先日は、

 

■ 鉛筆でざっと描いた物(68)(コピー紙+鉛筆)【ラクガキ】

 

の記事にてシャープペンシルについて書きました。

 

 シャープペンシルを使った場合、安定した線を引けますが、細いラインを引けるのでハッチングを番った技法を得意としています。ハッチングは、ラインの密度で濃度をコントロールする技法ですが、

 

 

のように重ねて行くと密度が高くなるので、濃度が高くなります。この密度をコントロールする事で、

 

 

のような感じでグラデーションを作る事もできます。

 

 鉛筆の場合だと面で影を塗りますが、シャープペンシルはハッチングで影を付ける事になります。この技法はサインペンやボールペンなどが同じ技法を用いる事になりますが、シャープペンシルの場合だと、消せるという利点があります。

 

 鉛筆もそうですが、塗りの練習には塗り絵を使う事になりますが、難しい物をいきなり塗ろうとすると厳しいので、簡単な形状を描いて塗ると強弱をつける連数もできます。その為、形状を描く練習と塗る練習も含めて行えるものだと、立方体や直方体の組ア刺さった構造物を描いて塗っていく方法があります。例えば、

 

 

の様なのを描いて、塗ると

 

 

な感じの塗り訳ができますが、この場合、光と影の向きをイメージしやすいと思います。これが、

 

何も見ずに脊椎反射でが居た物 【 定期 】 

 

のような構造になると、物凄く難易度が高くなるので、ベタ塗りできれいにはみ出さないように塗る場合だと、塗り絵のように絵が何か解る物を用意して塗っていくと、綺麗に画材を使って均一に塗る練習ができますが、陰影などを考えて塗るとなると複雑な形状だと難しいので、簡単な形状から慣れて行くとイメージがしやすくなると思います。この時にディテールも含めて濃淡を加えて描く練習が出来るのが 【 デッサン 】 になりますが、基本的に、物体を描く場合、曲面が存在する場合には色彩で表現するしかないので、モノクロだとグレースケールのグラデーションを使う事になりますし、カラーだと色相や彩度の変化を明暗のグレースケールの変化に対して追加した物を使用して色の状態を再現する事になります。

 

 ハッチングを使う場合、ラインの方向で境界を作る事が出来るという特性があります。

 

 

のような塗り絵を作って、

 

 

のように色分けのアタリを付けます。ここから

 

 

のように塗ると、この部分が違う物に見えますが、ここから、

 

 

のように色を重ねて、

 

 

のように上部に違う方向にハッチングを入れると、この面が離接する面とは異なるパーツに見えます。そして、

 

 

のように異なる部位に違う向きでハッチングを入れると、完全に違う面に見えるはずですが、ここに影のラインを入れて

 

 

のように塗ると、複数の面で構成された立体に見えると思います。アタリの段階だと直線でいいのですが、物体に欠けや傷がある場合、加筆をsるとディテールを追加できるので、汚れや映り込みなどは、加筆で対応する事になります。

 

 この辺りは、模型のウェザリングと考え方は同じですが、ラインを入れている場所を光沢にしたい場合だと、消し込むで決してその部分を白抜きするように白で加筆を行って、その範囲が残るようにハッチングで範囲を狭めるとエッジを光らせたり光沢を入れることができます。

 

 ハッチングをする際に

 

【 異なる面や異なるパーツは別のパーツのタッチの

影響を受けないように描く 】      

 

必要があります。実際に見比べると解るのですが、

 

 

の2つの絵を見てもらうと、右がハッチングの方向を変えた物で、左が、全て同じ方向のでハッチングを入れた物になります。

 

 これはラインがあるので、分離が出来ていますが、これを濃淡で示そうとすると解りにくくなるので、別のパーツ同士の立体感が解りにくくなる場合があります。同じ方向のラインだと、

 

 

のように漫画では動きの効果で使うような物で使用されることがありますが、この印象は、 【 同じ向き 】 なので成立しています。

 

 基本的に単一の面や単一の指向性だと同じ向きにしますが、曲面の表現だと角度を変えて描くので、【 差異を与える 】事を考えると向きを変えてハッチングを入れて行く事になります。

 

 その為、ハッチングを入れてみて何か違うと感じた場合、同じモチーフでパーツ単位でハッチングの向きを意識して塗ってみると印象が変わると思います。

 

 シャープペンシルは細かいラインを引けるので、小さなディテールを描き込めるという利点があります。その為、小さなサイズのスケッチブックだと、鉛筆よりもシャープペンシルや細いマーカーやボールペンの方が作業が扱いやすいと思います。

 

 基本的に、用紙に対してのブラシサイズの相対比を考えて画材を選ぶことになりますから、小さなスケッチブックに描く場合だとクレパスやソフトパステルやオイルパステルだとディテールが殆ど描けなくなってしまいますから、クレヨンやパステルなどでディテールのある物を描く場合には、用紙のサイズを大きくする必要があります。デッサンの場合ですが、美大の受験とかだと、B3位のサイズに大きく描いてディテールを追加するような流れになっていますから目的によって慣れておいた方がいい用紙のサイズも違ってきます。例えば、コミックだと、出来れば、B4位の絵が描けるようにしていた方がいいのですが、この理由はいたって単純で 【 プロ用の原稿用紙のサイズがB5で見開きだとB4になる 】 ためです。

 

 同人誌用の現行だとA4サイズなので見開きだとA3になりますが、見開きの絵のサイズに慣れていないと大きなサイズの絵を描けないという結構致命的な問題が出てしまいます。

 

 美大の受験だと漫画政策のような微細な物を描くことはないと思いますが、コミックの場合だと、コマのサイズに合った絵の描き方とディテールの表現があるので、それに準じた描き方をする必要があります。この時の画材のコントロールも結構繊細になるので、 【 絵を描く時にディテールのある細部を描く時の作業が長時間続く感じ 】 になりますから、これも練習しないと無理な作業になります。つまり、目的によって慣れておいた方がいい用紙のサイズや描き方の基本部分が異なる訳ですが、コミックで必要になるコマの中で状態を完結させる作業とB3に細部まで描いた写実的な物を描く作業は異なるので、目的によって必要とする能力が違ってきます。大は小を兼ねるのは確かなので、大きな絵を描く練習をしたほうがいいのは確かですが、構図を小さなサイズに落とし込んだ時にはそのサイズでのディテールの強調をする見せ方があるので、これは大きな絵を描く時の物とは違うセオリーになります。その為、大きく描く時のディテールの追加をして質感を上げる方法と、小さく描いた時に絵が破綻していない状態でしっかりと質感が出るように描く術は別なので場合によっては、この双方が必要になる場合もあります。

 

 この条件で考えると、意外とA4サイズに大きく描く作業と言うのはそれほど大変でもないので、やってみるとすぐに慣れてしまいそうな気がしますが、学校の図画工作や美術で使うのは四つ切りなので、そのサイズでどの辺りに何を描くのか?を考えて物体を配置してそれを基準に描いていく場合、A4よりも広範囲のラインを引くことになったり、形状も大きく描くことになります。そうなると、四つ切りで構図を決めて見る時に良く見えるような条件とB4の原稿用紙にコマを割って3分割して、その中に絵を描いた時に良く見えるようにディテールをコントロールする術では技法自体が少し違ってきます。その為、基本的には美術のジャンルに属する物になりますが、用紙のサイズが異なると、描き方も変わってくるので、目的に合った条件で描いて、そのサイズの技法が使えるようにしておくと意図した物を描きやすくなります。

 

 シャープペンシルの場合だと、

 

 

のように凹凸を入れる時に細かな濃淡で凹凸を入れれ行く事が出来るので、細部の加筆やハッチングによる濃度のコントロールをする際に使えます。

 

 個人が趣味で描く場合だと、画材の選択肢が結構広いので、

 

    面 : 鉛筆

    線 : シャープペンシル

 

で使い分けることができますが、ハッチングや細かいディテールをシャープペンシルで加筆して、面塗りなどは鉛筆で行うとディテールのコントロールが行いやすくなります。あと、細部を消す時に電動消しゴム先の細い消しゴムがあると作業がしやすくなりますが、こうした消しゴムの場合、濃度のコントロールが出来ないので、【 濃く塗った場所の色抜き 】 などが出来ません。

 

 練りゴム(練り消しゴム)を用意するとそうしたグラデーションを作る事ができます。多分、多くの人が

 

    シャープペンシル

    消しゴム

    ノートやルースリーフ

 

あたりは用意できると思うので、これに大きく描く練習をする事もできます。この時の技法としては、

 

    ハッチング

    ぼかし

    消しゴムによる白色の加筆

 

が出来るので、

 

 

のようなハッチングとベタによる表現と、

 

何も見ずに脊椎反射でが居た物 【 定期 】 

 

のようなティッシュペーパーを使ってぼかした時の柔らかい質感を使った2つの表現を行う事が出来ます。

 

 ちなみに、ルーズリーフに描いても

 

何も見ずに脊椎反射でが居た物 【 定期 】 

 

のような感じで濃淡を追加できるので、薄めにラインを集めておいてぼかしていくと濃淡をコントロールできます。ティッシュで延ばす場合、濃すぎる場所は消しゴムで一旦消して、再度伸ばしてから濃度をコントロールすることもできるので、薄く塗ってソフトに伸ばしていくと意図した濃度のボケを作る事ができます。これを重ねて行くと濃度を足して行く事が出来ますが、ボカシの技法は鉛筆の芯の濃度が濃いほど、色が強く残る傾向があるので薄い場合には色が減衰しながら広がる傾向があります。そして、はみ出して境界線以外の場所にボカシの効果が出ている場合だと、消しゴムで消すと境界線の部分で分離させることが出来るので、DoFの効果と輪郭線のない境界を作る場合の2つの目的で使用する事ができます。

 

 

 回描いた物             

 

 今回は、

 

 

のような感じの物を描いてみました。イメージだけで描いているのですが、これと同じ自お渦でディテールを加えたのが、

 

 

になります。あと、

 

 

の様なのも描いてみました。

 

 

 の構造               

 

 手の場合、

 

 

のようになていますが、親指と小指以外は似たような位置に第一関節が発生していますが、残りの2本の指は、小指の第二関節が薬指の第一関節付近で、親指の先は手を閉じた時に人差し指の第一関節の中間付近になります。手首については、

 

 

のように動くので、

 

 

のように旋回と手首の動きになりますが、上から見ると、

 

 

のように動きます。

 

 造について             

 

 形を描く場合、どう言った推移なのかを考える尾イメージしやすくなります。この場合、CTのように輪切りにして面で考える方法がありますが、脚の場合だと、

 

 

のようになっています。これが、

 

 

のように積み上がっているので、形状を筒として考えて各底面の形状を追加してそれを繋いでいく事でも形を得ることができます。

 

 腕の場合、

 

 

 

のようになりますが、腕を曲げると、

 

 

のように筋肉の変化が発生します。これを

 

 

のように筋肉の変化で考えることもできますが、形が決まっている場合、

 

 

のように四角形の集合でアタリを取る事もできます。手の場合だと、

 

 

 

のように手首側と指で独立して動くので、

 

 

のように個別で動く多関節の構造になっています。この時に指も個別に分かれて羽後P貸す事が出来るので

 

 

の組み合わせで動かす事が出来ます。手の場合、

 

 

のように線だけで描くこともできますが、

 

 

のようにハッチングで学方法とぼかした後でディテールを追加数る方法があります。

 

 

先日は、花を書いたのですが、

 

 

ではなく、

 

 

 

の様なのを描く場合、立体を組み合わせた構造で考えるとイメージしやすくなります。この構造は、

 

 

のようにV字の形状を組み合わせた物になっています。

 

 

 ャープペンシルの特性        

 

 

 絵を描く場合、少なくとも画材に慣れないと描くことが出来ないので、道具の特性を知る必要があります。これは何を使っても同じですが、 

 

【 使ったことがない画材だとうまく扱えない 】

 

のは何を使っても同じですから、使わない事には何も解りませんこの条件で考えると、 

 

【 消耗品を結構な量使う事になる 】

 

訳ですが、この時に、家に存在していて在庫のある物だと気兼ねなく使えるので、その画材については練習出来る画材になります。

 

 この条件で考えると、誰でも気軽に始めることが出来そうな物だと、学生時代の筆記用具になりますから、

 

    鉛筆

    シャープペンシル

    ボールペン

 

辺りは存在していると思います。この中で芯の交換で対応Ⅾ系る物とそのままなくなってしまう物がありますが、鉛筆はけずてっ使う道具になりますが、シャープペンシルとボールペンはペン自体が破損しない限りは替え芯で対応出来る画材になります。

 

 この条件で考えると、気軽にそろえることが出来そうな物だと、

 

    シャープペンシル

    消しゴム

    替え芯

 

になりますが、製図とかをしていない場合だと、0.5mmを使っている人が殆どだと思いますから、多分、芯が残っている場合だと、

 

    シャープペンシル(0.5mm)

    消しゴム

    HBの替え芯(0.5mm)

 

と言う感じになっていると思います。

 

 この条件で考えると、特定の量のディテールを描ける状態を作る事ができます。

 

 用紙については、画材で全く違ってくるので、粗目の水彩用紙(これはしっかりと水を吸うので細目と粗目では少し違います。その為、乾燥しやすいのが粗目で凹凸が少なく水が留まるのが細目になります。その為、水彩用紙でも目の違いで質感が変わるので、最初に三種類用意して描いて好きな物を使って行く事になります。)と画用紙では全く違うように紙で描き味や画材の乘り方も違ってくるので、実際に描き始める時には、目的に合った用紙と画材を使う事になりますが、線や塗りの練習だと画材を気にせずに描いても対応できる物がいくつかあります。

 

 用紙については、最初に描いてみる場合だと、白い用紙だとなんでもいいのですが、出来るだけ多く描いたり、大きく描けた方がいいので、ノートが余っている場合だと、ノートに対して描いてみるという方法もあります。こうするとA4サイズでどんどん描けますから、サイズを大きくして描くと0.5mmでも結構描き込むことができます。

 

 その為、できるだけ大きめなサイズの物を用意して描く練習をすると、小さな物しか描けないという状態を回避する事ができます。その為、家庭にありそうな物で描く場合だと、

 

    シャープペンシル

    消しゴム

    替え芯

    ルーズリーフやノート

 

あたりで描いてみるとシャープペンシルで描く練習ができます。

 

 

■ 機材特性を知る           

 

 ここでコピー紙に色々描いていますが、コピー紙は嘘のように薄いのでノートとかよりも筆圧を抑えて描く必要があります。その為、ノートに筆圧をかけて描く時のような描き方が出来ないので、少し特殊な感じになります。コピー紙に描いた後にノートに描いてみると 【 厚い 】 と感じるはずなんですが、それくらいコピー紙は薄いです。

 

 ノートの場合だと少し厚みがあるので、その分自由度が高いのですが、ノートやルーズリーフに描く場合、マッキーとかインクが駄目なので、基本的に万年筆で絵を描くような物には向いていません。その為、水分を多く含むような画法が使える訳ではありませんから、漫画をそのままGペンで描くようなことをすると用紙が破綻します。

 

 実際に

 

テスト用に何も考えずに脊椎反射で描いた物 【 定期 】  

 

 

のように描いてみると、酷い描き味なので、試す事から避けた方がいいレベルなんですが、

 

 

のように色が裏に抜ける事があるのでベタの部分は別の物を使う事になります。あと、マッキーなども抜けることがあるのと、水分が多いと紙自体が破れるので画材を選ぶ感じがしました。コピー紙と同じでフリクションボールペンだと大丈夫だったのですが、この場合、裏に色が抜けないのとノートの材質だと乗りやすい感じがしたので、フリクションボールペンだとシャープペンシルと同じ世に使用できます。

 

テスト用に何も考えずに脊椎反射で描いた物 【 定期 】  
 

 

 ノートやルーズリーフも画材を使った時にどんな感じ地なるのかを知っておいた方がいいのですが、シャープペンシルの場合も

 

    筆圧をどこまで上げられるのか?

    筆圧による色の濃淡の範囲はどのくらいなのか?

 

を先に調べる事になります。芯を少し長めに出して、斜めにおいて筆圧をかけずに滑らす世に塗ると先がとがるので、0.5mmdめお細い線を引くことが出来るようになりますが、

 

 

のような感じのグラデーションと細い線を描いた時位どんな感じでラインが引けるのかを先に調べておく必要があります。ちなみに、この時の芯はHBになります。

 

 単一の芯の場合だと、その濃度の範囲で階調を決めることになりますから、濃度を事前に知っておくと階調をコントロールしやすくなりますし、最も暗い色がどの辺りになるのかも把握して描くことが出来るようになります。

 

 このグラデーションと筆圧の上限を知った後に、

 

どの辺りの濃さまでだと消せるのか?

 

を確認する事になります。ノートの場合、厚みがあるので、凹みますから、筆圧を上げ凄ると鉄筆を使った時のの用凹凸で段差が出来て状態がおかしくなることがあります。厚みのある用紙を使う場合だと、軟質の物を用意して描くと筆圧を上げずに濃い色を出せるのですが、シャープペンシルの0.5mmだと4Bと2Bがあるので、濃度が足りない時にはこれを使う事になります。

 

 筆圧の上限を試すと、 【 特定以上の濃さにならない点 】 が見えているので、この時の筆圧がその芯の硬度で使用できる上限と言う事になります。つまり、それ以上筆圧を上げても意味がないので、筆圧をかける時にはそれ以下の力で使用する事になります。

 

 消しについては、 【 ハイライトの加筆 】 でも使用するので、

 

消した上で白い部分と同じように扱える条件

 

を事前に確認しておく必要があります。ここまでの確認をしておくと、HBの芯で

 

    濃淡の範囲の理解

    ハイライトの加筆と余計な部分の消去

 

が出来るようになりますが、シャープペンシルも鉛筆と同じなので、ボカシが使えますから

 

ボカシによる色の変化

 

を確認しておく必要があります。また、ぼかして加筆をしていくと加筆できなくなることがあるので、その上限になるまでぼかしと加筆を行ってみると、どう言った塗り方が出来るのかを知る事ができます。

 

 この時のテスト項目ですが、鉛筆でも同じなので、デッサンを描く時の鉛筆と紙の特性を知る時にも使えます。

 

 HBを使って描いても濃淡はある程度使えますが、階調の幅をもあ層と思うと強い黒と薄いグレーが必要になります。

 

 薄いグレーの場合、筆圧を弱くすれば落とす事が出来ますが、濃さはどうにも内ません。その為、柔らかい芯の物を用意する事になります。シャープペンシルだと0.5mmでも2Bや4Bがあるのでその太さで濃くすることができますが、6Bとかになると、5.6mmとかになるので細い芯は存在しないようです。

 

 

■ ルーズリーフやノートの場合     

 

 ルーズリーフやノートの場合、横に罫線が入っているので、これをガイドにして水平を取りながら描く練習ができます。こうした描き方はコピー紙では出来ないのですが、絵を描く場合、水平と垂直を出してその距離で位置を拾いながら形を描くので、そうした 【 形を感覚ではなく点と距離で取得する 】 練習をする場合に、距離を得やすくなっています。

 

 このガイドを使って距離などを考えながら描くようにして、その後で、水平や垂直を無地の紙で行えるようにすると同じ考え方で描ける世になりますが、水平、垂直、平行などをガイドがない場所でも得られるようにすると、無地の状態でも同じ描き方が出来る湯になります。

 

 基本的に絵を描く時には無地なので、無地でラインを引いて水平や垂直を出したり平行になるようにラインを引いてアタリを付けて描くことになりますが、ノートだと最初からガイドがあるので描きやすくなっています。方眼紙だとさらに描きやすいのですが、過程にありそうな物で考えるとノートやルーズリーフのような気がするのですが、その状態だと水平を取って描くような題材を描く練習をする際に水平のイメージを脳内に作るために使用する事ができます。 

 

 

今回も鉛筆を使ってコピー紙に描いており、Panasonic Lumuix DMC-TZ85で撮影しています。