4か月前までしていた母の在宅介護、


何が嫌だったって

やっぱりそりゃオシモの世話がイチバンやったけど…


なにかとトラブルの元になったのは 

お金のことだった。

 

物取られ妄想の時期は

泥棒が来るだのなんだのと

私も疑われていたし


ボケた老婆が

薄暗い部屋でうずくまって

お札を並べて数えている姿はゾッとしたし


毎日数えては

封筒に入れて金額を書き込む母が嫌だった。


見栄張って

行きもしない教会に何十万も寄付する母が嫌だった。


しょっちゅう「通帳を出せ」と言われて

預かっていた通帳を出させられて

定期やら普通預金やら調べて書き出せ、

と言われるのが嫌だった。


モノが壊れても

もったいない、とケチって買い替えるのを拒むくせに

健康食品の詐欺に引っかかったりもして


うんざりしていたし


病院に美容院、オムツにおやつや

チョロチョロと母に頼まれた日用品などを買いに行かねばならなかったが


そのたびに 

お金の計算ができなくて揉める原因になって

めんどくさかった。


それが今、

ホームからペラっと一枚送られてくる領収書だけで

全てが終了している。


毎月のヘアカット

病院の薬

予防接種

オムツ

もちろん食費も

毎月 ほぼ同じ金額で

わけのわからない出費もなければ

管理せねばならないうっとおしさからも開放された。


母とのやりとりも

手間もいっさいないから

揉めることもない。


なんて楽ちん

なんてありがたい


でも

今も買い物に行くと

ついつい 母の好きなお菓子などみつけると

買いそうになる。


こないだは

実際 母の好きなサクマのドロップと芋干しを買ってしまい

ホームに届けたが


「飴は喉に詰めたらいけないので お持ち帰りください」

と言われた。


あ〜、もうホントになんも世話せんでええんやなあ、とあらためて思う。


いや淋しくなんかないよ、

ひたすらありがたいだけ。


これで旦那の病がなかったらもうサイコーなのになあ…


昨日の検査で

白血球値は530

おいおい(´-﹏-`;)

相変わらずの下がりよう…


「来週もう1度血液検査して正常値に戻っていたら治療は終了ですよ、」

と先生に言われた。


あああ~

長かったよぉぉ…(:_;)

やっとここまできたよぉ!


その後は

1ヶ月後、3か月後、3か月後…だそう。


完治は難しいかもしれない。


寛解めざしてがんばろ、殿!


はぁ~………(^^)