本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 家で作った唐揚げっておいしいですよね。

 ふと思ったのですが、アレってコストはどれくらいかかっているんでしょうか?

 そう思ったので計算してみます。

 

 例えば、こんなレシピがあったとします。

  これをコスト計算してみますと~

 調理料はネットで計算してでてきたのをチョイスしたのでテキトーです。

 それと、電気及びガスの費用は考慮しておりません。

 みなみにこのレシピですと、そんなに衣が厚くならないと思います。

 

 要するに、この場合ですとスーパーのお惣菜などで、100g141円以下の唐揚げがあれば、そっちを買った方がお得となります。

 

 ですが、さらに考慮していただきたいのは、これですね。

 上記例の会社員の方が、さきほどの唐揚げを作るのに30分かかったとします。

 30分残業して得られるのが781.5円ということは、唐揚げのコストにこれを入れ込まなければなりません。

 

 すなわちこうなります。

 

唐揚げのコスト382円+あなた様の30分の仕事の価値781.5円=1163.5円

唐揚げの出来上がりが270gだとすると、100gあたり430.9円!

 

 つまりこの場合、どう考えても買った方が安いってことになりますね。

 

 これって、経済学でいうところの比較優位、絶対優位の考え方に近いかと。

 

 総菜の購入を控えて家で作るのを増やそうかな~とお考えの方は、はたしてそれは本当にお得なのかどうかを見極められた方がいいかと存じます。

 

 無論、家で作った場合、子供や配偶者と過ごす時間が増える訳で、その価値は金額では測れません。

 

 また、収入を増やしたいし、尚且つ支出も減らしたいのであれば、残業するし家で唐揚げ作るでもいいし、お子様とかと過ごす時間を増やしたいのであれば、残業せずにサッサと帰って家で作るのがいいし、キャリアUPを目指してガンガン残業するから、子供と配偶者はどっかで勝手に食べてね~でもいいかと。

 

 この辺はライフステージに合わせてご判断されればいいんじゃないでしょうか。

 

 以下蛇足なので、お忙しい方は飛ばしてください。

 

 もしも、先ほどのレシピで、出来上がりが270gじゃなくて300gになったら、コストはもっとダウンします。

 すなわち、300g=382円。

 イコール、100gあたり127.3円

 

 上の方に、「このレシピですと、そんなに衣が厚くならないと思います」と書きました。

 

 例えば、水溶きタイプの衣ですと、結着がよくなって、出来上がり重量が増えます。

 出来上がりが300gどころじゃなくて、400gとかになるかもしれません。

 但し、この場合衣が厚くなって、なんか衣食っているみたいだな~ってなるかもしれません。

 質よりも量を重視したい方は、水溶きタイプで唐揚げを!

 この時、衣への加水を増やせば、その分コストはダウンします(水のコストが安いからです)。

 ですが、ある一定の加水によって肉への結着が増えるのは間違いないのですが、一定の量を超えると、今度は逆に肉へのくっつきが悪くなって、返って出来上がりの量が減ることもあるんでご注意を!

 

 最後までお読みいただきましたこと深く感謝申し上げます。