旦那のガンは希少ガンで

中高年のオッサンに好発。


ブログとかでまめに情報発信するオッサンて少ないんだろね…。


ガン治療って

ネット上にはあやしい情報もあふれていて

それもどーかと思うけど

いやいや、ほんまに少ない…旦那と同じがん患者さんの情報。

ってか ない…(´;ω;`)


先生を信じてお任せしてるんだけど

3ヶ月に1回の経過観察の間、

細かい不安なことがあるたびに

旦那とふたりで悶々とする。


だけど…


かく言う私も

つらくなるから

旦那の病状について情報発信はほぼしていない。


悩み事って

まっただ中にいる時って

なかなかヒトに言えない、私はね。


ツラいって言えば


私達夫婦にとって

ガン告知後、イチバンつらかったのは

告知の日の事務手続きだった。


抗がん剤も手術もつらかったはずの旦那も言う。

「あれはしんどかったなあ」って。


告知をされた日、

ガンだということはもうほぼわかっていたとは言え、

やっぱりショックで

うつむいて鼻をすする旦那の背中をさする私。

先生からの治療計画の話は

うまく頭に入ってこず、


全く心ここにあらずの旦那を見て


あ、すみません、

もう、一度説明してください、

と私は自分を奮い立たせた。


「少しでも早く治療に入りたいので

明後日から入院、抗がん剤を開始します。」

と先生がおっしゃり、


すぐに入院相談センターに向かうように指示され


ヨロヨロと階下に降りて

受付けする…


住所やら名前に始まり、

アレルギーの有無など

問診票的なやつに記入するも

うまく頭が回っていなくて

字もうまく書けない…。


旦那は無言で まるで役に立たない状態。


30分以上ふたりでボンヤリ廊下の椅子で待つ。


個室に呼ばれて中に入ると

「看護師の◯◯です」

と始まり、

書類にサイン。

「アレルギーはありますか?」とか

細々と質問される…。


さっき書いたことばっかやんけ…

ひと息つかせてや…

少し休ませてや…


ぼんやりイライラする…


「では、」と看護師が退室したかと思ったら

「薬剤師の◯◯です、」

と別のヒトが入室。


また書類にサイン。

「アレルギーはありますか?」

てアンタ!

どーなってんだ!

情報共有せえへんのか!


その次にご登場は

「管理栄養士の◯◯です、」て。

また書類にサイン。

「アレルギーはありますか?」


ねえわ、ねえよ!

どんだけおんなじこときいてくんねん…


合間に 急遽母を預ける準備をお願いしていたケアマネやらホームの相談員からも電話が入る。


旦那も一両日中の仕事の整理をせねばならず、

あちこちに電話をする。


もう終わるかと思ったら

「医療ソーシャルワーカーの◯◯です、」て。


頭かきむしったよ、ふたりで。


後日、仲良く?なった相談センターの男性看護師にその話をして

「あれは告知受けてすぐに耐えられるものじゃないですよ、」と言ったら


「貴重なご意見ありがとうございます。

ぜひその旨書いていただいて

投書箱にお入れください。」て…^^;


このクソみたいなアナログ作業、

6回の入院のたびに同じことが繰り返された。


わけわからん…


あれ、どーゆーことか誰か教えて…(¯―¯٥)


あれ、希少ガンとなんも関係ないわ、

すまんすまん、笑