その後、LINE詐欺や乗っ取りじゃないかと考えていたのですが、ふと電話アプリを見ると留守電の通知がありました電話


私はその前日、台北出張の戻り日で留守電になっていたようでした。

そこには、懐かしのKさんの声で、『頼み事があるのでLINEします』

との事。


乗っ取りという淡い期待は消え去り、再びショックを受けましたタラー


その後別の共通の知り合いの元同僚に、

『Kさんと最近やり取りしてるかな?』

と聞いたところ、

元同僚は『縁をきったよ。実はお金を貸してそこからLINEも電話もブロックされているみたいで。

少しだけだから戻ってこなくても良いと思ってたけど裏切られて許せない気持ち』とネガティブ


時間をずらして貸してくれそうな人に連絡をしている様子です。


やはり、その場だけお金を工面しても何も解決をしないことは明白です。


私はこんな返信をしました。


『Kさんの状況が心配です。行政の方には相談に行きましたか? もし事情があって行きづらいなら、私でよければそちらに行って一緒にいきます』


すぐに既読になって


『夫が病気で働けなくなってお金が無くなり困っています。介護の問題ではないし行政に相談するのではなく、ただお金を貸して欲しいです。毎月返します。お願いします。』


『Kさんとのこれまでの関係を全部壊したくは無いので、お金のやり取りはしたくないです。これからの生活を立て直すような手助けはしたい。』


とかえすと、


『もういいです。さようなら』


と返信があり終わりましたショボーン


私の返信が適切だったのか分かりません。

ただ、こうなる前にもっと早く対処できなかったのか、相談できなかったのか、色々な事を考えさせられました。


Kさんは65歳まで44年間、誰もが知っている大手企業でお給料も良い正社員として働いていました。


仕事もきっちりしていてルールを守ることを大事にしてボランティア活動などもしていた方です。


今回の事で人にはつくづく色々な側面があるんだな、と考えさせられました。