先日は、

 

マインクラフト(統合版) : ネザーゲートを開閉する回路 【 マイクラ : 機構・回路 】

 

にてネザーゲートの仕様と水流が少し長めに残る物のゲートの開閉ができる物を作ってみました。水流のコントロールはパルサーになるのですが、前回は実用性と言うよりも、観察者とドロッパーを繋いで、ボタンの信号を出すと、二度信号を送るパルサー回路になるので、こうした事が可能になりますが、基本的に信号がロックされた状態からのオフにする工程と言うのは信号の伝達になるので、パルサー回路といのは2度信号を送る作りにします。ボタンや感圧板もオフにできるという事はトーチのように信号を送った後にもう一度信号を送って切っている事になりますが、その信号が二度出るので、一度目で水を出して二度目で水を回収するのではなく、一つのボタンの操作でこの4つの信号を出した状態と同じ処理が可能になります。

 

 ネザーゲートの開閉だと、リピーターロック機構を使ったパルサー回路を作って、そこから信号を得て水用の信号を出して、その信号を2遅延で信号を送り返してオンとオフのコントロールを行い、止めるという方法もあります。

 

 今回ですが、前回に引き続き回路関連です。

 

 号の伝達                     

 

 レッドストーン信号ですが、レッドストーンパウダーが電子回路の配線の役目をします。これは被服配線ではなく、金属がむき出しになった状態と同じですから、干渉してしまいます。現実世界で配線は被服配線になっていますが、これは絶縁体で電流の干渉なども回避してあります。レッドストーン回路を組む場合、現実世界の電気工作のように 【 被服 】を用意しないと干渉するので、回路を組むうえで干渉するという事を踏まえて考える必要があります。

 

 レッドストーンは引くと繋がる特性があるので、隣接すると繋がる特性があります。また、1段上だと繋がるので、階段状にして上下に降ろす事ができます。

 

 

■ OR回路                       

 

分岐とは別に、複数の場所からの信号のいずれが合っても動作するような仕様にする場合に、OR回路を組む事になりますが、

 

 

のような感じで信号が統合された状態で一つの場所に移動するようにすると、いずれかの信号が出た場合に回路が動きます。

 

平面的な構造だとこうなりますが、階層を持たせる場合だと、

 

 

のようにトーチで信号を反転させて、オフの状態にして使用すると

 

 

のような回路を作れます。この状態だと、NOT回路の反転した信号とボタンなどの信号をそのまま上に上げることができます。これは、OR回路の信号とNOT回路の分岐を組み合わせた物になります。

 

 OR回路で4つの信号を得る場合だと、

 

 

のようになります。平面的な信号だと、

 

 

のようにするとさらに多くの信号を入力の対象にできますが、

 

 

のように上に信号を上げることができますから、OR回路の分岐も階層を持たせて面積を小さくして入力の対象を増やす事ができます。

 

 

 

■ 信号の伝達                     

 

 信号の伝達ですが、

 

 

のように通常のレッドストーンワイヤーで信号を送る方法と、レッドストーン反復装置を使う事でブロックに信号を送る事ができます。こうすると、ブロックがレッドストーンブロックのような挙動になるので、

 

 

のような動作になります。レッドストーンたいまつを下に置いた場合は、上と横に信号が伝達され、上方向だとレッドストーンパウダーを配置すると、信号が伝達された場合、ブロックの側面と下方向に信号を伝達できます。リピーターを使用した場合も

 

 

のように動作させることができます。その為、リピーターを用いた場合、

 

 

のようにOR回路を用いた場合もレッドストーン反復装置を用いてブロックに信号を送れるので、こうした構成にすることも可能です。

 

 

■ 信号の分岐                     

 

 分岐の方法ですが、

 

 

 

のように一つの信号で一つの回路を動かす動作と分岐をさせて複数の回路を動かす事ができます。そして、分岐ですが、

 

 

 

のように信号の発生源から残った面の数(なので、5面から出す事ができます。)から出す事ができるのですが、出力したワイヤーを分岐させることができます。その為、

 

 

のような分岐ができます。

 

 号の分岐と遅延                 

 

 レッドストーン信号ですが、15まで伸びますが、1つの信号の伝達には、1レッドストーンティックの遅延が発生します。その為、1つのブロックで0.1秒(100ms)の遅延が発生します。ゲームティックは50msですから、レッドストーンティックは2ゲームティックになります。

 

 その為、

 

 

基本的にレッドストーンワイヤーのみの場合、遅延が発生しませんから、15までの長さだと遅延は出ません、これを、

 

 

のようにブロックを用いた場合、信号の伝達に1レッドストーンティックの遅延が発生します。その為、右側は1ゲームティックで、その隣は3つブロックがあるので、3ゲームティックになるので、左右で異なるタイミングでレッドストーンランプが点灯します。その為、

 

 

のようにすると、4つが全く異なるタイミングで点灯します。これは、レッドストーン反復装置の数で遅延が出るので、左だから0,1,2,3となっているので、この作りにすると、光がが左から右に流れます。ブロックで信号の遅延が発生するので、

 

 

のようにすると、面白い挙動になります。これは、レバーの前トーチが二種類の信号が来ており、もう一つのトーチは一方甲しか信号が来ていません。つまり、通過点に信号があるだけと言う状態になります。

 

 

のような構造にすると解りやすいのですが、信号をオンにしてランプを点灯させて 信号を切ると、画像のように手前の二つの信号が着れていますが、奥の信号は残っています。その為、点灯時とは逆のタイミングで信号が消えていくことになります。その為、

 

 

 

のようにすると、点灯の順番と消灯の順番が逆になる回路を作る事ができます。

 

 これについては、点灯と小殿の状態を図示すると解りやすいのですが、

 

 

のように点灯の時にはレバーからまっすぐ来ている信号が先に来るので、肥田頼のランプが先に消えるのですが、消える時には、二つ目の長い信号が残るので、手前のランプは先に消えるのではなく、後から消えます。

 

 この回路では、遅延を用意できますが、遅延については、

 

 

のような感じで、状態の変化で、設定できるレッドストーンティックの量を変更できます。通常の状態だと1ゲームティック(1遅延)で、そこから、3段階で変更できますが、1段階で1ゲームティックの遅延を入れることができます。

 

その為、回路を組む場合、

 

 

の回路のレッドストーン反復装置の遅延を入れることで、信号の点灯の間隔を調整できます。これを用いると、

 

 

のような回路が作れますが、NOT回路で片方を反転させておくと、隠し階段などを作る事ができます。

 

 また、

 

 

のよに二段にすると、

 

 

のように動作するギミックを実装することができます。

 

 リピーターですが、

 

 

のように遅延を入れることができるので、

 

 

のように遅延の異なるレッドストーン反復装置を用意すると、信号がレッドストーン反復装置の遅延分だけ点滅のタイミングをずらして点灯する物を4方向に配置できます。この4方向の信号が同じタイミングなのはレッドストーンワイヤーでは遅延が発生しないためです。この回路は4つのランプを異なる遅延で点滅のタイミングをずらしていますが、4つのブロックが並んでいるので、タイミングをずらして動かす場合、最大遅延のリピーターを用意すると、信号が流れるように点灯していきます。基本の形はこれですが、ここに遅延を入れて

 

 

のようにすると、ボタンの方向から回路の終わりに向かって順番で信号が流れていくようになります。この信号を特定のタイミングのクロック回路にすると、点灯と消灯のタイミングをコントロールできるので、レッドストーン比較器を使った遅延回路やホッパータイマーなどを使うと点灯しているタイミングを変更できます。あと、流れるだけだと、

 

 

のようにホッパーを繋いで比較器で検知して反復装置で延長するとレッドストーンランプを点灯させることができます。

 

 

 Eスナップショット20w06a             

 

 公式Twitterで 【 次はネザー 】 と言う表記がありましたが、スナップショットでネザーが来ましたね。JAVA EDITIONに新しいスナップショットの20w06aが来ました。

 

 JAVA EDITIONでは、1.16になりますが、このバージョンでついにネザーの大型アップデートが入ります。ネザーの大型アップデートでは、新しく3つのバイオームが追加されます。

 

■ 歪んだ森(warped forest)             

 

 ネザーらしからぬ緑色に染まった世界で、緑の森が広がっています。

また、このバイオームには、 【 キノコライト(Shroom light) 】  も実っています。バイオームでは、植物やパーティクル、霧が発生し、ネザーラックに骨粉を使うとWarped Nyliumになります。

 

【 スポーンするMOB 】

 

  ■ エンダーマン

 

【 生息する植物植物 】

 

  ■ 歪んだ木(Warped Stem)

  ■ 歪んだキノコ(Warped Fungi)

  ■ 歪んだルーツ(Warped Roots)

 

 

■ 真紅の森(Crimson forest)            

 

 この森は、歪んだ森とは正反対で赤い森になっています。このバイオームは燃えているように見える樹木がありますが、火の粉のようなパーティクルが飛んでいます。ネザーラックに骨粉を使うとCrimson Nyliumになります。また、Crimson Fungiに骨粉を与えるとStemに育つようです。 

 

【 スポーンするMOB 】

 

  ■ ホグリン(🐗っぽい何か)

  ■ ゾンビピッグマン(変更の可能性もあるようです。)


【 生息する植物植物 】

 

  ■ 真紅木(Crimson Stem)

  ■ 真紅のキノコ(Crimson Fungi)

  ■ 真紅のルーツ(Crimson Roots)

  ■ しだれつる(Weeping Vines)

 

 

■ ソウルサンドの谷(Soul sand valley)     

 

 ここはソウルサンドとソウルソイルと言う新しいブロックで構成されバイオームで、骨ブロックや 【 玄武岩の柱(鍾乳石)Basalt Pillars 】 なども生成されます。そして、青い炎も生成されます。この青い炎は赤い炎の倍のダメージ【💓x1】を受けます。そして、バイオーム内には青い霧が立ち込めています。ちなみに、ソウルソイルの上で着火すると青い炎になり、ネザーラックの上だと赤い炎になります。

 

【 スポーンするMOB 】

 

  ■ エンダーマン

  ■ スケルトン

  ■ ガスト

 

【 生成されるブロック 】

 

  ■ ソウルサンド

  ■ soul soli

  ■ Basalt

  ■ 魂の炎(soul fire)

 

                               

 

 あと、【 古代の破片(Abcuent Debris) 】 と言うブロックがあり、ネザーライトの原料になるようです。精錬すると、【 Netherite Scrap 】になります。そして、精錬されたブロックが新しく追加されています。また、今回、木材ブロックが登場したので、新しい色の柵や看板やハーフブロックを使えるようになります。あと、青いトーチと青いランタンが作れるようです。

 

 そして、このアップデートからダイヤが最強ではなく、ダイヤのさらに上強さの武器や防具や道具が登場します。それがネザーライトの装備や道具になります。ダイヤの武器にネザーライトインゴットを追加することで、ダイヤの武器をグレードアップすることができるようです。

 

 バイオームには新しい土とソウルソイルが土壌として生成されますが、ここには植物を植えることができます。

 

 今回のネザーの植物には光源が実るのですが、骨粉で成長させることができるので、骨粉で光源を作る事ができます。あと、ネザーライトの装備や武器は溶岩では消えないという特性があります。また、武器や防具のデザインも変わるようです。ちなみに、ソウルライトのインゴットは、【 Netherite Scrap 】 x3 と 【 金インゴット 】 x3 でクラフトできます。


M inecraftのプレイ環境               

 

  ■ Core i5 650

  ■ H55M-Pro 

  ■ DDR 1333 2GBx2+1GBx2(DUAL CH)

  ■ Quadro K620(PCI Express x16 【GEN2動作】)

  ■ SATA HDD

  ■ WINDOWS 10 x64 (1909)

 

  ■ MINECRAFT BE 1.14.20

 

    (*)ESBE_2Gを使用しています。

 

        シェーダーパックを使用していますから、バニラの

        画質ではありません。

 

     (*)このワールドは試験的なプレイをオンにしているの

        で通常のワールドとか挙動が違っている可能性も

        あります。      

 

 

【 画像制作で使用したソフト 】

 

  ■ GIMP 2.10.14