本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 訳あって、当面の間、キャッシュレス生活することにしました。

(そのメリデメを検証するためだけなので当面の間です。むろん、便利だったらずっとやりますけど。)

 

 先ずはキャッシュレス決済とはをゴクゴク簡単に!

 以下の通りです。

 これは、経済産業省の商務・サービスグループキャッシュレス推進室が出した資料からの抜粋で、その名はズバリ『キャッシュレス決済の”いろは”』。

(この省庁の部署名のこと、覚えておいていただければと…)

 

 私は元々、Suicaとクレカ一体となったカードと、携帯代や公共料金を支払っていて、家族とポイント使用を共用できるファミリーカードを所持していて、それぞれほどほどに使ってはいたんです。

 

 ですが、スマホ決済はやっていなかったので、先ほどPayPayをインストールしまして、セブンのATMで、当面使いそうな分だけチャージしてきました(キャッシュレス生活は期間限定になるかもしれないので、銀行口座との紐付けはまだいいかなーと思っております)。

 

 ちょっと前までは、わが青森県ではキャッシュレス生活は難しかったんです。

 ですがだいぶ変わりましたね。

 

 たまにバスに乗るんですが、八戸ではハチカという電子マネー(ICカード)決済ができるようになり、しかもSuicaと相互利用ができるので、クレカからチャージすれば、別に現金をおろして入金しなくともすみます。

 

 青森県人の方はご存知かと思いますが、八戸青森市間にある、みちのく有料道路ってのが、未だに有人の現金決済のみなんです。

 それもどうやら今年(2023年)12月にはやっとETC化される模様です。

 まあ、キャッシュレス生活宣言した私は、それまでは下道を通りますけど💦 

 

 私、どこに引っ越そうが、床屋はなるべく近所にある個人経営のところに行くようにしているんです。

 全国チェーンの低価格カットに比べれば、だいぶ割高ですが、近所の情報を得るのに最適ですから。

 今通っているところも近所の個人経営で、現金決済をしてたんですが、ありがたいことにマルチキャッシュレス決済の端末を導入していたので、問題なし!

 あとは、よく使うランドリーがクレカが使えなく、PayPayのみだったので、それで今回同決済も採用って運びになりました。

 

 これでキャッシュレス決済生活大丈夫!

 

 なんですけど、ちょっと寂しい面もあります。

 

 地方では、野菜とか果物の産直のお店が多いんです。

 代表的なのは道の駅で、そこではクレカ等のキャッシュレス決済はできます。

 ですが、農家の方がビニールハウスでやっている、まさしく本当の産直ではさすがにないですよね。

 

 だってレジとかないんですから!

 

 先々月も南部町にある新しいところを見つけて、野菜、果物の他に手作りジャムとかもあって買ったら美味しかったんですが…キャッシュレス生活している限りはもう行けない😢

 

 しかしながら、そうったところも将来的にはキャッシュレス決済を導入してくれるかもしれません。 

 だって、以下の如しですから!!!

 これは、冒頭で記載した「経済産業省商務・サービスグループキャッシュレス推進室」が出した資料でして、こちらの名は『キャシュレス更なる普及促進に向けた方向性』(2022年9月28日)。

 

 つまりお国が推し進めているということですね。

 

 その理由はやはり日本は少子による人手不足が見込まれるから。

 それはその通りでしょうが、もう一つお忘れのような…。

 

 それは高齢化の方。

 

 マイナンバーカード、任意、任意、任意!と言いつつ結局、なし崩し的に申請せざるを得ないようになったように思えます(あくまで個人的見解です)。

 キャッシュレス決済もそんな感じで追い込まれて行くんでしょうか?

 

 例えば、ドコモのガラケーを使っている➡2026年3/31で終了➡ラクラクホンに替えさせられる➡ラクラクホンでもQR決済できまっせ。

 

 もう一つ、2023年2月21日報道によれば、クレジットカード大手のJCBは3月に、災害時の利用を想定して、マイナンバーカードを使ったタッチ決済の実証実験を始めるそうです。

 

 もしかしたら、将来的にこんな感じになるかもしれません。

 

「クレカ持ってません」

「マイナンバーカードは持っていますか?」

「はい…」

「それって、クレカと一体化できるんですよ~」

「………」

 

 そこまで来たら、かのビニールハウスの産直店でもキャッシュレス決済できるようになるかもしれません。

 

 ですが、やはりご高齢の方々に慣れ親しんだ現金決済をやめさせるのは、感情的にどうなのだろうと思っております。

 

 あと町内会の会費徴収についてもそうですね。

 

 今後、キャッシュレス決済化を検討せざるを得なくなるんでしょうが、戸別訪問での集金は、あれはあれで安否確認等等でメリットあるように思っております。

 ですが、普段から現金を持っていないことにより、町内会加入を拒絶するというケースも出て来るかもしれません。

 

 町内会加入については、近所にどのような人が住んでいる、または自分がどのような人かを伝えるという面で必要ですし、災害時には町内会が対応窓口になるので、その意味からしても加入した方がいいかと考えます。

 

 もしかしたら、将来的には会員を二分化した方がいいかも知れません。

 すなわち、A会員とD会員。

 Aは従来の個別訪問集金型のアナログ会員です。

 Dはデジタルでもデジタルトランスフォーメーションどっちでもいいですが、町内会費はキャッシュレス決済、回覧板はアプリってな感じで。

 

 いずれにしろ、キャッシュレス決済は便利で人手不足解消の為にも必要かと思いますが、現金主義の方にも配慮した形で推し進めていただいた方がいいように思います。

 

 最期までお読みいただき、本当に感謝です!