日々是園芸 Trial_and_error

日々是園芸 Trial_and_error

原種シクラメン他、試行錯誤の植物栽培記。ささやかに楽しんでます。

【お願い】

記事内の植物育成方法については我流が多く、『こうすれば上手くいく』といった

上達法や失敗しないための安全策ではありません。大切な株を枯らす危険性が

ある為、くれぐれもそのまま鵜呑みにして実行なさらぬよう、お願い申し上げます。


*コメントの受付・メッセージへの返信等は致しておりません。ご了承ください。

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11月2日、原種シクラメン ミラビレの実生株の白花。
うっすらブロッチが残ってますが花弁は白く新葉はピンク葉。



実はもう1株、白花ピンク葉の株があります(↓右下)。
こちらはブロッチはなく、花の口元がほんのり色付く程度。



2株共に2015年に種蒔きした10粒の海外輸入白花種から出たものです。確率高っ!
ただ、置けるスペースが狭いので極力大きくならないようスパルタ育成中。

置き場所確保にはいつも頭を悩ませられます。結果、自転車操業で育った苗は地植えに。
2018年播種のニコラスの子株をこの秋花壇に植えました。もう馴染んで居心地良さげ。




余談ですが、先月届いた本にちょっと変わったミラビレの写真が載ってました。
花弁が長く、ツリーが退化したシリシアムのような葉模様で、サイトナンバーは
ありましたが栽培品種名は特になし。興味深いというか実物を見てみたい。

更に脱線しますが変わった葉のミラビレで思い出したのが、何年か前に海外で撮影された
野生のミラビレ画像。中斑(白抜き)の逆ツリー模様でその内側にツリーの色素がごく薄く残る、
プルプラセンス‘グリーンレイク’に似た葉模様の個体でした。
各々のサイトでの変異には、なにか浪漫を感じます(笑)。

007の国から本日到着ー! 


ブレグジットの混乱やCOVID-19が一旦治まりつつある今、
英国シクラメン協会のサイトで紹介されていた新しい本を購入してみました。
思っていたよりずっと内容が詰まっていそう、素敵!

私の英語力は中学生レベル(またはそれ以下)なんですがウェブ翻訳のあるこの時代、
気になった部分から少しずつ翻訳サイトに打ち込んで読んでいこうかな、と。
本の素晴らしさのぶんだけ読了にかかる時間は覚悟しておかなくては。

日毎に濃さを増す闇の中、黄泉平坂をゆっくり降っているような現況ですが、
何度でも復活するジェームズ・ボンド氏を見習って頑張りたいと思います(笑)。

10月6日、おととし(2019)年秋に極小花壇に植えた原種シクラメン ミラビレが咲いています。




この株たちは2017年にニコラスから種を取り、秋蒔きして鉢で2年育ててから植え付けたもの。
雨のかからない、薄い日が短時間だけ差す場所で、周りの植物が風除けになってくれます。
昨年初花が咲きましたが、今年も花を見せてくれるとは嬉しい限り。

10月9日、上から見るとこんな感じ。葉が開き始めました。




新葉がメタリックなのは種子親譲り。




今年(2021)年3月11日の葉の展開。

 

 

3株くらいあると思うのですが、どれがどれやら。

10月6日、原種シクラメン コンフューサムが咲いています。



今年は花数も増えて嬉しいです。花色が濃いと目立つなー。

この株とは異なりますが、英国のシクラメン協会本部のサイトによると、

コンフューサムには‘Raspberry’(ラズベリー)という栽培品種があるようで、画像を見ると

花色が赤みを帯びたまさにラズベリー色。面白い。

話が横に逸れますが、いつの間にか本部のサイトに栽培品種リストが載ってたんですね。
それぞれの品種に説明もあり、私のような素人にはとてもありがたいです。

さて。うちのコンフューサムに話を戻しますと、今年(2021年)3月4日はこんな姿でした。



この株がうちに来た当時、2016年4月8日の葉模様はこう。



同じ年の秋、休眠が明けたら現在のような葉模様にすっかり変身を遂げていました。
想像を越えてくる原種シクラメンは、やっぱり楽しい!

10月2日、昨年秋に庭植えした原種シクラメン インタミナタム が咲いています。



ここに至るまで何度挫折を味わったことか…!
ざっくり書き出すと、

開花株鉢植え→夏越し失敗
開花株3株を庭植え→用土・場所を変えて試すも全て消滅
種蒔き→発芽苗を育てて庭植えしたら消滅

うちの環境及び私の育て方との相性が良くないのだと思うのですが、
この株にはこのままなんとか順応して定着してほしいところ。

じーちゃんに言われた訳でも雷に打たれた訳でもないですが、諦めなくて良かった(ほんのり鬼滅ネタ)

ほぼ一年振りの更新となりましたが、皆様ごきげんよう。
細々まったりヒッソリと原シクライフは続いています。

10月2日、ヘデリフォリウム シルバーシールド が咲きだしました。

 

相変わらず花弁がヨレ気味ですが、勢いは昨年より良くなったかな。

久しくブログを離れておりましたが、世は移ろうもので。
我が狭小庭も例外ではなく。


今年(2020年)の長梅雨(しかも多雨)と、これまた長く続いた酷暑により、
庭に植えていた原種シクラメンのほぼ半数が消滅してしまいました。悲しすぎる。。。

 

その中には大好きだったプルプラセンス'グリーンアイス'も含まれていて、
個人的な諸般の事情も重なり、先月は鋼のようなメンタルさえ危ういほどに激凹み。
どうやって立ち直ろうかと、もがき続ける日々でした。

 

時間が経つにつれ、そうしたあれこれもようやく落ち着いてきたので
今月からまた、新たに原種シクラメンを庭に植えることにしました。

 

10月5日、原種シクラメン インタミナタム。

 


以前に模様葉のインタミナタムを植えてあったのですが、それも塊茎が腐り
ダメになってしまったので、植え方を変更して新入株を植え付け。今度の株は
花色がうっすら桃色で、いっそう可憐な印象。やっぱり原シクはいいなー。

 


この株を手始めに、またぼちぼちと原シクの庭植をしていこうと思っています。

 

 

5月7日、原種シクラメン プルプラセンスの実生苗に初蕾(丸印内)が。

 


2018年7月末にこの苗の親株がダメになったのですが、その1年前、熟した種を初夏に採種し
親株の脇に埋めておいたらこの苗が発芽。それから2年でここまで育ってくれました。
思えば親株も成長スピードがかなり速かったな。


下の画像は4月にこの苗の表土を換えた時のもの。既に小さな蕾と葉芽が見てとれます。

 


もうひとつのプルプラセンスの苗(こちらはアリが運んで野良化したもの)も生育中。

 


この苗の蕾はまだのようです(4月の表土換え時の画像)。初花は来年かも。

 


他のプルプラセンスの開花株たちも4月に表土換え済。まだ何の動きもありませんが、
株の状態には特に問題なさそうなので、6月下旬頃には蕾が出てきそうです。

 

4月7日、世界中で大変な事が続いていても、花は咲く。
原種シクラメン ロディウム が、やっと、うちの庭で咲きました。感無量。

 


4年前、初めに植えたロディウムの苗たちは謎の植物の侵食に遭い、全滅。
その後に植えたこの株(おそらく初花の開花株)は、その翌年・翌々年と咲かず葉数も少なく。
で、昨年初夏に思い切って掘り上げ植え直したところ、3年目にしてようやく開花に至りました。

 

私のせいで咲けなかったぶん、伸び伸びさせてあげたいのですが場所が狭く、そうもいかず。

ご覧の通りギューギュー。奥側に実生2苗と左下にスーダベリカムの葉も写ってます。

推シクラまんじゅう状態?

 


そして、昨年の展示会で つるかめ山草園 さんから購入し、この株の右隣に植えた

原種シクラメン ロディウム ペロポネシアカム にも蕾(丸印内)が上がってきました。わーい。

 

 

この株の右隣にも2つの実生苗が葉を覗かせています。嬉しいけど、どうしようコレ。

3月7日、風が強い日々にも負けず、原種系シクラメン ウェレンスキーが咲いています。

 

 

リバノチカムのぽってりしたボリューム感と花色+シプリアムの縦長の花形を併せ持つ花です。

 

 

花数は少ないけれど、存在感は大。