INPA | 黒崎薫オフィシャルブログ「少年魂×乙女心」Powered by Ameba

INPA

2月23日、マナウスへ到着すると、すぐにINPAへ向かいました。


INPAとは、国立アマゾン研究所のこと。アマゾン地域における森林の生態や環境、人間の健康、地元民の社会経済発展の調査・研究、またそれらの知識の活用・普及を目的とした活動を行っています。


敷地の一部、13ヘクタールが「科学の森」として市民に開放されていて、マナティやアリラーニャ(大カワウソ)などが飼育されています。

飼育されている動物だけでなく、ジャングルに住む生き物たちが普通に見れたりもします。

私が行ったときには、サルがびょんびょん、ハチドリがぎゅんぎゅん飛び交っていました。



マナティ
マナティ。かわいい。



木の実
アマゾンの動植物、地元民の生活などの展示コーナーもありました。

写真に映っている木の実は、子どもの頭くらいの大きさで、器のようになっている外皮の中に種が入っています。ふたのようになっているのも、人がこじ開けたのではなくて、そのようになっているのだそうですよ。不思議。



ワニ

木の枝を鼻の上に乗せて、自信満々に木に擬態しているワニ。

いやいや。あなた、それどう見ても木にみせませんから。

まるっとワニに見えますよ?




ジャングルの木々が生い茂って、空気がとても濃く感じました。


ブラジルは治安が悪いということで、一眼レフを持っていかなかったのですが、これは失敗でした。

INPAの中はのんびりした雰囲気で、ゆっくりと写真撮影が楽しめる環境だったので、良いカメラを持っていけば良かったと、後悔しきり。


サンパウロしか知らないからさー(がっくり)

マナウスに行くなら、良いカメラを持って行った方がいいです。

そしてサンパウロを通過するときは、カメラはしまっておくといいと思います。


というわけで、写真はないのですが、公園内で遭遇した生き物一覧です。


檻の中にいるのではなく、すれ違った生き物。

・黒いサル

・リスザル

・アラーラ(極彩色のオウム・赤と青)

・ハチドリ(親指大の褐色のものと、それより少し大き目の瑠璃色のもの)

・カピバラ(野良猫感覚で遊歩道を歩いている)

・ハチや蝶などの虫、多数


飼育されている生き物

・アリラーニャ(大カワウソ)

・マナティ

・ワニ

・カメ

・2メートルくらいある電気うなぎ(赤と黒二種類)

・淡水の魚いろいろ


などなどです。

ハチドリにいたっては、最初、蛾が群れで飛んでいるのかと思ったくらい、いっぱいいました。


写真は撮れませんでしたが、心のアルバムにしまっておこうと思います。

ブラジルの動物園は(リオもサンパウロもそうなんですが)檻の外にも日本ではなじみのない動物が、ナチュラルに歩いていたり、飛んでいたりするので、それを見つけるのも楽しいのです。