教育制度改革以降では、プログラミング学習以前に 【 英語教育 】 のボリュームが増えているので、高学年から五段階評価で英語の採点がされるようになっています。

 

 義務教育の英語で登場する単語の数を見てみると

 

  ■ 小学校 : 640単語

  ■ 中学校 : 2286単語

 

となっており、相当数の単語を覚えることになります。これと同時に日本語の学習もあるので、小学校のカリキュラムのボリュームはかなり肥大化しています。

 

 英単語を見るとどのアタリまでの学習を行うのかがある程度わかるのですが、この中には文章を構築するための 【 動詞 】 なども含まれているので、ソレを踏まえて学習することになります。

 

 例えば、 

 

  ■ これは、〇〇です。

  ■ 私は〇〇です。

 

のような物を扱う際に英語では 【 動詞(どうし) 】 を使った制御方法を用いることになっています。

 

 この時に最初に学習するのが 【 be動詞 】 になりますが、これが、

 

  ■ 私

  ■ あなた

 

のように

 

  ■ 自分という存在

  ■ あなたという自分以外の存在

 

で使い方が変わってきます。日本語の場合、

 

  ■ あなた

  ■ あなた達

 

は、文字で区別が付きますが、英語の場合だと、

 

  ■ you(単数) : あなた

  ■ you(複数) : あなた達

 

のように単数と複数で同じ単語を使うような仕組みになっています。

 

 日本語の場合だとに文法としっかりと理解しておけば、 【 読解力が欠如していない限りは間違いようのない文面にすることが出来る 】 ような仕様になっていますが、be動詞の段階でも、 【 同じ単語で単数と複数の区別を文脈から理解する必要がある仕様の単語 】 が登場します。

 

 日本語の場合、

 

  ■ 私は、〇〇です。

  ■ あなたは、〇〇です。

  ■ 彼は、〇〇です。

  ■ 彼女は、〇〇です。

  ■ これは、〇〇です。

  ■ あれは、〇〇です。

 

のように 【 確定しているものについては、、無駄に変化をせずに断定するものを使用する 】 ので共通した術後を使えるようになっているのですが、英語の場合だとこれが異なります。

 

 このような記述を刷る方法が基礎学習になるのですが、この時に使用するのが、【 be動詞 】 になります。

 

 

 

  主語と述語

 

 英語の場合、

 

   ■ 主語

   ■ 述語 

   ■ 目的語

 

のような形になっているので、先保護の文面を英語的に並べ替えると

 

  ■ 私は、です。〇〇

  ■ あなたは、です。〇〇

  ■ 彼は、です。〇〇

  ■ 彼女は、です。〇〇

  ■ これは、です。〇〇

  ■ あれは、です。〇〇

 

のような形になります。英語と最初に登場する文法で使用するbe動詞の学習ではこの形を覚えて使えるようにすることになります。

 

 構文はこのようになっていますが、先程の状態だと文法が破綻した日本語でしかありませんから、これを英語に変換する必要があります。この場合、 【 英単語 】 を用いて、英語の形に翻訳する必要があるわけです。

 

 ちなみに、世界展開をしているゲームの場合、 【 ローカライズ 】 が行われているものもありますが、この際にオプションの変更で 

 

  ■ 字幕

  ■ セリフ

 

が各国のものに入れ替わる仕様になっています。英語と特定の言語へのローカライズのものもありますが、この場合、フルボイスの場合だと 【 その国のネイティブの人にアフレコをしてもらう 】 はずなので、単一の言語のみに対応したゲーム開発の予算とは別にローカライズ用の予算がかかることになります。

 

 現在はチャットボットサービスがあるので、こうした言語についてもローカライズが出来ており、AIを使った文章構築についてもローカライズが可能なのですが、こういったコンピューターを使った処理を行う場合には、

 

【 文法を数学的に理解して処理を行う 】

 

必要があります。この辺りは、学習を行う上でも効率的な覚え方が出来るので 

 

【 構造の理解と対処 】

 

を行うようにすると、知識の拡張だけで新しい知識を得たり、何かしらの関連性からその知識の理解を刷ることが出来るようになります。

 

 世界には日本語のような文法の形の言語も複数の地域で存在するので、探してみると 

 

【 意外と覚えやすい外国語がある 】

 

わけですが、日本から結構遠くにある地域でも同じような述語で締めくくるような形の構文のものが存在しています。欧州のように英文法から母国語で少し変化が生じているものもありますが、語学を見る時に

 

【 五カ国語の言い回し 】

 

を見てみると 【 かなり類似した形になっている 】 ものも存在しています。

 

 

 

 

  言語の学習と事始め

 

 まず、言語を覚える場合には

 

  ■ 文字

  ■ 発音

 

を覚える必要がありますから、最初に使用するものを学ぶことになります。日本の小学校では

 

  ■ ひらがな

  ■ カタカナ

  ■ 漢字

  ■ 数字

  ■ アルファベット

 

を学習するようになっており、安倍内閣の時代に行われた教育制度改革以前でもこの辺りは学習するようになっています。とは言っても、 【 ローマ字 】 だけですから、本格的に英語がスタートするのは中学校以降になっています。

 

 現在のように英語が早期にスタートする場合だと、 【 リレーショナルデータベースの項目を追加して対処するような覚え方 】 が有効になりますが、言語の事始めとして存在する 【 文字の理解 】 については昭和の時代(なので20世紀)ですらアルファベットは小学校で学んでいるので、文字が解らないと言う状態にはなっていません。ちなみに、第二次世界大戦以前だと現在ではほとんど使わくなっているヰやゑなどのわ行の空白になっているものや、や行の空白部分にも文字が存在していますから、現在よりもより複雑な発音ができていたわけですが、現在の五十音ではそれがありません。とは言ってもローマ字に置き換えると

 

  ■ ya/yi/yu/ye/yo

  ■ wa/wi/wu/we/wo

 

ですから、なんとなく発音のイメージは行いやすいと思います。また、濁音だと 【 ゔ 】 のようなものもあるので、現在では常用されていませんが、結構な量の発音や文字の表記がなくなっています。

 

 その状態でも、結構な数の文字を覚えることになっていますから、その文字を使用して単語を作って使うことになります。

 

 英語の場合だと、プログラミング言語と同じで

 

  ■ アルファベット

  ■ 数字

  ■ 記号

 

で構成されますから、この中の記号以外だと 【 既に前の世紀の義務教育でも使っているもの 】 なので、年代的には還暦を超えていてもごく当たり前にその辺りの文字については扱っていて、そうした内容は教育精度で扱っているので、 【 新規に学ぶものが象形文字のように世界を探してもわかる人がほとんど居ないような謎の言語を学ぶほど難しくはない 】 ので、スタートラインかハードルが高いわけではありません。

 

 まず、基礎を覚えておいて、その拡張をしていくと言う方法で学習することを慣習化しておく必要があるのですが、こうしたものができていないと 【 助動詞が出てくると文章の理解ができなくなる 】 ので簡単なうちから単語との組み合わせでしっかりと文法を覚えて変化に対応できるようにする必要があります。

 

 

 

  アルファベット

 

 前述のように20世紀の義務教育でも 【 ローマ字 】 を小学校で学習しますから、50代以上でもアルファベットが解らない人は殆ど居ないわけですが、アルファベットは簡単で

 

  ■ 大文字 : AZ

  ■ 小文字 : az

 

だけで構成されています。なので、

 

【 ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ 】

【 abcdefghijklmnopqrstuvwxyz 】

 

を覚えるだけで対応できます。ちなみに、タイピングの練習を行う場合、ローマ字変換のほうが早い場合もありますから、ホームポジションに指を置いてから英文字がどこにあるのかを確認できるようにしておくとタイピングを行う際にも対応しやすくなります。文字には発音がありますから、

 

  ■ 形

  ■ 発音

 

をセットで覚えることになりますが、この辺りは、日本語の五十音と全く同じです。

 

 文字については小学校低学年では、一年生と二年生で

 

  ■ 国語

  ■ 算数

 

を重点的に行うので、アラビア数字がわからないと言う状態にはなりませんし、英語を翻訳する際に必要になる

 

 【 どういったものなのだろうか? 】

 

という判断程度は出来るようになっています。三年生以降の英語教育は 【 ローカライズ 】 の内容になりますから、 【 日常で使用している言語を英語にローカライズするとどうなるのだろうか? 】 という疑問を 【 英語を学ぶことで対処できるようになる 】 ためのカリキュラムになっています。

 

 ということは、ローカライズですから、

 

  ■ 日本語の場合

  

という20世紀から行っている国語での文法を基準に、

 

  ■ 同一の内容の英語でのローカライズ

 

を行ったものを知識のデータベースの中に追加すればいいので、

 

  ■ 二年生までの国語の単語のデータベース

 

を作った後に、

 

  ■ 三年生以降の英語の項目を追加する

 

ことで 【 国語 】 ⇔ 【 英語 】 の相互変換が出来るようになります。英語も言語ですから、

 

  ■ 発音

  ■ 表記

 

が存在するので、国語と同じように

 

  ■ 読む

  ■ 書く

  ■ 理解する

  ■ 作文をする

  ■ 言葉を使う

 

ための方法を学習することになります。この処理が、コンピューターでは 【 ローカライズの処理 】 になるので、 【 どうすれば、そのローカライズを人と言う生体デバイスで行いやすくなるのだろうか? 】 というのを考えることになります。

 

 基本的に、人の記憶の仕組みや慣習化したものは最適化が行われるので低負荷で簡素な処理で行えるようになると言う特性を考えると、 【 日本語の普段遣いとは別に使用する頻度を上げておくだけでも対応がしやすくなる 】 ので 【 英語だとどういった表記になるのだろうか? 】 と考えて文章にしてみて答え合わせをしながら文法を覚えていくと母国語以外の言語を徐々に覚えていくことが出来ます。

 

 

 

  単語の覚え方

 

 

 知らない言語を学習する場合には、言語の能力については園児よりも物が解っていない状態からスタートするので、 【 小さな子供が日本語を覚える時の方法と全く同じ学習方法 】 を行うことになります。

 

 小さな子供の場合、言語の使い方も知りませんし、何よりも 【 ものの名称すら知らない 】 ので、言語を理解する段階だと 【 対象物の名前 】 から覚えていくことになります。

 

 つまり、 【 名詞(めいし) 】 から覚えて、対象物が何であるのか正しい単語で使えるようにしていきます。この辺りは 【 知育と同じ考え方でカリキュラムを作る 】 と日本語と同じように単語を覚えることが出来ます。

 

 英語の場合、【 be動詞 】 の構文も行いますが、3歳位の子供が構文がわかるわけがありませんし、その段階だと単語を覚えていくのと同じなので、 【 名詞と対象物の一致 】 という形で覚えていくことになります。この時に文字の概念はありませんから、 【 視聴覚の情報 】 で

 

  ■ 空間形状

  ■ 状態

  ■ 名称

  ■ 発音

 

を関連付けて覚えていると思うのですが、小学校だと文章や文字の構造を学習しているので、物の名前を示す名詞についても国語と同じで

 

  ■ 対象物

  ■ 名称

  ■ 発音

  ■ 単語の綴り(スペル)

 

を関連付けて覚えることになります。

 

 人には 【 慣習化したものが定着する 】 という特性があるので、ちゃんとした形を練習していないと形にクセのある 【 クセ字 】 が定着してしまう事があります。これは、 【 その形を書き慣れている 】 ので出てしまうのですが、絵の場合もこれと全く同じ状態で生じる 【 手クセで描く 】 という問題が生じることがあります。これは、 【 シーケンス制御で行っている状態の処理 】 なので、本来であれば、解析と再現なので 【 フィードバック制御とフィードフォワード制御を組み合わせて処理を刷るような内容 】 なんですが、これが、特定の形状でループ処理を刷ることだけを行うと形を描けなくなると言う問題が生じます。

 

 手クセで描くクセがついた場合、 【 対象物以外は描けなくなる 】 ので、描けないものが増えるのですが、この状態を見ると、 【 実装されたプリセットが実行されているだけ 】 と考えることが出来ますから、 【 へのへのもへじのように形を覚えたものを描いているだけ 】 ということになります。

 

 これをもっと簡素な状態にすると、形の破綻を除外した状態での

 

  ■ 円

  ■ 矩形

  ■ 多角形

 

が描けるのと同じですから、こうした図形を覚えて描いている状態と同じになります。こうした形状は覚えてしまえば形の破綻を除外すると 【 認識しているので再現できる 】 わけですが、絵を描く場合には常に新しいものを描くので 【 用意されたプリセットのループ処理とは異なり、解析しながら再現するような作業を行わないと身につかない 】 わけです。

 

 この絵の事例は、幾何の考え方になりますが、文語を用いる場合には文章構築を行いますから、これを使用する際には 【 文字列 】 を使うことになります。この際に最小単位の 【 文字 】 を使うことになりますが、これも 【 形を図形として覚えて意味と関連付けて使用している 】 ので、

 

  ■  円  = ●

  ■ 矩 形 = ■

  ■ 三角形 = ▲

  ■ 星 型 = ★

 

と同じように形を覚えて描けるようにします。この際に

 

  ■ トレースを行う

  ■ 実際に描いてみる

 

と言う工程で形を再現して描けるようにしますが、これはどの形エオ描く場合も同じです。

 

 絵の場合だと、空間を平面に起こすためにソレを使いますから、ガラス板やアクリル板に消せるタイプのマーカーでトレースして見えているもののアウトラインを描くことで形を取る練習をしますが、これと同じように手本がある場合には、最初に特徴を確認しながらトレースを行い、その後、実際にそれが下書きなしに描けるようにしていくことになります。これは、国語の文字や漢字でも行いますが、アルファベットの

 

  ■ ブロック体

  ■ 筆記体

 

でも同じように行います。ちなみに、通常の記述とは別に英文字フォントの場合だとカリグラフィーというものがありますが、この方法の日本語訳は 【 習字 】 になります。英語圏の筆記はペンですから、文字の形をコントロールする際には 【 ペン先の変更で形を作る 】 ようになっているので、カリグラフィー用のペン先のセットなどを見ると 【 どのように使えば良いのかよくわからない物 】 も存在しています。

 

 これが、ペン字の文化圏における習字になりますが、アジア圏では、 【 筆 】 という筆記用具があるので、これを使うことで、 【 人の感覚器官で調整することで自由度の高い表現が出来る 】 仕様のものが存在しています。筆というと絵筆と言う言葉があるように 【 絵画 】 のイメージが強いかも知れませんが、アジアでは 【 筆記用具 】 として存在しています。現在では、グラファイトが一般的な筆記用具になっていますが、この登場もドイツのファーバーカステルが六角形の軸の鉛筆を作るまでは存在していないので、ソレ以前はペンと筆の文化になっています。アジア圏では、水墨画のようにモノトーンで描く画報もありますが、

 

 【 修正せずに一筆で描く 】 

 

というクロッキーのような描き方で和紙の上に世界を描き切る画報が存在しています。この墨を使った再現は書画で使用されているので、普段遣いの文字だけでなく芸術の分野でも使用されています。

 

 英語の文字の場合は、最初にブロック体を使って、

 

  ■ 大文字

  ■ 小文字

 

を学習することになりますが、これも正しい形をクセ字のように 【 その形が描けるようにする 】 ことで綺麗な字を描けるようになります。つまり、クセ字の場合、 【 手本とは異なることを行って、それが慣習化しているだけ 】 なので、その状態を解消できれば補正を刷ることが出来ます。

 

 このように 【 綺麗な書体をクセ字にする 】 ことで綺麗な字を書けるようになるわけですが、このクセ字の根本である 【 決まった形が記憶される特性 】 を拡張すると色々なことが出来るようになります。

 

 例えば、直線と四角形では画数が異なるので全く違うわけですが、形の破綻を考えない場合だと少なくともこの2つが描けない人は居ないと思います。つまり、 【 理解した上で内容を認識できて再現できている 】 ので何も見なくても描けるわけです。

 

 この内容が国語や算数を学習すると、文字や数字を当たり前に書けるようになるのと全く同じですが、これができるのは 【 構造を理解している 】 からです。

 

 【 ひらがな 】 や 【 カタカナ 】 が多い文章だと誤字が存在しませんが、これは文字の形の理解が出来ていて、記憶されているからです。

 

 漢字についても形と発音と意味で関連付けて覚えますが、この場合も 【 形状を正確に覚える 】 必要があります。

 

 これは、 【 へのへのもへじ 】 などと同じで 【 形の組み合わせ 】 で覚えることで対処できるのですが、

 

 ■ ニ = − + 一

 ■ 三 = 一 + − + 一

 ■ 四 = 口 + ル

 ■ 田 = 口 + 十

 ■ 足 = 口 + ト + 人

  

のように形状にはそれぞれパーツがあり、そのパーツの組み合わせで成立しています。これも形の構造を覚えてしまえば再現できますが、 【 文字自体を手癖で書けるようにすれば、簡単に文字を呼び出せるようになる 】 ので、 【 手癖で文字を呼び出せるようになるまで書いてみる 】 とその文字は自然と読みや発音と連動して再現出来るようになります。この際に、 【 関連付けをして覚える 】 必要があるので、国語などの語学の場合、

 

  ■ 読む

  ■ 書く

  ■ 発音

 

を連動して行うと短時間で幾何の記憶と関連付けが出来るので効率的な記憶が出来るわけです。

 

 こうした方法は 【 英単語の綴り(スペル) 】 を覚える際に実践することが推奨されていますが、国語も同じで四次熟語なども同様の方法で覚えると音とかなの綴りから漢字を呼び出せますし、この内容に意味を付加情報として追加すれば、いずれかの条件で意味を引き出すことが出来るようになります。

 

 漢字などの文字については、強化学習と同じで 【 特徴を理解して判断する 】 ことで記憶として定着させることが出来るのですが、この状態だと幾何の判定のみになりますから、普段遣いができるようにするためには、そのデータに対して意味や読みと言った付加情報を用意して関連付ける必要があります。これを行うことで、その形を使用することができるのですが、この形状の組み合わせで構築されているものが単語になります。

 

 その為、単語も文字と同じように 【 構造 】 で覚えると理解をしやすいのですが、単語を 【 図形 】 として考えて 【 へのへのもへじ 】 のように文字の並びを図形として描いて覚えると単語の発音や意味から図形を呼び出すことが出来るようになります。 その為、 【 筆記で覚えるほうが効率的な記憶が出来る 】 ようになっています。

 

 基本的に 【 使えないものは廃れている 】 ので 【 効率的なものに新旧というものは存在しない 】 ので 【 学習方法は、流行り物という短期間で消失するようなものではなく ”技術体系” 】 なので、使えるものはしっかりと現在でも継承されています。

 

(T)単語と構造

 

 単語の場合、

 

  ■ 単一で成立しているもの

  ■ 複数のものが組み合わさったもの

 

があります。例えば、乗り物だと

 

  ■ 馬車

  ■ 牛車

  ■ 人力車

  ■ 汽車

  ■ 電車

  ■ 自動車

 

のように 

 

  ■ 駆動方式

  ■ 乗り物の種類

 

が組み合わさったものになります。このように

 

  ■ 単体の単語 : 車

  ■ 複数の単語 : 自動車など

 

のような構造があるので、単語がどういった構造なのかに着目すると単語を覚えやすくなります。ただし、完全な名詞で文字が並んでいる場合には分けて考えないので、地名などは一つの塊として考えます。

 

 ただし、住所のように

 

  ■ 都道府県

  ■ 市町村

 

のように

 

  ■ 名称

  ■ 区分け

 

が存在する場合には

 

  ■ 地名

  ■ 都道府県や市町村など

 

のように分けることが出来ます。前者が定数で、後者が区分けによって変化するものになりますが、これも記述をする際に使用するものになります。

 

 単語の構造については、

 

  ■ 単体で意味をなもの

  ■ 状況と名称が組み合わさったもの

 

が存在するので、単語がどういった構造なのかを理解すると対応しやすくなります。

 

 英語の場合だと、

 

  ■ ボール : ball

 

になりますが、球技の場合

 

  ■ 野    球 : baseball

  ■ フットボール : football

  

のようにballという名称に対して何をするものなのかの条件が追加されたような単語になっています。これと同様の変化として

 

  ■ テニス : tennis

  ■ 卓 球 : table tennis

 

のようにテニスをテーブルで行うと言う意味で単語が作られているものもあります。

 

 こうした組み合わせの単語は

 

 【 単一で意味をなす単語が組み合わさったもの 】

 

になりますが、こうした物を理解する為の基礎は 【 単一で意味をなす単語の学習 】 になりますから、その上で 【 どういった構造なのか 】 を理解して覚えていくと対処しやすくなります。

 

 

(t)小学校で登場する単語

 

 小学校で登場する単語は

 

 

  ■ 食べ物 : 72語

  ■ 飲み物 :  8語

  ■  国  : 35語

  ■ 仕 事 : 25語 

  ■ 施 設 : 24語 

  ■ 自 然 :  9語

  ■ 生 活 : 58語

 

 

が登場します。また、

 

 

  ■ 動 詞 : 41語

  ■ 形容詞 : 46語

  ■ 副 詞 : 21語

  ■ 前置詞 :  7語

  ■ 代名詞 : 23語

  ■ その他 : 14語

 

 

が登場します。構文以外で使用する場合、

 

  ■ はい/いいえ

  ■ 挨拶  

 

なども含まれていますが、論理積のようなand

 

  ■ しかし  : but

  ■ 〜しよう : let's

  ■ 〜できる : can

 

なども含まれています。代名詞というのは、【 対象物を示すもの 】 なので、

 

  ■ 私

  ■ あなた

 

のようなものもありますが、小学校の段階で中学校レベルの文章を会話で使うような状態になっているので、文法が抜け落ちると全くわからなくなります。

 

前置詞は

 

 ■ 〜のそばに : by

 ■ 〜の中に  : in

 ■ 〜の上に  : on

 ■ 〜の下に  : under

 ■ 〜のための : for

 ■ 〜から   : from

 

のように状態を示すときに使用します。

 

 こうしたことは別の機会に書こうと思いますが、現在では、小学校でも色々と覚えることが多くなっています。