前回の最後で、せっかくキレイに塗り上げたボディとウィンドウグラスを強引にはめ合わせたら、ボディが割れてしまったということを書きました。

 

ドアサッシのあたりに見事な割れ目ができました。ちなみに、前回の記事はこちら。

 

 

で、その後どうしたのかというと、初めにフジミのアフターサービスに頼んでスペアボディを取り寄せようとしましたが、HPで確認したら既にキットが売り切れになっていました(アルトツインカムとアルトターボ、アルトワークスの3in1キットとして販売)。次に考えたのが、どこでもいいから店頭在庫のキットを購入することでした。しかし、ある理由で二の足を踏んでいました。それは、今まで触れてこなかったのですが、キットを購入した時点で、Aピラーの裏側など本来強度が必要で充分な肉厚がなければいけない所にプラスチックが充分行き渡らなかったのか、極端に肉の薄い所があり、後でプラ板で補強してからでないと使えなかったということでした。

 

アメリカのエバーグリーン社製のプラシート。極薄で切り出しやすくプラモの補強に重宝。

 

日本代表。こっちも補強や改造によく使用してます。

 

 

もし、店頭で購入してもまたボディが成形不良じゃなぁ・・・。というのが不安の種でした。そこで考えたのが・・・、

 

ヤフオクで古いロットのアルトツインカムを探して、そいつのボディを使用すればええやん!

 

ってことで入手しました!

 

 

 

下の箱が今回落札した古いキットです。まだリサイクルマークがありません。

 

 

古いロットであることを示す証拠がこれ。金属パックの接着剤と完成品を車のダッシュボード等に飾るための(!)マジックテープ。

 

では、ボディの整形状態はいかがなものかと、チェックしてみましたら・・・

 

 

 

 

うーん、ピラーやドアサッシに充分にプラが行き渡っていないようです。あと、ゴムパッキンのモールドが極端に細くなっていたり。プラ板での補強作業は必須ですな。っていうか、フジミのアルト、かなり早い時点から成形不良が慢性化してたんじゃねぇか?

 

(さあ、仕事だ仕事。ってわけで次回へ続く)