おはようございます。

 

昨日のNY株式市場は4日ぶりに反発。利下げ期待の後退による直近の「長期金利高・株安」ムードを引き継いだ軟調スタート後、昼過ぎまでは37,200ドルを挟んで弱含む展開に。

 

しかし、アップルやマイクロソフトに対するアナリストの投資判断引き上げ、インドからの大型受注が明らかになったボーイングなどが相場を支え、引けにかけては堅調に推移。NYダウのテクニカルは10日線水準を回復し、目先の下押し懸念は緩和。

 

ナスダックは、24年度の増収見通しを発表したTSMCの決算も追い風に大幅反発。テスラを除く主要銘柄が軒並み上昇。

 

NYダウ 37,468ドル +201
ナスダック 15,055 +200
米10年債利回り 4.142% +0.038
為替 148.09円/ドル
NY原油 74.08 +1.52
日経先物 36,070円 +480

 

□ 本日の展望 : 買い優勢 ± 先物需給

 

米長期金利の上昇に伴うドル円高、ハイテク主導のNY株高の二重の追い風を受けて36,000円水準を回復した日経先物にサヤ寄せした堅調スタートへ。買い一巡後は週末リスクや来週の日銀会合を意識した利確売りが重石となりつつもしっかりとした推移が予想されます。想定コアレンジは35,700-36,150円。先物需給なりの乱高下も念頭に。

 

★ 本日の戦略 : 取捨選択にて体勢の建て直し!

 

テクニカル分析からは、目先の日経平均は(1)35,000円台半ばでの持ち合いによる日柄調整、(2)35,000円割れによる値幅調整のいずれかがメインシナリオ。来週の日銀会合が上値追いの‘建て前’として利用された場合の37,000円トライも期待されますが、あくまでもレアケースとして想定しておくのが賢明。

 

よって、本日の急反発局面はストレス玉の縮小による3割程度の余力確保を優先。特に中小型株全般に関しては「日経-アルファな株価動向、地合い悪化時の連鎖的投げ売りリスク」が警戒される状況に変わりはありませんので、寄り付き前に取捨選択と売買条件を決断・実行 → 日銀会合に絡めた相場付きの変化を確認しながら必要に応じて積極度を変化させるイメージで臨んでください。

 

【ウォッチ銘柄】

 

△ 7619 田中商事、6794 フォスター電機
昨夕触れたアセンテック(3565)などとともに材料絡みの割り切り対象でケア。

 

△ 6937 古河電池
日経新聞の「月面着陸へ国産技術結集」でピックアップされています。

 

本日前場の日経高が腰の入ったものか、下落トレンド中のアヤ戻しにすぎないかを確認しながら、次のステップに移行する予定です!

 

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それでは、本日もどうぞよろしくお願いいたします。