初めての青森までやって来ました

今回は、大好きなステンドグラス

それも、隠れていたかのように

2020年から公開されることになった

個人宅の作品です

 

宮越家は今もこの地にお暮らしで

その離れにある小川三知作のステンドグラスを

夏と秋の1か月余りを公開しています

小川三知氏は日本画から入った

ステンドグラス作家なので

普通のステンドグラスとは違う味わいの

お庭の植物や四季を映し出して

ガラスの向こうに映る景観を計算された

素晴らしい作品でした

 

 

まずはこちらです

その名も詩夢庵と名付けられた離れで

宮越正治氏が妻のイハ(いわ)さんの33歳のお誕生日に

プレゼントしたという、この話からして別世界❣️

 

この窓は四季が描かれていて

春の木蓮、夏の紫陽花、秋のハゼ

そして冬は外に積もる雪を表現した作品

 

 

お部屋には数々の調度品があります

 

 

こちらの丸窓のステンドグラスは

ガラスの厚さを変えて同じ青を

空と水で違う色を出していたり

ガラスの素材でさざなみを表したり

しているそうです

 

 

裏から見るとわかります

 

 

これは上がステンドグラスの窓で

下は地元のキルト作家さんがさしたキルト作品

こちらは博物館の方に展示されていましたが

他にも宮越家のステンドグラスを忠実にキルトにした

作品がありました

私としては、こちらもすごい作品だと感動してしまいました

 

 

上の画像が、外から見た詩夢庵のステンドグラス

下は蔵を木材で包んで厳しい風から守っているのだそうです

若干左側に白い蔵の壁が見えました

 

 

こちらの母屋で今もご生活されているそうです

 

 

 

秋にはイチョウやカエデが紅葉して

別の美しさがあるお庭だそうです

 

 

浴室のステンドグラスは

柳にカワセミがいるそうですが

保存を守るために入れませんでした

下が浴室の写真(のみ)

上は昔の家のトイレです

ドアの向こうは見られず

 

 

 

浴室の窓を外から見たところ

ちょっとだけカワセミが見えました

こんなお風呂に入れたら

ずーっと瞑想してしまいそうです

 

 

襖絵と欄間

 

 

左上はお庭の奥にある達磨堂

右下のケヤキは樹齢300年とか…

皆さん木に触れてパワーをもらっていました

(もちろん、許可があったので)

 

現在、重要文化財にするための

調査中なのだそうです

地元のボランティアのガイドさんが

解説と案内をしてくれました

 

今回はガイドツアーに1人で参加しました

久しぶりに旗について歩く旅行です

子供が生まれる前のドイツ以来かな

でも意外にも半数くらいが1人参加でした

 

さてこの後、斜陽館に向かいました

太宰治の生家です

 

続く…