先日は、

 

 

にて色鉛筆やクレヨンを使ってみました。小学校では、色々な画材に触れる機会がありますが、クレヨンのような硬い画材とオイルパステルのカテゴリーに入るパスなどを使うことになりますが、サクラクレパスのクレパス(これは、サクラクレパスの登録商標なので、製品のカテゴリーではなく製品名です。)は、クレヨンとパステルの使いやすい部分をくま言わせた製品になっています。

 

 なので、クレヨンは線を描くのが得意でクレパスやオイルパステルはクレヨンよりも伸びやすいと言う特徴があるので、全く違う特性のものと考えることが出来ます。ちなみに、専門家クレヨンというのがありますが、こうした製品は硬いので細かい描きこみが出来る仕様になっています。

 

 小学校低学年では色鉛筆も使いますが、使い方を理解しないまま終わることもあるので、何が出来るのかわからない画材として終わってしまうこともありますが、こうした画材も彩色をする道具なので、描き方を知れば表現できることも増えます。

 

 ちなみに、クレヨンを使うと、

 

 
のような感じで色を重ねていくことが出来るのですが、小マナがディテールがある場合だと、用紙のサイズを大きくするか、鉛筆型で小さな部分に塗ることが出来る製品を使うと細部まで描くことが出来ます。
 
 クレヨンは図画工作でも使用しますが、色鉛筆は使用頻度が低そうなので、今回は色鉛筆を使うことにしました。
 
 

  色鉛筆を使う

 

 今回は、桜クーピーペンシルを使って塗ってみることにしたのですが、

 

 

のような12色セットを使用しています。クーピーペンシルは

 

 

のように全てが芯なので、通常の色鉛筆の2倍描けるのですが、セットによって色が異なります。基本的に色鉛筆のセットの本数の違いは 【 中間色の数 】 なので、混色しなくても使える発色のいい色がどれだけ含まれているのかで本数が違ってきます。

 

 学童用のセットだとこうした12色の製品が多いのですが、色の基本としては

 

 

の7色を揃えると結構幅の広い中間色を作ることが出来ます。この色の組み合わせですが、

 

 

がグレースケールで、

 

 

がCMYKの代用品になります。そして、合わせると確実に濁る

 

 

の三原色があります。CMYだとクロが作れないので、黒が別途必要になりますが、多分、これが最小単位になるのではないかな?と思います。

 

 

色については、

 

 

のような感じになりますが、基本の色に白と黒を重ねると画像のようになります。また、それぞれを混色すると

 

 

のようになります。赤色、青色、黄色の場合だと、

 

 

のような色の変化になりますが、桃色、水色、黄色の場合だと、

 

 

のようになります。また、赤色、青色、黄色の三色を混ぜた場合、

 

 

のようになりますが、濁らせる場合には重ね塗りで色を追加していく必要があります。桃色、水色、黄色の場合だと

 

 

のような色の変化になりますが、純粋な黒ではなく偏りのある濁った色が出来上がります。

 

 色鉛筆の三色で塗る方法があるのですが、今回は、

 

 
 
で色を作って見ることにしました、試しに塗ってみると
 
 
のような色の変化が出るようで、この三色で描くと
 
 
な感じの色の偏り方になりました。この三色塗りは今回がはじめてなのでよく解っていないのですが、紫と橙色に偏らせて肌を作って、緑の系統で調整を入れることで赤みを消すような色の使い方になるような気がしました。
 
 ちなみに、モノクロと比較をすると
 
 
のような感じになります。

 

 色鉛筆は薄っすらと塗ると下の色が透けるので、色を重ねて中間色を作ることが出来ます。これが可能なので、水彩画で使うようなグリザイユ画法を使用することも出来ます。

 

 

 

 これが可能なので、重ね塗りが出来る余地を残しておけば

 

 

のように空間内の光源の色を上から重ねることも出来ます。これができるので、グリザイユを行う際に

 

 

のように青系の色を使うことが出来ます。上に重ねる色で状態を変更できるので、

 

 

のように明るい色や暗い色を重ねて空間内の明度や色彩をコントロールすることができます。

 

 

では、

 

 

の逆で、

 

 

のように上から空間内の光源の色を重ねていますが、色鉛筆ではこういった塗り方も出来ます。

 

 光源の色は時間で変わりますから、時間帯で異なる色をしていますが、

 

 

のように上から色を重ねることで環境内の色をそのまま全体に適応することも出来ます。

 

 色鉛筆の場合、色を重ねることで混色が出来るため、こうした塗り方が出来るのですが、グリザイユや閑居の色の追加のように色の層を考えて塗ると、光と影だけでなく全体の色調のコントロールをする事も出来るようになります。

 

 

 

 TODAY'S
 
ラクガキ

 

 日本では、文字の組み合わせで顔を描く方法があります。

 

【 へのへのもへじ 】

【 つるニハ〇〇ムし 】

 

のように文字の並びでは良く解りませんが、並べてみると顔になる物が存在しています。

 

 これを使うと、会のバランスを撮った時のパーツの位置関係を取る練習は出来るので、今回はそうしたものについて書こうかなと思います。

 

 

  へのへのもへじ と つるニハ〇〇ムし

 

 前述のように、

 

 

 
を使うと、顔になるのですが、へのへのもへじについては、
 
 
のような形になります。この構造で考えると、
 
 
のように視線の先が決まっている斜めから見た顔と考えることが出来ます。この状態で考えると、濁点が耳でもの横棒の位置を変えると鼻になるので、こんな感じになりますから、この構造は
 
【 ▲ ”へのへのもへじ”さん 】
 
 
のような物と考えることが出来ます。
 
  【 つるニハ〇〇ムし 】 の場合、
 
 
になるので、おじいさんのような顔が出来上がるのですが、ニを口に持ってくると
 
 
のようになります。また、この顔だと
 
 
飲むきと考えることが出来るので、○の使い方で顔の向きを少し変更できます。その為、この構造は、
 
【 ▲ ”つるニハ〇〇ムし” さん 】
 
の・ようなものを描く時に使えるもののような気がします。
 
 

  応用編

 

 このように元々ある物を使っても

 

 

 
のような絵を描けるのですが、文字の状態を変えると異なる形のものを描けます。例えば、
 
 
のような怪文書じみた物を用意して顔の部分だけを描くと
 
 
のようになるので、アタリを用意してこれを配置すると
 
 
 
のようなパーツをレイアウトすることが出来ます。
 
 これは正面顔になっていますが、|⌒|の部分で、頭の上の部分が描けるようになているので、円の横を落として、斜線で顔のラインを描けるような作りになっています。この時に位置段階ではなく 【 // 】のように二段階曲がるようにしてあるので、顎のラインのVの部分が際立たない角度になるように調整すると違和感が減ります。最後に尖った顎の部分を調整すると角々しいじょうたいがなくなります。これが正面顔になりますが、 【 へのへのもへじ 】 の場合だと
 
 
のようになるので、正面顔だと横を見ている絵になります。
 
 

  目の形を変える

 
 正面顔の場合、
 
 
のようなのを文字だけで描けるので、バランスを取って描くことがD家いるのですが、この状態だと角張った目になります。
 
 
だと
 
 
なので、
 
 
のような感じの目のアタリに出来ますが、丸い目にはなってくれません。そこで、
 
を使うことで
 
 
 
のようになるので、
 
 
のような形の目の当たりをつける事が出来ます。これを先程の
 
 
のようにアタリを取ったものに適応すると、正面顔のバランスを取りやすくなります。へのへのもへじの場合
 
 
のような表情を作る際にも目の向きは同じなのでつかえなくもないのですが、目の表情が決まっているので、用途はある程度限定されます。目の表情の場合6や上を閉じたUなども使えるので
 
 
 
のような顔も作れます。
 
 

  クレヨンと塗り

 

 先日、クーピーペンシルでもグリザイユができるので、

 

 

のようなことが可能で、上から色を重ねることが出来るので、

 

 

のような差を与えることが出来るので、

 

 

のようなことが出来ることについても書きました。こうした塗りはクレヨンでも出来るので、クレヨンでも同じことを試してみました。まず、グリザイユのように色を下に置いた場合

 

 

のように色がくすんだ感じになりました。逆に上に薄っすらと色を載せた場合も

 

 

のように色が沈んでしまいました。花の部分は色を乗せず、周辺だけ塗った場合には

 

 

のようになり、結構印象が違う物が出来ました。ちなみに、この花はA6サイズのノートに描いています。

 

 

  今回のラクガキ

 

 とりあえず、

 

 

 

のような感じで絵を描いていますが、今回は、

 

 

のようなのを描いてみました。ラフなので色々と修正する予定ですが、なんとなくざっと描いてみました。

 

 

 

 今回もコピー紙に描いており、Panasonic Lumuix DMC-TZ85で撮影しています。