こんばんは。
お下劣な話題となるので、覚悟の上ご高覧願いたい。
しかも画像付きやし…
台湾では多くのトイレで紙を流せない。
紙は備え付けのゴミ箱に捨てるのがルールなのだ。
こんなふうに。
この写真は以前足を運んだ夜市会場の簡易トイレ。
百貨店のトイレなどはフタ付きのゴミ箱が置いてあるし、
まあたいていは内側に折り、見えないようにしてあるのだが…
それはさておき。
幸いなことに、ホテルはウォシュレット付き。無論紙を流せる。
だから、ホテル以外では用足しをしないこととしている。
だが…
昨日の夕方、会社でどうしても我慢できなかった。
駆けこんだトイレ、トレペの横に貼り紙がある。
「詰まりやすいので紙を流さないで」
台湾語・日本語・英語でわかりやすく書いてあった。
しょうがない。
紙は畳んでゴミ箱へ。
無事用便を終わり、ロータンクの水洗レバーを捻ったところ。
そこには…
なんともおぞましき、黄土色の渦が…
「あちゃー!結構柔らかめのウンチだったのに~」
と呟きながら、大量の冷や汗が流れてくるのを感じた。
どうすんべ… 総務に駆け込むか…
いや、この時間だ。もう誰もおらんだろう…
それにこの状況を放置してココを離れるわけにはいかんべや?
で、よく見ると。
「な、なんと!少しずつ流れているではないか!」
その後、格闘すること約15分。
水位が下がったところで水洗。
詰まった排泄物が少しずつ逆流して再び黄土色の渦を
作ったかと思うと、また少しずつ流れていく。
あ~、トウモロコシだ。
あれは、ワカメか?
なんかアスパラのようでもあるなあ。
水流の刺激によって少しずつ攪拌され、小さくなっているのであろう。
構成物が分解されつつあるのだ。
4~5回流したであろうか。
それでもまだ完全解消とはいかない。
なんでこんなに小さな径のパイプにしたの~!
とやり場のない怒りに満ち溢れてくる。
ん? あ!
便器の横に、ゴム製のズッポンズッポンがあるではないか!
ご丁寧にブラシも。
だが、いま突っ込むのはおぞましいことこの上ない。
ゴムに残渣物がへばりつくであろうし、もし勢い余って
黄土色の水が飛散したらもっとたいへんなことになる。
で、さらに3~4回流し。
ようやく水が透明に近くなったところで、意を決することとした。
そう。
ズッポンズッポンを使ったのである。
そうして、ようやく完全解消!
透明な水が美しい水流を描きながら流れてくれたのである。
し、しかし…
もしまたこらえきれない腹痛に襲われたらどうすんべ?
社内のトイレはどこも大差ないはず。
とはいえ、近くにトイレを借りられそうな場所などない。
いやいや、冷静になれ!
ものは考えようだ。
同じトイレなら、ズッポンズッポンを使いどうにか自力で
窮地を脱することができるではないか!
やっぱ、何事も経験だわな。
それにしても、重ね重ね言いたい!
「もうちっと配管を太くしろい!」
まあ、本場中国よりはマシなんだろう。
ひどい所は「仕切りナシ」なんて話を聞いたことがあるし。
こんなことくらいで、台湾を嫌いになったりしないっす!