数日前から駅の自動改札や自動ドアの機構をセンサー検知型の仕様で追加していますが、先日は、トロッコが出た場合には、トリップワイヤーフックからの信号を遮断してその条件が発生しない機構を作ることにしました。
今回の機構はディスペンサーにトロッコを1つのみ実装し、ブール値での条件判定にしているのですが、この時にコンパレーターは0と1の条件判定を行います。つまり、物が入っているときには信号を送り、出ていない場合には、信号が切れるという仕組みです。となると、トロッコが射出されている条件でディスペンサーに信号が来てもらうと困るので、0の状態でトリップワイヤーフックの信号が切れる機構にすればいいということになります。
この場合、電気回路と全く同じで、通電しているパターンを電子接点の移動で遮断すればいいということになります。機構的には、
のように回路が通っていてそこに接点となるブロックが存在し、信号の変化で電子接点が移動してオンとオフが切り替わる機構になります。
な感じで、信号が来ている回路が存在し、ブロックが間に置かれている条件がそれになるのですが、ブロックを間に挟む場合、パルサー回路もそうですが、リピーターを回路の前後のいずれかに配置する必要があります。とりあえず、前回作った回路をそのまま使っているので、信号はNOT回路から送られているので、ピストンが縮んだ状対でオンになるような作りにしています。ちなみに、
のようにトロッコが射出され、ディスペンサーがからになると、信号が切れ
のようにピストンが押し出されるので、パターンがカットされ信号が遮断されるわけです。
では、前回の回路にこの回路を組み込んでいくことにします。とりあえず、NOT回路からの信号を引っ張ってくるので
の手前から信号を引っ張ります。
今回は、こんな感じでディスペンサーまでのレッドストーンの取り回しを変更し横方向に伸ばして、相手にコンパレーターとパターンをコントロールをする移動式の電子接点のような役割をするピストンを設置しています。
パルサー側から見ると
な感じで、パルサー回路から信号を送ってピストンが動く状態になっていますが、トロッコが射出されると、この写真のようにピストンが押し出されパターンがカットされます。
この回路は前回のドアの回路から信号を分岐させたものですから、コンパレーターからの信号は直通でドアの制御には流れているので、当然のように
な感じでドアがします。ピストンを見ると、
な感じで、パターンがカットされています。コレに対し、トロッコがディスペンサーの中にある状態だと、
な感じになり、
のようにドアも開くことになります。
しかし、このまま壁で覆ってしまうと単なる開かずの扉とセンサーのみになるので、今回は、信号でトリップワイヤーフック側のドアとの開閉と、出口用の扉の開閉をトロッコの状態に連動させることにしました。
とりあえず、ある程度構造ができあがったので
のような感じで回路が見えないようにしており、床下も
のような感じ回路が見えない状態にしておきました。
今回の回路は
のような感じで、コンパレーターからの信号を得るのですが、これを
のように信号を送り、距離を延長するためにリピーターを追加しています。これを、
のようにピストンへと信号を送るとともに、
のように信号を上げて
な感じでNOT回路を噛ませて
のように、トリップワイヤーフックのあるゲートを閉じるための吸着ピストンに接続します。
トリップワイヤーフックを通過すると信号が送られるので、
のようにトロッコが射出されるのですが、この条件ではコンパレ-ターの信号が切れるので
のようにドアが閉じます。そして、
のように入場ゲートも閉じ、
な感じで出口のみが開きます。
今回の回路は、地下に回路を埋めるような構造ですから、
のような感じで基本的に回路の部分の大半は地下に埋没する仕様で、地上にある部分はここのみになります。
回路的には、
な感じになりますが、
のように全体を埋めると回路が目立たなくなります。ピストン部分をブロックで隠すと
のようになります。通常は
のようにトリップワイヤーフックまでの通路が開いています。そして、
のようにトロッコが出ると
のようにトリップワイヤーフックまでの扉が閉じ
入り口もしっかりと閉じて、
のように出口が開きます。当然、トロッコが格納されると、
とゲートが開き
のように入り口も開く代わりに
な感じで、出口は閉じます。