本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。
青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。
昨日(5/12)は、青森市で開催されるFP協会青森支部の会合に参加するため、電車移動いたしました。
その間、久々に読書したんです。
読んだのは下記です。
『経済評論家の父から息子への手紙 お金と人生の幸せについて』
著者:山崎元
2024年2月27日初版第1刷発行
2024年4月26日第6刷発行
発行所:株式会社Gakken
著者である山崎元先生は、経済評論家で著作も多数あるそうです―って書き方からして、大変申し訳ございませんが、先生のことは存じ上げておりませんでした。
ではなんで知ったかと書けば、下記のYouTubeで紹介されたからです。
リンク貼り付けいたします。
大学に入学されたご子息に向けて書かれたという体で書かれています(実際の文面も最後に掲載されております)。
ご子息に向けて言いたかったのは、「経済の不利な側に回って、企業に利益を吸われて効率悪い一生を送る」(まえがきより)より、新しい働き方をすべき。
新しい働き方とは、「株式と上手く関わって稼げ」(第一章 働き方・稼ぎ方より)ということ。
次の4つの方法があるとされています。
(1)自分で起業する
(2)早い段階で起業に参加する
(3)報酬の大きな部分を自社株ないし自社株のストックオプションで支払ってくれる会社で働く(外資系企業に多い)
(4)起業の初期段階で出資させてもらう
(第一章 働き方・稼ぎ方より)
もちろん、上記ような会社に入れない場合もございます。
その場合でも「株式と上手く関わることが重要となる」(第二章お金の増やし方と資本主義経済の仕組みより)。
ここでは触れませんが、その方法として、著者が考えるお金の運用方法が具体的に書かれております。
この本は、どちらかと書けば、若い方向けに書かれた本かと。
ですが、私の如き50代のおっさんでも、起業を考えていますし、お金の運用もしてますので、大いに参考となりました。
また、「労働者タイプAのみになることを全力で回避せよ」(第二章お金の増やし方と資本主義経済の仕組みより)と書かれていて、労働者タイプAとは:
・安定雇用と安定賃金を欲しがる「リスク」嫌いの労働者
・会社にが与える仕事
・相互に取り換え可能
(以上第二章お金の増やし方と資本主義経済の仕組みより)
この辺の話って、だいぶ前に読んだロバートキヨサキ著「金持ち父さん貧乏父さん」に通じるものがあると思いました。
ただし、「金持ち父さん貧乏父さん」の方は、あくまでも私の偏見ですが、観念的なのに対し、こちらは実質的な感じがしました。
それと、とってもとっても読みやすく、電車移動の間で読み終えました。
ですが、一部、理解できないところはありました(低成長でも、高成長でも、割引率が同じなら期待リターンは同じ―第二章お金の増やし方と資本主義経済の仕組みより―のところ)
理解できなかったところは、青森~八戸の電車の中で読み返したのですが、やはり理解できませんでした。
この辺はまた、私の不勉強さを痛感いたしましたところでございます💦
ただの労働者タイプAにならないためには、世の中の税制、制度を知っておく必要がございます。
それらを知るための基礎知識を得るのには、FP3級がうってつけだと考えております。
引き続き下記は募集しておりますので、ご興味がある方は下記のお問い合わせからお問い合わせください。