暖かくなって、水道水の水温も20℃を超えてきてる季節です。
最低気温もココ(関東南部)では、20℃そこそこといった感じ。

※以下は、私見です。
※ヒーターに関しての疑問などで、確かな情報を得たければ、メーカーに問い合わせるのが一番良いです。

このような季節になると、飼育書では"ヒーターを取り出しましょう"とか書いてあったりするのです。
そういう事は、止めておきましょう。ヒーターは年中入れておくべきものです。
恐らく電源は、ほとんど入らないようなら、サーモスタットのプラグを抜いておくという対応で宜しいかと。

夏場とはいえ、この梅雨期には、突然寒気がやってきて、室温が下がり釣られて水温まで下がるという事も稀にあります。皆無じゃないんです。
そういう時に、取り出していたヒーターをセットするというのは、どうも大変な作業になるのではと心配しているのです。
それと、ヒーターのパッキンが、乾いたり濡れたりするのも、個人的に好きじゃないんです。
入れっぱなしなら、ヒーターが必要か、そうでないのかと悩む必要もなくなります。

「どちらかにしておけ」

というタイプなんですね。
そういう性格なので、夏場でもサーモスタットの電源コードはコンセントに繋ぎっぱなし。
いつヒーターが必要になるか分からないので、年中その状態。

ヒーターが駄目になるという事は、平均使用期間2年だとしても、それくらいで漏電などはしないはずで、もしソレが発生したとしても、ヒーター内のヒューズが切れて、電気を止めてくれます。
サーモスタットにも安全回路が組んであるはず(無ければ手抜き)ですから、ヒーターが暴走して過電流が流れて、ヒーター側で電源が切れなくても、サーモ側で切れます。

年中ヒーターを水槽内に留めておく一番の目的は、防水パッキンの劣化を防ぐことです。
乾いたり、濡れたりを繰り返すと、パッキンが駄目になりやすいと聞いた事があります。ただ、これは風評みたいなものですから、信じるも信じないもユーザー次第。

心配なら、メーカーに問い合わせれば良いだけ。

二番目の目的は、春や秋などの。水槽周囲の気温が日毎に、極端に変化するからです。
ある程度一定に保たれている夏と違って、春秋は、気温の変化が激しく、ヒーターが必要だったり不要だったりするので、面倒だから沈めたままにする。これは、誰でもやってる事。

夏場になれば、ヒーターが不要になるのも、皆さん承知している事。寧ろ、冷却が必要になってきますよね。
ここは、手を抜いて、ヒーターはそのまま水槽内に置いといて、サーモスタットのプラグだけ抜いておく事にしましょうと言ってるだけ。
水中ヒーターは、水中で使われることを想定した製品
ですから、二年や三年くらい水中にあったからといって、漏電するようなものでもないし、過電流が流れればヒューズが切れて使い物にならなくなりますから大丈夫。万が一の事があっても"安全サイドに行くよう"になってるんですよ。

三番目は、せっかく創り上げたレイアウトが壊れるかもしれないという事。

ヒーター出さなきゃ良いんですよ。サーモスタットの電源切っときゃ良いんです。ヒーターが年中、水の中にある状態は、メーカーの想定内ですから、これくらいじゃ壊れません。

これやっちゃいけないもの。

  • 電源を入れたまま、水中に手を入れたる(感電の恐れあり)
  • 空気中で電源を入れちゃったりする(安全ヒューズが切れて使えなくなります)
  • 底砂の中に入れちゃったり(ヒーターが過熱してヒューズが切れ使い物にならなくなる)

魚の火傷が心配なら、ヒーターカバーを付けときゃいい。

 

以上、私見でした。