中学理科について思う事 | 伊藤 来のカヤックブログ ~波にゆられて旬を食す~

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今日は、秋の植え付けに向けて
畑を耕しています。

私は、まだまだ素人なので、
測定機械や道具を使って、
数値的に分析してます。












『面白いよなぁ…』

土を触ると、
多くの生き物たちが暮らしていて

バランスをとっている事に気付かされます。
その生き物たちは、竹チップや鶏糞などを
混ぜたり分解して養分にしてくれるんだけど、

その生き物たちが多くなりすぎると、
植物 畑の作物の成育を阻害してしまう。

でも、増やしたり減らしたりは、
まだ良いんだけど、無くしちゃダメ

バランスが大切なんですよね。

普段、中学生に勉強を教えてるんですが、
中学校の理科の最後で習う、

生態系のピラミッドで、
植物の事を『生産者』
動物の事を『消費者』
菌類や微生物の事を『分解者』というんですが、

中学生の時から、
私も単語 自体は暗記してましたが、
本当の意味で理解はしてなかったと思います。

自然のガイドをして、
畑を耕す中で、
生態系のサイクルも

本当の意味で、
すんなり染み込んでいっているのがわかります。

本当は、あそこって、中学校の理科(科学)の集大成で、

化学で習った二酸化炭素・窒素・酸素・水・有機物・無機物が、

生物で習った、
さまざまな植物(光合成・呼吸)にどう影響してて、
それを私たち動物が(クエン酸サイクルで)利用してエネルギー(ATP)に変えて生きていて、

地球の物理や地学で習った
天候(日光・雨・気温・気圧下、PV=nRTの環境下)で、
循環サイクル(菌類・細菌類の発酵まで)
に組み込まれているのかという所なんだと思うんです。
※少し高校分野も入ってます

地球・自然の恩恵やバランスの凄さを感じられ
そのサイクルの中で、自分の小ささを感じる
面白い所ですよね…

なんて、まだまだ、一部分でしかないかもしれませんが、
その一端をしみじみ感じています。

ただ、ふと中学生たちに意識を戻してみると、
その分野を習うときは、受験前で、
それどころじゃないんですよね…

本当に、もったいない。

なんて、思いながら地面を耕してながら、
せっせと働く地面の蟻やダンゴムシ達を眺めています。