本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 またまたFP2級の取得サポートの業務についております。

 

 この前、金融分野でGDPが出てきました。

 これについて教科書的に書くと下記の通りですよね。

 

『GDPとは、一定期間内に国内の経済活動によって生み出された付加価値の総額をいう。たとえば、ある企業が500の材料を使って1000円の製品を作り出したとすると、差引500円の儲け(付加価値)を生み出したということになるウンヌンカンヌン…』

 

 これはまあ、文字通りなので、説明はし易いかと。

 

 ですが、次がちょっと…。

 

『生み出された付加価値は、必ず誰かに利用されるか在庫として残る。したがって、生産支出は等しくなり、さらに分配される「生産=支出=分配」という等式が成り立つ。このことを「三面等価の原則」というびっくりマーク

 

 いやいや、なんかいきなり論理の飛躍って気がしませんか?

 なんで生産と支出が等しくなるのならば、分配も等しくなるのかサッパリはてなマーク

 

 理屈はどうあれこのまま覚えてしまえば、ぶっちゃけ試験的にはなんら問題ないかと思います。

 

 ですが、それじゃあにべもないのでこんなん作ってみました。

 

 生産の付加価値というのは、原料を仕入して加工したりドーノコーノして、販売したら、完成品からコストを除いた部分ってことになりますよね。

 ですが、その原料にも当然、同じように付加価値が生じているので、その分もプラスしなければなりません(上記図ではコストが発生せず、付加価値のみとしました)。

 

 その合計が生産面から見たGDP。

 

 それを消費者が購入したとしたら、すなわち最終消費ということになります。

 上記では算出されたモノが余さずすべて買い取られたということにしています。

 

 これが支出面から見たGDP。

 

 企業がモノを売ることによって得た付加価値は、役員・従業員に報酬という形で分配されます。

 上記では、それがすべて報酬として支払われたということにしました(その報酬によってモノを買ったという感じです)。

 

 それが分配面から見たGDP。

 

 本来は売れ残って在庫が発生したり、はたまた国が絡んできて、税金を取ったり公共投資をしたり、輸入とは輸出とか色々あるんですが、チョー単純化すれば、上記理解でよろしんじゃないでしょうか?

 

 なんかおかしいところがあったら、ご指摘くだされば幸いですm(__)m

 

 上記の通りまとめてみたら、やっぱ経済ってグルグルグルと循環してんだな~ということと、景気とはなるほど需要と供給によって変動するんだな~って改めて思いました。

 

 最期までお読みいただき、本当に感謝です!