青森紀行、最後の見学場所

平川市にある盛美園

あまりに美しくて

ずっと見ていたいくらいでした

 

こちらもお庭は津軽の

大石武学流の代表的な作庭です

建物は設計、施工とも地元の宮大工

西谷市助氏ですが

先にご紹介した堀江佐吉氏の下で

洋風建築も学んだ方だそうです

珍しい建物で

1階は純和風

2階は洋館になっています

2階は一般公開していないそうですが

ツアーなので2階見学つきでした

 

 

2階の左側の張り出したところが

お庭を眺めるためにあるお部屋で

すごく素敵な場所でした

 

こちらは、郷土の士族で資産家だった

清藤盛美さんが明治35年に

9年もかけてお庭作りをしたのだそうです

9年もの歳月をかけた理由には

お庭作りという仕事を糧にする人々の

ためでもあったそうです

 

 

1階です

細かな場所の素晴らしさ

調度品なども本当に素敵でした

お風呂、トイレも見学

 

 

2階です

階段を上ると洋館です

でも、襖絵や漆喰の装飾など

美しいものばかりです

 

 

こちらがお庭鑑賞のための

張り出された小さなお部屋

サンルームのようなガラス張りです

当時のガラスなので歪んで見えます

 

 

お庭です

左上がお屋敷が逆さまに水面に映った

逆さ盛美園

石灯籠は津軽独特の形だそうです

重要な石や見渡せる津軽平野

小さな滝

右下は樹齢400年のケヤキだそうです

確か初めの宮越家にも

樹齢300年のケヤキがあったような…

 

そしてこの場所

「借りぐらしのアリエッティ」の

モデルとなったそうです

 

 

 

 

本当に美しい建物とお庭でした

 

青森県、初めて訪れましたが

とても良い旅でした

実はこの旅で探していたものがあります

ひとつは郷土料理に使われる鶏卵という

あんの入ったお団子

もうひとつはねぶた燈籠

こちらは黒石市にお店があるようで

お土産屋さんに置いていないか

探しましたがどちらもありませんでした

 

ねぶた燈籠の方は

帰宅してからインスタのメッセージで

購入できることになり

もうすぐ届く予定です

作品が可愛くて選ぶのが大変でした

こちらまた後日、ご紹介します

 

 

帰りの新幹線で

郷土料理のお弁当をいただきました

イカとシメサバです

 

今回のツアーは

宮越家のステンドグラスを見たくて

見つけたものでしたが

驚きなことに28名参加のうち

半分の14人がひとり参加でした

 

 

 

ももちゃん、まおちゃん

お留守番、ありがとう

 

これで青森紀行を終わります

さいごまでよんでいただき

ありがとうございます😊