本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 突然ですが皆さま、水道代っていくらぐらいかかっているでしょうか?

 総務省統計局が実施している家計調査・家計収支編の2021年次版に、こんな調査結果がありました。

 

 ホントは県別でもあるんですけど、表が長ーくなるので、地方別にしました。

 では、我が家はどうなのかと計算してみたら、 一カ月平均¥4,957だったので、全国平均&東北地方平均を下回っております。

 

(但し、但し、但し!上記調査結果は上下水道代です。ウチは都会の方は信じられないかもしれませんが、下水を引いていないんです。すなわち下水代を払っていません。その代わり、浄化槽の維持管理代が発生していて、それを含めたら…これについてはいつか検証する所存です。)

 

 かつて東京から八戸に引っ越してきた際、「水道代なんか高いな~」と感じておりました。

 八戸市の水道料金は具体的にはこうなります。

 で、計算方法がちょっと面倒くさいんですね。

 ですが、八戸市のHPで分かりやすく説明してくれています。

 

  で、で、で、東京23区の水道料金と計算例だとこうなります。 

 

 

 つまり、同じ条件(経口20mm、2カ月の使用量21㎥)でもですね~。

 

八戸市2カ月で4,467円

東京23区2カ月で2,956円

 

 年間にすると、9,066円も違うってことですね。

 

(あくまで水道料金だけみた計算です。東京ですと、プラス下水道代取られている筈ですし、八戸ですと、下水道引いているところと引いていないところがあって、引いていないとこは浄化槽の管理維持代が発生しております。)

 

 水道料金の違いは、その自治体の財政規模や人口などなどに影響されているようです。

 

 ちなみに、日本で一番水道料金が高いところは、実は日本で一番財政が悪いところでもあって、そちらで同じ条件(経口20mm、2カ月の使用量21㎥)で計算してみたら、なんと2カ月で6,695円でした。

 

 また、宮城県においては、ちょうど今月(2022年4月)1日より、上下水道と工業用水の計9事業について、民間企業による運営がスタートしております。

 これは全国初の取り組みだそうで、これがうまくいっているとみなされると、全国で水道事業民営化!って流れが広まっちゃう可能性はあります。

 

 ですが、あくまで個人的な意見ですが…。

 

 最近、新電力の事業停止が相次ぎ、そこから供給を受けていたところが、大手電力会社に契約変更しようとしても、受け入れできないケースが発生しております。

(2022年4月14日マスコミ各社報道:大手電力4社、新規法人契約を事実上ストップ 燃料高騰で赤字懸念)

 

 つまり、水道民営化後、何らかの事由でそこが事業停止しちゃったら、他に供給を求めても拒否されちゃうってことはないのでしょうか?

 

 無論、その辺も対策されているでしょうが、何しろ最近、想定外のことが多いので…。

 

 以前、地方移住ご検討の方は、プロパンガス料金に注意してくださいねって書かせていただきました。

 ついでに水道料金とその運営状況についても気を付けた方がいいですねこれは。

 

 ちなみのちなみに、地方においては、地下水をくみ上げていて、水道料金が発生していませんってお家は結構、ございます。

 ですが、どうしても衛生面で難があるってことと、大きい地震の後、止まっちゃうというリスクがありますのでご注意を!

 

 以下は蛇足ですので、お忙しい方は飛ばしもらっても結構ですよ。

 

 なんで今回、水道料金について調べようかと思ったのか?

 実は我が家では、お茶用その他でペットボトルの天然水を買っております。

 これにはワケがございます。

 

 私、生まれも育ちも青森県青森市でして、実家の水道水は横内浄水場ということこから来ております。

 そこの水道水ってめちゃくちゃ美味しんです!

 青森市のHPにはこう記されております。

 

『この横内川を水源として水づくりを行う横内浄水場の水道水は、昭和59年に厚生省(現厚生労働省)の「おいしい水研究会」が行った利き水会で「おいしい」と答えた人が最も多く「日本一おいしい水」と称されました。』

 

 私がこのことに気が付いたのは、進学で上京した際、水道水を飲んでみて、「うっ!マズイ」って思ったからです。

 

 その後、八戸に越してきて、水道水を飲んだ時は「う~ん、イマイチ…」。

 なので、しばらくは八甲田山の麓にある湧き水を汲めるところに行き、水を20リットルのタンクに入れて持って帰り、お茶とかに使用してたんです。

 しかしながら、タンクの蛇口の劣化によって、計3回ほど床が水浸しになる事故が発生したことから、水汲みはやめるにいたりました。

 

 それでペットボトルの天然水を買うようになったんです。

 ですが、これってやっぱ環境によくないですよね。

 

 これについてはまったく詳しくはないのですが、環境省作成の資料をほんのちょっとだけ見てみたら、こんなのが載っていました。

 

 う~ん、やっぱよくわかりません💦。

 とにかく、ペットボトルは環境にはよくないってことかと!

 

 ですが、今現在、ウチで買っているペットボトルの天然水って安いんです。

 すなわち1リットルあたり31.5円。

 

 別に怪しいところではなく、誰でも知っている大手量販店のPB品です。

 私はかつて、こちらのPBブランドのある商品を手掛けたことがあって、色々と規制があるのを知っています。

 なので、品質は信用していいと考えております。

 

 サーバー無料レンタルの宅配水も調べたんですが、このペットボトルの方が安いんですね(但し、買いにいくという手間とガソリン代はかかります)。

(それと思うに、このペットボトル天然水の価格は、いわゆる政策的価格かと思われます。つまり、集客を目的とした採算度外視品です。会社の方針変更や担当部長の交代などで、なくなる可能性はありますね。)

 

 水道料金の単位は立法メートル(㎥)です。

 1立方メートルは1,000リットル。

 ということは、八戸の場合の2カ月使用量21㎥4,467円ですと、1リットルあたり約0.21円。

 東京23区だと、1リットルあたり約0.14円。

 日本で一番高いところでも、約0.32円。

 

 水道料金の方が断然安いんです。

 これを活用しつつ、環境問題にも対応する。

 

 という訳で、浄水器の購入を検討することにしました。

 そのコスト計算はこんな感じです。

 

 ペット購入をやめた場合のコストダウン、そこに水道水が増える場合のコストUP、さらに機器購入したコストとそれを5年使用した場合と10年使用した場合の年間コスト、設置費用を概算で2万円計上、さらにはフィルターの年間コスト…。

 

 蛇口につけるタイプが一番割安なんですが、ウチの蛇口は素人目に見ても装着できないタイプですし、割安な分、性能もちょっと心配です。

 

 色々と調べた結果、某大手メーカーのアンダーシンクタイプだと、ほぼほぼ今のコスト(ペットボトルを買い続ける)と変わらない感じになりました(しかも邪魔にならない!)。

 ペットボトルを捨てる時、専用のゴミ袋があるところは、そのコストも加味すべきかと。

 ですが、八戸では可燃ごみと燃やせないゴミは専用袋で、空き缶とペットなどのリサイクルゴミには専用袋がないんです(だからこの分のコストは見ておりません)。

 

 あとは、浄水とフツー水と切り替えができるタイプでしたら、フィルター交換の時期が先送り出来る筈で、その操作性も含めてもうちょっと調べてから購入に踏み切るつもりです。

 

 決まったら、またお知らせできたらと考えております。 

 

 最後までお読みいただきましたこと深く感謝申し上げます。