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色々やってみた

人生何事もやってみないと分からない。年齢は関係ない!
千里の道も一歩から
A journey of a thousand miles begins with a single step

実家の軽自動車を売ってみた。

 

親に前々から車を手放した方がよいと言っていたが、まだ大丈夫、車は必要と言って聞かなかった経緯がある。

車の保険を息子の私が契約していたが、昨年のある時「先日の事故は保険適用になりました」と通知が来た。

 

え・・・?事故?

 

親に電話して、問いただしてみると、駐車場から出たところ他の車に擦ったらしい。

しかも本人は気づかず行こうとしたとか。

 

「いやー全然大したことなかったよー」

と言っていたが、さては俺に黙ってたな・・・。

 

どうやって説得しようかーと考えていたが、昨年その親が入院した際に色々な身体チェックをした結果、看護師さんから・・・

「複数の事をやるときに判断力が低下しているので、もう運転しないでください」

とビシッと説得され、渋々ではあるがついに了承。

ケガの功名・・・というと怒られるかもしれないが、とにかく運転しないということはホッとする。

 

そういう事もあり、愛車である ホンダN-ONEを売却することに。

 

 

この車を買う前にプリウス君を売ったことがあり、やり方は分かっている。

ただし結構前なので、色々変わっているかな?と思いながらググってみる。

 

まだ6000キロくらいしか走っていないし、大体買ったのは5年くらい前だったっけ。

とりあえず相場は・・・50万程か。ふむふむ。

あとはどこで売るかだが、昔は一括査定のサイトで入力して選んだな・・と思い、今回も同じ作戦で行くことに。

とりあえず〇arviewというサイトで、必要事項を入力して登録してみる。

 

・・・さあ、どんな会社から査定依頼が来るな?

と思ったのも束の間、いきなり電話がかかってくる。

 

電話でやり取りするのは嫌だな・・・と思い、着信は出ない・・・・と思ったが、立て続けに電話が鳴る。

 

・・・・全然鳴りやまないぞ!!!

 

2時間で着信は50回以上!こりゃたまらん。

ちゃんとSMSで連絡が来る会社もあり、最終的にはそういう気遣いが出来る会社から選ぶこととした。

SMSで連絡が来た買い取り業者をググって、候補を3,4社に絞る。

 

戦略はやはり「複数社同時査定」、昔の成功戦略を再び活用だ。

一発勝負ということで、その週の金曜の夕方に時間指定で3社を呼ぶことに。

1社は「同時査定じゃない形でできませんか?」とつまらない事を言ってたので、即disqualify(失格)。

そして決まり次第即〇arviewのサイトから登録解除。

結局80コールくらいかかってきたぞ。アホみたいに電話かかってこないようにできないのかねー。

 

・・・そして当日。

一つの会社は○○ステージ(A社)で、時間よりちょっと前に登場。やる気のある若い営業だ。

この彼は挨拶の後、早速査定を始める。大体20分程の間細かく車を調べる。

他社の到着が遅いため、色々と雑談をしている時間もあり、色々と教えてくれる。

 

・ 呼んでいる他社の○○○モーター(B社)さんは査定金額が引き渡し時にいきなり減ることがあるから気を付けた方がいい。

 ⇒ あまり悪口はよくないな・・・と思ったが、後日知り合いからも同じ情報が。ホントなんだ・・。

・ 誰が査定の承認をしてくれるかが大事

 ⇒ 今回の物件は優良品なので販売店ではなく、上位の組織の偉い人の承認が取れたので買取価格には自信があるらしい。

・ 即手放してもOKとなると評価は高い

 ⇒ 今日持って行ってもいいよと伝えて、査定はプラスになったはず

 

仲良く雑談はするが、こっちはあくまでクールに対応する。

『君に決めたわけじゃないよ・・・』という雰囲気を出すのが大事だ。

 

B社は2販売店呼んだが、連絡がなく結局1つの販売店のみが来ることに。

連絡が早い者勝ちみたいだが、きちんと連絡くらいしろよ・・・と思いつつ、その販売店も30分遅れの到着。。

普通ならこれもdisqualify(失格)だが、そうなると単独発注になってしまって1社に足元を見られるので仕方がない。

新人のような若い女性の営業が到着して、一応謝りを入れて査定を始める。

 

テキパキ・・・って感じではないが、とりあえず普通に色々と車を調べる。

これも15分程度だが、終わってもその営業はしきりに電話で話している。

外は寒かったが、一応外になるべくいるようにして、2社が談合しないように目は光らせておく。

 

基本同時査定はフェアにやるのが基本だ。

先にいい査定をするからうちで決めてほしいとかネゴをしてくる会社もあるが、倫理的にこういうのはよくない。

会社で業者に発注するときと同じくガバナンスが大事で、終わった後も恨みっこなしがベストである。

 

Bid (入札)は一発勝負、名刺の裏に金額を記入して提出、「いっせいのーせ!」で開く。

最初の1社の到着時刻から1時間程。ようやく両方ともファイナルアンサーが固まったようだ。

 

よろしくお願いします!

A社、B社ともに名刺の名前が入っている面(表)を上にして提出する。

 

いっせいのーせ!

 

結果は!

 

B社は約55万

 

A社はなんと約67万!!

 

昔やった時も5万くらいは差があったが、今回はそれを遥かに超える12万の差!

 

おめでとう!A社!

そしてありがとう!(B社も)

 

やはり入札方式と戦略は大事だ。

かつて会社で営業をやっていた時にやられた経験がこういう所に生きるものだ。

よかったよかった。