国語の文章には構造が存在していて、

  ■ 文章
  ■ 段落
  ■ 文
  ■ 文節
  ■ 単語

で構成されています。構造物自体は文章ですから、それ以外は構成要素ということになります。その為、

  ■ 段落 ∈ 文章
  ■ 文  ∈ 文章
  ■ 文節 ∈ 文章
  ■ 単語 ∈ 文章

のような関係性になります。

 【 文章 】 は、 【 まとまった考えや気持ちを書きことばで表わしたもの 】 になりますが、小説や日記なども文章になりますし、Xのツィートやブログの記事なども文章になります。

 この構造は、構成要素で分けることができますが、文章の内容で分けて書くことができます。この時に最初の1文字を開けて記述することになりますが、この内容の塊のことを 【 段落 】 と言います。

 この段落の中には、複数の内容を包含することがあります。例えば、この段落には【。】で終了する構造物が複数包含されています。この一つの内容を記述して【。】で終了する場所までの範囲のことを 【 文 】 と言います。

 文には、意味が通じる範囲で分けた構造で考えることができます。

 この構造を 【 文節 】 と言いますが、この文節で分けることで、意味を理解しやすくなり、どのような構造に鳴っているのかを判断できるようになります。

 そして、この文節も、 【 単語 】 という最小単位で分けてあるので、言語にお構成要素は単語になります。これは、どの言語でも共通していますが、文章は単語の集合で構成されており、その組み合わせの法則性を用いて文を構築していくことになります。

 言語の学習をする場合、最小構成である単語を覚えることになりますが、これと同時に、初期段階では文章ではなく、文から学習し、その後、構成や表現方法を学習していくことになります。

 文章は入れ子の構図なので、関係性を示すと以下のようになります。

  ■ 段落 ⊂ 文章
  ■ 文  ⊂ 段落
  ■ 文節 ⊂ 文
  ■ 単語 ⊂ 文節

 この構造ですが、国語の問題で

  【 〇〇の内容を一文で書きなさい 】

のようなものが登場することになります。この場合、

  【 〇〇は、〇〇です。 】

のように、文が始まり、【。】で終わる構造で示すように回答する必要があります。その為、

  ■ 文
  ■ 文節
  ■ 単語

に注意して文章を読む必要があります。文節については、

 

  ■ 国語
  ■ 算数

を学習しますが、これも国語で使用する文字と計算で使用する数字や計算の記号に慣れるための作りになっています。
で紹介していますが、こうした構造に注意すると読解問題で何を書き出せばいいのかを判断しやすくなります。その為、国語の場合、

 【 言葉ではなく ”構造” で考える 】

と求められているものを正確に答えることができるようになります。

 

 

  文字

 


 どの言語も

  ■ 文字
  ■ 発音
 
があるので、この構造を最初に覚えます。例えば、英語の場合だとアルファベットを覚えることになりますが、日本語の場合、

  ■ ひらがな
  ■ カタカナ
  ■ 漢字

を使用します。他の言語でも数学や物理の表記などもありますから、上記のものに加えて

  ■ 数字
  ■ 演算記号

のような数学で使用するものを用います。また、プログラミング言語のように半角英数字を用いるような条件だと、それも発生するので、

  ■ アルファベット

を用いることになります。基本的に、学校のカリキュラムには、

  ■ 数学
  ■ 理科

が発生するので、小学校低学年では、

 

  ■ 国語
  ■ 算数

を学習しますが、これも国語で使用する文字と計算で使用する数字や計算の記号に慣れるための作りになっています。
 
 これにより

  ■ ひらがな
  ■ カタカナ

という国語の初期の学習だけでなく、ここに

  ■ 数字
  ■ 記号

を使った表記のものに対応できるように鳴る仕組みになっています。そして、国語では、 【 常用漢字 】 を学習しますから、小学校一年生でも徐々に漢字を使用した文章を使うことになります。

 小学校一年生の最初のあたりでは、

  わたし は 〇〇 です。

のように空白を使用した状態で分けた文章を使用します。これが、ひらがなを使用した文章構築の方法になります。流石に、この記述だと扱いにくいので、ここにカタカナを組み合わせた文章などを使う方法を学習します。カタカナを用いると

  アイスクリーム を たべる

のように名詞を分けて表記することができます。また、数字を扱う場合、

  ■ アラビア数字
  ■ 漢字

の表記があるので、

  12じ に でかける

  パン を 2こ たべる

のように数字を使う方法もあります。これは算数で登場する表記ですが、漢字を覚えた後だと、

  12時 に 出かける

  パン を 二個 食べる

のように数字と漢字を使い分けることになります。

 基本的に文は、

  ■ ひらがな
  ■ 漢字

の組み合わせになっているので、昔の文章のようにカタカナと漢字の組み合わせではないので、上記の2つで多くのものを表記することができます。ただし、物体の名称を示す 【 名詞 】 などについてはカタカナに鳴る場合があり、英語や情報Iのように英文字が登場する場合には、文章の中にアルファベットを用いることもあります。

 例えば、

【 例文 】

   現在の高校のカリキュラムでは、情報Iが
  必修科目となっており、全ての学校で学習
  するようになっています。

   この時に

    ■ Python
    ■ JavaScript
    ■ VBA

  などを学習しますが、コンパイルが不要な物
  を扱うことになります。

   Pytthonでは、コンソールでの処理の実行を
  行うことになりますが、この時にコンソール上
  に表示を行う際には、print関数を用いることに
  なります。この時の表記は、

    print(引数)

  の形で行います。


のように、名詞の部分には

  ■ カタカナ
  ■ アルファベット

を用いることになり、数学や物理のように演算処理が生じるもの扱う際には、

  ■ アラビア数字
  ■ 記号

を用いることになります。その為、小学校1・2年生のカリキュラムでは、

  ■ 文章そのもの
  ■ 言語外の表記

を扱う方法と非言語の処理の方法を学習することになります。 

 日本語の場合、

  ■ ひらがな
  ■ カタカナ
  ■ 漢字
  ■ 数字
  ■ アルファベット
  ■ 記号

などを用いることになりますが、基本と鳴る構文は

  ■ ひらがな
  ■ 漢字

を用いて表記を行います。ただし、文字が読めなければ意味がないので、名詞などで使用する 

  ■ カタカナ

を学習することになります。現在は、小学校三年生から英語教育がスタートしますが、それ以前に 【 ローマ字 】 を用いるのでアルファベットの学習を行います。

 特定の時期から英語教育のボリュームが増えていますが、それ以前のカリキュラムだと小学校で学習するのはローマ字までで、英語教育は中学校からスタートするようになっていました。

 現在は、国語と英語を並行して学習することになるので言語の理解が大変ですが、日本語の場合

  ■ 基本構造
  ■ 名詞など
  ■ 数式
  ■ プログラム

などを扱うので、目的によって使用する文字が増えるので、その基本構造である

  ■ ひらがな
  ■ カタカナ
  ■ 数字
  ■ アルファベット
  ■ 記号

は幼稚園や保育園で学習するようになっています。それがない場合、小学校からスタートすることになりますが、こうした文字を使った文章も 【 漢字 】 がないと 【 音読したものを文字起こしした状態 】 になってしまいますから、同音異義語に対処できなくなります。その為、語彙の理解が必要になりますが、文章にすると発音が同じで意味が違うものを漢字で使い分けることができるので、明確に判断できることができます。

【 同音異義語(どうおんいぎご) 】

  同じ発音で意味が異なる語


 同音異義語については、

  ■ いし : 石/医師/意志
  ■ はし : 端/橋/箸


などがありますが、これらは、文面にすることで明確にできますが、音で耳にした場合だと

  ■ いし
  ■ はし

になります。また、

  ■ せいかく : 正確/性格
  ■ かんじ  : 漢字/感じ/幹事

のように一文字ではなく複数の文字で構成された熟語などもこのような特性があります。

 こうした特殊な事例は基本と鳴る文法などと併用して学習することになりますが、

【 同じ文字でも読み方が複数存在するもの 】

もあります。例えば、

  ■ 明日 : あした/みょうにち/あす

のようなものがあるので、

  ■ 二字熟語
  ■ 三字熟語
  ■ 四字熟語
  
では、文脈から判断してそれを使い分けることになります。

 こうした変化を理解するためには、使用する文字を理解して文章で表記をする必要がありますが、上記のような

  ■ 発音が同じで異なる漢字になる
  ■ 同じ熟語で複数の読みがある

のようなものも存在するので、基礎を覚えた上で知識の拡張をすることになります。

 言語の場合、扱う対象によって文字や記号が増えますが、日本語の場合、小学校のカリキュラムで

  ■ ひらがな
  ■ カタカナ
  ■ 漢字
  ■ 数字

を組み合わせて使用しますし、現在は英語がスタートしているので、三年生の段階でここに 【 アルファベット 】 が加わるので、

  ■ 国語
  ■ 英語

を並行して学習するようになっています。

 

 文章を構築する際には、

 

【 同音異義語(どうおんいぎご) 】

 

の影響が出ない状態で伝達できたほうがいいので、漢字を用いて内容を明確にすることになります。
 

 

  主語と述語

 

 日本語の場合、

  ■ とり が とぶ
  ■ ねこ が いる

のような表記もできますが、この場合、

  ■ 対象物
  ■ 状態

をしめしているので、


  【 とり が とぶ 】

    ■ 対象物 : とり
    ■ 状 態 : とぶ

  【 ねこ が いる 】

    ■ 対象物 : ねこ
    ■ 状 態 : いる


になります。これは、主だった物とその状態になりますが、この2栂接続した形で成立しています。これは、

    ■ 対象物 : 主語
    ■ 状 態 : 述語

の関係になりますが、この状態で置き換えると上記の文は、

  【 とり が とぶ 】

    ■ 主語 : とり
    ■ 述語 : とぶ

  【 ねこ が いる 】

    ■ 主語 : ねこ
    ■ 述語 : いる

のような関係性になります。これを踏まえて

  ■ 大きな島がある
  ■ 大きな鳥が居る
  ■ 可愛い猫がいる
  ■ 小さな猫がいる

のような文面での主語と述語を考えると、

  ■ 大きな
  ■ 可愛い
  ■ 小さな

は、対象物の特徴なので、対象物ではないので、これらは主語ではありません。その為、このような 【 特徴 】 は 【 何に対して存在しているのか? 】 に着目することになります。そうなると、

  ■ 島
  ■ 鳥
  ■ 猫
  ■ 猫

になるので、上記の文章だとこれらが主語になります。そして、述語は状況ですから、

  ■ ある
  ■ 居る
  ■ いる
  ■ いる

になります。このように 【 対象の特徴 】 を行ったものが存在する場合、主語はその特徴を持った対象物になるので、その対象物そのものは何なのか?に着目すると主語を探しやすくなります。

 その為、上記の文章は、

  ■ (大きな)島がある
  ■ (大きな)鳥が居る
  ■ (可愛い)猫がいる
  ■ (小さな)猫がいる

のように考えることになります。このような構造は述語でも発生するので、

  ■ 島がたくさんある
  ■ 鳥がそこに居る
  ■ 猫が遠くにいる
  ■ 猫がそばにいる

のような表現もあります。これは、状態の説明が付与された状態ですから、

  ■ 島が(たくさん)ある
  ■ 鳥が(そこに)居る
  ■ 猫が(遠くに)いる
  ■ 猫が(そばに)いる

のようにわけることで、主語と述語を抽出することができます。文の構造として、

  ■ 対処の特徴
  ■ 状態の詳細

のようなものが付与されている場合もあるので、

  ■ 大きな島がたくさんある
  ■ 綺麗な鳥がそこに居る
  ■ 可愛い猫が遠くにいる
  ■ 小さな猫がそばにいる

のような構造担っている場合があります。これは、


  ■ (大きな)島
  ■ (綺麗な)鳥
  ■ (可愛い)猫
  ■ (小さな)猫


  ■ (たくさん)ある
  ■ (そこに)居る
  ■ (遠くに)いる
  ■ (そばに)いる


のように分けて考えると理解しやすくなります。文にこれを追加すると以下のようになります。

  ■ (大きな)島が(たくさん)ある
  ■ (綺麗な)鳥が(そこに)居る
  ■ (可愛い)猫が(遠くに)いる
  ■ (小さな)猫が(そばに)いる

 

 

 

  品詞

 

 どの言語でも

  ■ 対象物の名称
  ■ 対象の動き

を扱います。これが

  ■ 名詞
  ■ 動詞

になりますが、これらを 【 品詞(ひんし) 】 と言います。

 この品詞については、文節と組み合わせて学習すると

  ■ 対象物の名称
  ■ 振る舞い

を分けて判断できるようになります。
 

 

 

  カリキュラムの仕組み

 


 学習をする際には構造を考えながら行うと理解しやすくなりますが、構造的に判断しやすく鳴るものが登場する場合、関連した知識もセットで覚えると効率的に理解を深めることができます。

 これは数学や物理でも同じことが言えるのですが、小学校から高校までの学習指導要領は、知識の関連付けがおこなわれているので、カリキュラムを見てみると同じ学年で学習する

  ■ 数学
  ■ 物理

で登場する物が連動しています。中学校一年生の数学では、一次関数が登場しますが、これは、

  ■ 旅人算(これは小学校)
  ■ フックの法則
  ■ オームの法則

の法則が係数と変数の組み合わせなので一次関数と同じ構造になります。一次関数は正比例の関係ですから、これらは比例を示した法則性になります。旅人算の場合、

【 旅人算 】

  距離=速度×時間

のようになりますが、

【 オームの法則 】

  電圧=電流×抵抗値


のようになります。中学校のフックの法則の場合、重りの重さに比例してバネの長さが変化するので 【 比例の関係 】 になりますから、法則性の式は一次関数と同じ構造になります。

 中学校では二次関数が登城しますが、この放物線の法則性は指数を用いた構造なので、

【 辺の長さがxの正方形の面積の推移 】

と考えることができます。中学校の物理だと自由落下が生じたい際の移動距離を求める場合、 【 1/2gt^2 】 を使用します。これは指数が加わった構造ですから、関数に置き換えると、

  【 9.8/2x^2 】

のような構造になります。重力加速度は9.8という定位になりますが、これは常に係数として関数内で使用することになります。その為、

 g=9.8

と言う条件を用いることで、上記の数式を

  【 y=1/2ax^2 】

の形に置き換えてそれぞれの変数を

  ■ 変数a→重力加速度 : g
  ■ 変数x→時間    : t

に置き換えた構造に鳴っているので、

  【 1/2gt^2 】

と言う形になっています。このような数学と物理の連動は高校でも同様に扱いますが、高校だと履修科目で数学Iを行う(ので、文系を選択しても数学は必ず学習することになります。また、大学入試についても数学は必要になります。また、美大、音大、芸大でも国語と英語が必要で、どの学校を選択した場合でも作文が行える必要がありますからある程度の国語力が必要になります。)ので、

  ■ 三角比
 
を扱いますが、この延長線上にある数学IIで使用する三角関数は物理の分野では頻繁に登場します。高校の物理では、モーメントを扱いますが、この時に三角関数を使用します。

 中学校ではバネの法則としてフックの法則を学習しますが、リスお空間上で伸ばしたバネの往復運動の挙動をグラフにするとcosカーブになります。

 三角関数のグラフは中学校一年生の物理の音で登場しますが、この波は 【 0からスタートする 】 仕組みになっています。これがサインカーブなので 【 f(x)=sin(x) 】 のグラフになりますが、べ野の往復運動は伸ばした状態からスタートするので、x=0の時にyの値が生じます。このグラフの特性はコサインカーブの特徴になりますから、このグラフは 【 f(x)=cos(x) 】 の形になります。

 このように動きを扱う際には三角関数を用いますが、これは自然界の波の特徴になりますから、何を扱う場合には三角関数を用います。

 また、三角関数のカリキュラムの中で、sinθ、cosθは座標軸を示すので、PCで直線的な移動を行う際に定数の加算ではなく、三角関数を使用することになりますが、これを使用することで、回転舌状態でも1の距離の移動を行うことができるようになります。

 また、三角関数は、回転行列でも使用するので、行列を用いた処理を行う際には、sinθやcosθは回転を行う値として代入することに鳴るので、高校の数学で登場するものは 【 構造物を作るための部品 】 として使用することになります。その為、数学では、∫∫∫のような構造のものも登場しますが、決定木のような木を扱う場合、判定ではなく数式でこれを使用できるので、ブール値でのifの判定のようなものはコードではなく、数式で示すことができるように鳴っています。

 AIの分野やソートを行う場合にも木を使いますが、こレを数式で示した場合、高校の数学のカリキュラムで扱う物が部品として使用されています。

 高校までのカリキュラムは文部科学省が策定しているので、それに準じて授業が行われるので、 【 公立高校の普通科で同じカリキュラムを選択した場合には同じものを学習すること 】 になります。

 そのカリキュラムの内容を見てみると、数学と物理は連動しているので、同じ法則性を用いたものが登場します。

 高校では物理と化学は別れているので、中学校のように学年ごとに異なる分野を学習して幅広く学習するのではなく、集中して学習する仕組みになっていますが、高校でも物理と数学は連動しています。