストリーム中! 2万人突破! がんばれ社長!教材
最新ベンチャー大学の動画レポート   最新情報はメルマガ   ツイッター   動画Youtube


////////////////////////////////////////////////////////////////////////


昨日、旧知の経営者でホワイトデー創案者・博多の和洋菓子チェーン「石村萬盛堂」三代目・石村社長の講演に「惜福」という言葉が出てきて、これが一番腑に落ちた。何回も同じ様な意味の言葉は聞いているが・・・やはり「感謝」はイイね。で、ネット検索して出てきた一番わかりやすい説明抜粋文が以下。これがまた私の知り合いで静岡県三島の「にしはらグループ」西原さんが掲載 。スゴイ。


惜福(せきふく)の工夫



安岡正篤師の高弟といわれた、伊藤肇氏の「心に響く言葉」より…

文豪、幸田露伴は「幸福に遭う人を観ると、多くは惜福(せきふく)の工夫のある人だ」と、人生の英知を書き残しているが、あまりにも幸福すぎるときには、<待てよ!>と、その幸福を反省してみる必要がある。

かつて「今太閤」といわれた小林一三が山陰地方を旅行した時、偶然、古い友人に出会い、懐かしさのあまり、その宿を訪れた。

古い友人というのは、大阪で成功して巨万の富をつくり、事業もますます発展していたので、小林は「二号でもつれて遊びにきたんだろう」と思った。

ところが、女中の案内で通された部屋は、みすぼらしい六畳一間で、そこに友人と奥さんがぽつねんと座っている。聞けば、既に「二十日以上もここに滞在している」という。

「どうして、あなたほどの分限者が、こんな汚い部屋にいるのか」
ときくと、古い友人は答えた。

「自分たちは、いくら考えてみても、あまりに恵まれすぎている。無我夢中で働いているうちに運勢に恵まれて、このように何一つ不自由のない身分になったが、考えてみると、何だか恐ろしいみたいで、ひとつ厄払いをしようということで、毎年ここへきて一ヶ月間、この汚い部屋で厄を払っているのだ」

栄耀栄華を独り占めしないで、常に控えめにする工夫を日常生活の上でこらすと、周囲に嫉妬(やきもち)をやかれることもなく、愛され、敬(けい)されて、いっそう幸福になっていくのは人生の哲理でもある。


『十八史略の人物学』伊藤肇・プレジデント社より

今は、成功どころではなく、日々の生活に汲々(きゅうきゅう)としている人であってもこの惜福の工夫は必要だ。

自分が不幸だと思っている人は、何事に対しても感謝の念がない人だという。

どんなことにたいしても、「ありがたい」という感謝の気持があれば幸福感は感じられるものだ。

お金がなくても、「健康で生活できてありがたい」

病気になっても、「この程度ですんでありがたい」

「今、生きているだけでありがたい」と思えば、ほとんどのことに感謝できる。

この広い地球には、自分よりもっと大変な人が何万といる。歴史をさかのぼれば、その何十倍となる。

自分で、呼吸を止めてみるとわかるが、1分もしないうちに「息ができることのありがたさ」に気付くだろう。

惜福は、大きな成功や、幸福が訪れたからするのではなく、日々の生活に感謝する気持から生まれる。

幸福は、自分で独り占めしないで、人に分けること。そして、常に控えめがいい。それが、愛される人になるコツだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で、「惜福」する余裕がある身分になるには、感謝だけではなく、実利を実現する夢・目標目的情熱と、戦略戦術も必要。「夢戦感」