今朝起きて
リビングにきてみると

旦那がソファーで
うつらうつら…

ダイニングテーブルには
帳簿や
領収書
レシートが広がっていた。

確定申告の時期は
いつもこう。

自営業の皆さん、
申告はお早めに笑

「夜中にばあちゃんが部屋に来たよ」
と旦那。

夜中にうちの中を徘徊するので
その時に
リビングの明かりにひかれて
やってきたらしい。

「なんかあったの?」
て言ったから
「申告の時期ですから」
と答えといたけど
今日きいても忘れてるだろな、
と旦那。
そりゃ忘れてるだろな

そもそも
その時点で
意識は朦朧としてるから。

「なんかあったの?」
これは 母の口ぐせだ。

そして
たいていは 何もない
何もないのはいいこと。

なのに

不満そうだ。

何もないと言うと
本当に?
と疑り深い目で
しつこくさぐる。

昔からそう。

本当に何かあった時は
はつらつと立ち回る。

本人に言わせると
「本当にもう!!!!」
であり、
本人は気づいていないが
嬉しそうなのだ。

母は
父親と幼い頃に死別し
女手ひとつで育てられた。

今とはちがい
「テテなし子」
と いじめられたりした
ときいた。

いつも寂しかった

いつもつらかった

そんな人生だったと言う。

でも
そういう状況の方が
元気になれて
ウキウキしている。

歪んでいる。

旦那は
「つらい中、頑張ってこられたんだから。」
と優しいが

私はいつも
この
「なんかあったの?」
とウキウキききにくる母に
辟易としている。

ボケてからは
的外れなことで
「なんかあったの?」
を連発。

もうウンザリ。