今から30年ほど前、

母が精神疾患だと診断され


しばらくの間、

何が原因で

何をどうしてやったら治るのか、

心の病ってなんなんだ…


と荒れる母をみて 私もずいぶん悩んだ。


カウンセリングのうまい先生のところに行って

話をきいてもらうといいのかも、

と思ってあちこち評判をきいてみたりした。


でも 母の性格上、

過去を掘り起こしたらきっともっと落ち込むだろう、

沼にはまりこむような気がした。


その時、実際通っているという方に紹介してもらった病院があり、

嫌がる母を引っ張ってたずねたら


「くうさん、お母さんはね、脳の機能障害です。

ドーパミンが過剰で こうなるんですよ、

お薬で調節しましょうね、」

と先生に言われた。

ハラ痛でも治すようなおっしゃりよう…^^; 


なんかものすごく気持ちがスッとしたのを思い出す。


「心の病」とか「心が風邪引いた」などと 柔らかい表現をしてくれる方が

精神疾患を受け入れやすい、という人も多いだろうけれど


私は

「脳の機能障害」という説明が

すごくしっくりきて

納得できて

この先生にお任せしてみよう、と思えた。


そして去年から

通信制大学で心理学を学ぼうと思ったのもまた

理由は同じで


認知症になる脳のしくみを知りたかったし


感情や人格も

あやふやで情緒的な理解ではなく、

脳の問題として理解したかったから。


実際、心理学と出会ってから

母に対して

むやみにワケもなく怒りが湧くことが減ったと感じている。


いやいや、これほんと、

なかなか楽しい学問だわ、

と思って

今年はも少しつっこんで学ぼうと履修した科目、


うーん…



序章やこれ…


アホなので

本論が始まる前に

理解不能…


哲学か?これは。


だれか

咀嚼して私にレクチャーしておくんなさい…


今からすでにテストが不安…(;_;)