我が末娘が帰省したら
母は安心して喜んで落ち着くかと思いきや
「住む家はあるの?」
「お金で困ってるんでしょ?」

ホームレスにでもなっているようなことばかり言い、

コンビニに出かけただけでも
「Yちゃん、いなくなっちゃった!」

雨の中うろうろする。

末娘に頼んで
「お給料はもらってます」
「ボーナスも出ます」
「同僚も先輩も優しくしてくれます」
「大学の推薦で入社しました」
などと
会社名といっしょに書いてもらい、
母の部屋に貼ってもらった。

すると

喜ぶどころか

その紙を手に
一日中うろうろし始めた。

「こんないいことばっかり書いてあるけどね、
違うでしょ?」
「大学の推薦て、あの子そんなことある?」
だとさ。

しまいには
「あの子、字まちがえずにちゃんと書けてるね」
とか言い出す。

母が読みやすいように
ほぼひらがなで書いてくれたのに
「まちがえずに」…ってなんだおい…

また出た…
末娘はできそこない妄想…

「部屋に貼っときな!」
と言うが
ピラピラさせながら歩きまわる、
雨の中、庭に出る…

じっとしておられないのだ。

やっぱり
精神病薬、減らすの良くないんじゃないかな…

日に日に壊れていく母…

娘が昨日は東京へと戻っていき、
なんだかホッとした。

母のごちゃごちゃに
娘をまきこみたくない。
こんな実家のこと、考えさせたくない。

どしゃ降りだったけど…
旦那が
「どっか出かけよう!」
と言った。

豪雨の中、ちょいと遠目のスーパーに買い物に出かけた。

旦那「どこでもいいから家から出たかったからさ、」

私「うん、わかるよ、いっしょだわ」

旦那「もう少しだからさ、」

私「うん、わかるよ、」

旦那「しゃーないし」

私「うん、わかるよ、」

スタバでコーヒーをすする(泣)

コロナもあかんし
長雨もあかんし
人々は疲れているのだなあ…

sigh…(-_-)