本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 先週(2024年1月28日)に、FP2級の試験がとり行われました。

 やや遅きに失しておりますが、問題をチェックしましたので、個人的な感想を述べさせていただきます。

 

★学科試験

 

 過去問からの出題が目立ったな~って思っております。

 この所感は、某大手専門学校も自校のHPにてそう述べているので、間違いないと思います。

 なので、勉強方法としては、相変わらず過去問重視でいいんでしょうが、下記が気になります。

※日本FP協会HPより抜粋(マークは筆者が付した)

 

 FP2級もCBT化が予定されております。

 そうなると、問題が持ち帰れなくなるかと思われます。

 だとしたら、年月が過ぎ去り、新制度やあるいは制度が改正されていくにつれて、過去問が減っていくということになります。

 

 教える身としては、この辺も考えておくべきかと。

 よって今回の試験は、なんかCBT化の予兆がないかどうかを念頭においてチェックしたんですが、結論は…

 

 特にありませんでした。

 

 ただちょっと思ったことがございますので、それは書かせていただきます。

 こんなん問題がでておりました。

※マークを付したのは筆者です。

 

 答えの適切なヤツは3です。

 これはいわゆる在職時改定ってヤツでして令和4年4月からのスタート。

 つまり、比較的新しい制度でして、これは今回初登場ではないでしょうか(違っていたらゴメンサナイ)。  

 

 この問題文、どっか出典があるかな~って思い一生懸命検索かけたんですが、みつかりませんでした。

 敢えて書くならなこれかな~。

※日本年金機構HPより抜粋。

 

 上記を要約すると~:

・老齢厚生年金の受給権者が、

・就労を継続しながら働く

・在職中であっても年金額を毎年10月分から改訂する制度

・対象となるのは65歳以上70歳未満の老齢厚生年金受給者

 

 これくらいを把握しておけば、解けた問題かな~って思っております。

 

 CBT化スタート後は、新制度や制度改正について、こういった感じで要約して覚えていくのが宜しいかと、今のところ考えております。

 あとは、自分で実際に受けにいくしかないか~。

 

 みなみに学科試験は冒頭に記した通り、過去問が目立っていたように見受けられたので、合格率は前回(2023年9月、53.5%)よりもちょっと上がるんじゃないでしょうか。

 

★実技試験(日本FP協会)

 

 これも定番な問題が多かったような…。

 なのでまず思ったのは、合格率は前回(52%)より上がるんではと思っております。

 学科の方は、「じゃないでしょうか」と弱気なんですが、実技の方はちょっと強気予想です。

 何故ならば、前回の合格率52%は2021年5月試験から見て、一番低かったからです。

 

 あともう一つ是非書きたいことがございます。

 先ずは問題文をご覧ください。

 これですね~答えは全部バツなんですびっくりマーク

 

 受検を考えられている方、全部バツはなかろうとの理由で、どっかを〇にしないよう平にお願い申し上げます。

 

 ただし、(ウ)はかなりのひっかけですよね。

 役員で勤続年数5年以下の人は×1/2がないですよね。

 さらに、役員じゃなくとも勤続年数5年以下の人も、退職所得控除額を差し引いた額のうち300万円を超える部分には×1/2がありません。

 

 (ア)、(イ)、(エ)がバツだと確信していたら、さすがに全部バツはなかろうと、これは引っかけられそうです😢。

 

 最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございます。