亡き父のすすめで
母が教会で洗礼を受けたことを
ずいぶん前に書いたが

父は若い頃からのクリスチャンで
母のうつ病がひどくなった時に
教会に母を誘うようになり、
洗礼を受けたのを機に
聖書を母に送り、
開いたところに
「明日のことを思いわずろうことなかれ」
と父が書いたことを覚えている。

聖書からの一節…。

母にはピッタリの言葉のプレゼントだと思う。

以降、母は教会に通っていたが
3年前、転倒、骨折、手術で入院をし
認知症がすすんでからは
足が遠のいていた。

その間に
信頼していた牧師さんが、
若い牧師さんにあとを譲られた。

それからは
全く教会と関係のない生活を送っている母だが、
「牧師館を建てるから、」
と言われてウン十万出し、
「お元気ですか?」
と献金袋を手に、
数ヵ月に一度、ウチまで訪ねて来られる若い牧師さんに◯万円払い、

私からすると
その牧師さんが胡散臭くみえてならなかったが
母が納得して喜んで出すお金ならいいか、
黙っていた。

それに
教会に行かなくても
寝る前には必ず
お祈りしているし
繋がりを絶ちきるのもなあ、、、
と放置していた。

すると今日、
「牧師さんが電話してきてねえ、
みんなコロナで
ちっとも教会に来てくれないんですよ、
って寂しがってたわ、」
と母が言う。

「献金も何ヵ月分かあるから
取りに来るみたい、」
って…(;´д`)

「今度、牧師さんが結婚するから
ぜひ出席してください、って言うから
わかりました、行きます、って言っといた、
お祝いどうしよう?」
と言う……

母の手をにぎり
優しい言葉をかけてくださるのは
数ヵ月に一度やって来る集金の時だけだ。

前の牧師さんは
近くを通りかかったので、
とかブラッと立ち寄ってくださったし
電話で励ましてくださることもあった。

この時期、
教会の礼拝とはいえ、
高齢者が多人数で集まるのはどうかと思う。
そりゃ皆さん集まらないだろうと思う。

それで
お金集めに回ってらっしゃる?
とか思ってしまう。

結婚式なんて
おふたりでなさればいい。
おふたりで誓いをたててくださればいい。

ご祝儀が欲しいのかな?
と勘ぐってしまう。

そして母よ、
牧師さんの結婚式はお断りしようよ…(;´д`)
長時間の集中は無理だし
最近失敗の多いオシモの問題もあるし
身内の結婚式すら欠席してるじゃん…

ちゃんとした教会なんだけど…
なんかあの牧師さんになってから
ヤバい新興宗教みたいな空気漂う…

母の財布のヒモをしっかりしめとかないと…(;´д`)