土田麦僊 画集ミュージアム ⑤
曽祖父の土田麦僊の画集を携帯カメラで撮っています。
Part5は「三人の舞妓」(1919年)。
麦僊32歳の作品。
1916年にもタイトルが同じ「三人の舞妓」を描いていますが全く違う作品になっています。
この絵は、焼失していて今はありません。
構図をわざとまとまりの悪いものにして、それによって画面を広く見せたかったそうです。
生前に母が(麦僊の孫)、日本画を購入したら、蔵を一棟建てないといけないと言われているのよ、と話していたことを思い出しました。
もちろんものの例えで、どんどん蔵が建造された訳ではないとは思いますが、そのぐらい日本画の保存は難しいということなのでしょう。
見る側も心して作品に対峙するし、それがまた画家を育てるのかな、なんて想像します。
でも本当に作品の焼失は残念。
麦僊の作品はこれ以外にも焼失している作品があります。
美術品をお持ちの方は、ぜひぜひ愛おしんで大切になさってください🙏
相続で行方不明になる場合も多いそうです。
Bakusen Tsuchida Artbook Museum Part 5
My late great grandfather
Bakusen Tsuchida(1887-1936)
was a Japanese-style painter.
He had taken elements of Western painting into his own work.
I will be posting his painting from the art book.
The title of this work is “Three Geisha Girls”(1919)
This work was burned down and doesn’t exist now.