本ブロクをお開きいただきまして、本当にありがとうございます。

 青森県青森生まれ、八戸在住の独立系ファイナンシャルプランナーのヒデです。

 

 最近(2022年2月後半~3月上旬)、経済ニュースや投資系ユーチューバーの方々が、「リセッション」というワードを言い始めるようになりました。

 

 リセッションとは、景気が谷底に向かっていく流れが始まることです(私は最近、この言葉を知りました💦)。
 

 もしかしたら物価上昇しながらお給料は増えない、最悪は減っちゃうという状況になるかもしれません(これはスタグフレーションですよね)。

 

 今の内から家計の点検アンド見直しされること強くおすすめいたします。

 

 その為に一番いいのは、キャッシュフロー表の作成でしょう。

 こんな感じです。

 

 日本FP協会のHP内に『わたしたちのくらしとお金』というコーナーがあって、上記の書式のダウンロードや作成に役立つ情報が載っているので参考にしてください(上記は私が作成したもので、ダウンロードできるのはあくまでも書式だけです)。 

 

 

 ですが、これ(キャッシュフロー表)を作成するのって、結構な手間と時間がかかります。

 ですので、簡易的にメモ紙に手書きでパパパパと作るのでもいいんじゃないかと考えます。

 

 こんな感じです(パパパパって書いたので汚くてゴメンナサイ)。

 ちょうど今は3月なので、3月末を基準としました。

 家計簿をつけているというのが前提でして、その一年分をまとめたって感じです。

 

 要するにこれを先に延ばすってことです。

 もちろん、お子様の就職やご自身の退職年までやった方がベストなんですが、もの凄ーく時間がかかるので5年程度でもいいかと考えます。 

 

 大抵の会社って中期経営計画ってのを作成しています。

 それって大抵、5年なんですね。

 昔歴史の授業で「5カ年計画」とかって聞いたことあるかもしれません。

 5年ぐらいのスパンが先が見えやすいし、期間中の計画達成のモチベーションが維持できるってことでしょうか?

 

 いずれにしろ、ただ5年先まで延ばすだけではあまり意味がありません。

 今のネガティブな状況を鑑みて下記を見込みます。

 

・物価上昇で毎年2%ずつ生活費UP!ガーン

・ボーナスカットand残業減で毎年手取り20万ずつ減😢

 

 そうするとこうなります(やっぱ汚くてゴメンナサイ)。

 

 もちろん、生活費の上昇率と収入の増減は皆さまで決めていただけばいいかと。

 

 一方が個人事業主で手取り収入が見通せないって方は、空欄でもいいでしょう。

 その場合、逆に自分がいくら稼げばいいかが見えてきますよね照れ

 

(ですが、どんな状況でも見通しはたてられるようになった方がいいです。さもないと、法人化していつか上場した時に困りますよチュー

 

 名前とかは書かない方がいいですよね。

 破って捨てたとしても、再生されたら個人情報が漏洩してしまいますので。

 ちなみにこの紙は、私が簿記3級を勉強していた時にネットから入手した模擬試験の裏紙です。

 

 で、上記の場合、2026年に収支が赤字になるってことです(逆に考えれば、毎年20万円減っていっても2025年3月末までは収支プラスという見方もできます)。

 

 対応として、今から生活費を3%カットすることにします。

 それを可視化してどっかに張っておいて家族で情報を共有してもいいかもしれません。

 

 例えばこんな感じです。

 この場合ですと、なにも毎年3%減を達成しなくとも赤字化は防げます。

 つまり、これをやっておけば、早めに対処できるということです。

 

 これぞ家計における中期経営計画!

 追い込まれるとどうしても厳しいノルマが課されてしまうので、今の内から先を見据えた方がよろしいかと。

 

 最後までお読みいただきましたこと深く感謝申し上げます。