本ブログをお開きいただき誠に感謝申し上げます。
いつも御覧になって頂いている方にも心より感謝申し上げます。
私は相変わらず6月のCFP資格試験に向けて熱烈勉強中であります。
なので今回も息抜きをさせていただきたく、私が好きな漢文を一つ
紹介させていただきます。
いきなり書かせていただきます。
日出而作、日入而息。
鑿井而飲、耕田而食。
帝力于我、何有哉!
意味わからないですよね、ゴメンナサイ🙇
意味は以下の通りです(独訳です。)
『日が昇れば家を出て働き、日が沈めば家に帰って休む。
私が飲むのは自分で掘った井戸の水で、食べるのは自分で耕した田から得た食べ物です。
これって帝の力量とは、何の関係もないですよね。』
4000年も前の中国での話です。
ある日、あるところで、50歳ぐらいの人が、道端で「撃壤」をしていました。
撃壤とは、靴の形をした木製の道具を投げ、それに当て合うというゲームです。
それを観戦していた人が言いました。
「すんばらしい!(こんなゲームをしていられるほど平和なのは)堯(ギョウ)帝の恩徳のお陰だ~」
すると、ゲームをしていた50歳ぐらいの人が、「日出而作~」と返したというお話です。
堯(ギョウ)帝とは、当時の君主の名で、人民の為に尽くしたことで有名です。
そんな人に対して先ほどの人は、
「私は誰にも頼らず自分でやっていけてますのでお構いなく」
って感じですかね。
私がサラーリマンをしていた頃、(確か10年くらい前に)ある会社で若くして役員になった方がこう言っておられました。
「もし収入が安定するのであれば、農業をやりたい」
私は即座に思いました。
(あーこの人でも相当なストレス感じているんだな~)
やはり国に頼らず、組織に縛られず、誰にも忖度せずに生きたいです
よね~。
画像は泥人形です(中国で買ったのですが、いつどこでかは覚えておりません。)
三国志の登場人物です。
左から劉備、関羽、張飛、諸葛亮です。
ちなみに、劉備の場合、劉が姓で名が備、字が玄徳です。
儒教社会において、父の権力は絶対であり、その父からもらった名は軽々しく口にできない―という考え方から、通称を自分でつけるようになりました。
それが字(あざな)です。
なので自分で「劉備玄徳」とは絶対に名乗りません。
中国の時代劇なんかでは、「この劉玄徳にお任せください」っていうふうに言っています。
但し、劉備って名乗る時はあります。
それは皇帝に謁見するとか、奏上する時ですね。
そんな時は、「臣備謹んで…」とか言います。
ちなみに玄には、静かとか奥深いとの意味があります。
もしかしたら劉備は「深い深いところに徳を秘めた男」でありたいと思ってつけたのかもしれません。
では諸葛亮の字である孔明は…。
おっと、そろそろ勉強をしないといけませんので、また機会があれば。
最後までお読みいただきありがとうございます。
心の底より感謝申し上げます。
6月は、CFP資格試験受験に集中する為に、FP業務とブログ更新はお休みさせていただきます。
7月から両方とも再開いたします。
試験の結果はよければ公開いたしますが、そうでなければ、サラッと「11月の試験に向けて頑張りマス!」とか書きますので、その時はお察しください。