AMDの決算発表において、NAVIに関する言及があったようです。
AMDは第一四半期は伸びはない物の第二四半期以降は異なることを発表するとともに、それと同時に、RYZEN VIIのローンチと新しいアーキテクチャのローンチについても言及しています。Naviが登場することになりそうですが、未だにどういうアーキテクチャになるのかは不明です。あと、AMDと言うと、第三世代のRyzenの登場もしますから、Naviもこれからいろいろと情報が出てくるかもしれません。
メーカーのロードマップの話ですが、メモリーベンダーは2020年から物理メモリー領域で使用するメモリーとしてDDR5の製造を行い始めるようです。DDR5は5200MT/sからスタートし、2022年には6400MT/sまでが想定されています。また、DDR6の開発も始まっているようで、次の時代のメモリーモジュールの登場も近づいているようです。
現行のメモリーモジュールがDDR4ですが、いよいよ次の世代のモジュールが登場するようです。また、想定では、2022年にはDDR5のシェアが44%位になると想定されています。
既に先月松に登場した製品ですが、1/30日にXeon W 3175Xがリリースされました。この製品は、
■ 28-core/56-thread
■ 3.10GHz/Boost 4.30GHz
■ L3=38.5MB,
■ TDP225W
と言う物になります。価格は$2999となっています。この製品では、
■ Intel Mesh Architecture(“Skylake-X/-SP”同様)
■ Intel Extrem Tuning Utility:アンロック仕様のCPUの
ためのオーバークロッカー向けユーティリティ
■ Intel Extreeme Memory Profile
■ Intel Advanced Vector Extensions 512 (Intel AVX 512)
■ TurboBoost technology 2.0:1-core時最大4.30GHzまで上昇
■ PCI-Express 3.0レーン数はプラットフォーム全体で68本
(そのうちCPUからのレーンは48本)
■ 6ch DDR4-2666対応。ECCサポート。最大512GB。
■ 対応チップセットはIntel C621
という特徴を持っています。Ryzen Threadripper 2990WX辺りと同様のクラスの製品になりますが、ピーク時のシステムの消費電力が結構高くなるので、電源周りと冷却関連には気を使うことになりそうです。
ワークステーションやサーバの構成で使用するようなプロセッサですから、コンシューマの用途では少し違う気がしますが、単一のCPUも56スレッドの物まで登場しています。つまり、2ソケットのマザーだとスレッド数が100を超えるようなマシンを構築できる時代になっています。