この日春場所13日目が開催されているエディオンアリーナ大阪に出勤した貴乃花親方は、「法律に詳しくないので弁護士の先生にお任せしていますが、私としてはすべてをゼロにして、一兵卒として出直して精進したい。今朝、お願いした。私の意思です」と話していました。
考えを転換したのは、8日目の18日、取組終了後の支度部屋で弟子の十両・貴公俊が付け人に暴行を働いた問題があるという。
貴乃花親方は、弟子の十両貴公俊が8日目に起こした付け人暴行騒動を挙げた。「将来のある身の弟子の不祥事。師匠の私の責任があると思います。貴公俊は20歳で将来のある身ですので、ぜひとも寛大な措置をお願いしたい」と述べ、29日の相撲協会理事会で協議される貴公俊への処分への配慮を見据えてのもので、告発状の訴えを取り下げる事になった。
柔軟な姿勢になって良かったと思うし、告発状がなくなれば、処分もその分だけは、軽くなると思うし、一兵卒として頑張って欲しいと思います。