義援金(ベルギーイベントその2)
今回、イベントの一週間前に、日本は、未曾有の大災害に遭遇してしまいました。
本来であれば、のんきにイベント参加をしている場合ではありません。
ということで、今回、このイベントのために和月先生が書き下ろした絵の原画を、災害復興の義援金を集めるために利用していただけませんか? というご提案をさせていただきました。
原画はトークショーの最中に、大会主催者のセバスチャンさんに贈呈いたしました。
今後、何らかの形で、オークションをすると思います。
(多分ネットオークションだと思います)
これで、少しでも義援金が集まって、被災者のお役にたてれば幸いです。
オークションの結果や、義援金の行方などは、また後でブログ(または、もう少しパブリックなどこか)で、発表できたらと思っています。
まずは、このように動き始めました、というご報告まで。
イベント会場でも、がんばれメッセージをたくさんいただきました。
全体はこんなにでっかい。一面に応援メッセージが書かれています。
対比のために、SQ編集部、細野さんも一緒にパチリ(^∀^)
まだ、大会初日が終わったばかりなのに、かなりメッセージが書かれています。
おそらく大会終了時には、メッセージで埋め尽くされていることでしょう。
黒い幕に白いマジックで描かれていて、相当な長さです。
このメッセージなんですが、今回、一緒にゲスト参加しているアニメ『鋼の錬金術師』でキャラクタデザインをされた、菅野宏紀さんが、日本に持ち帰るとのことでした。
菅野さんは、岩手のご出身で、今回の大地震に伴う津波で、生まれ育ったところの、隣町が、被害にあったそうです。
ご出身の町は、津波が来るような地形ではなかったので大丈夫だったそうですが、子供のころ通った映画館、本屋など、思い出の隣町がなくなってしまったのだそうです。
そのような経緯から、ベルギーの人々の祈りのこもった、このメッセージを、持って帰りたいと、菅野さんが、大会側に申し出たところ、快く、しかもものすごいスピーディーに快諾していただきました。
ただし、道路も寸断されていて、復興し、落ち着くまでは、時間がかかると思います。
この祈りを届けるのは、まだ順番が後です。
ひとまず、この祈りは菅野さんが大事に保管してくださるそうです。
……。
…………。
……………………私は、わっきーから原画を巻き上げて、義援金に換えることしか考えてませんでした。
私の考え方は、情緒がないな……こういうところで、人柄が出てしまいますね。
もちろん、菅野さんも、今回の大会のために描き下した原画を寄付されています。
そのうえで、祈りを届ける役割までひきうけてくださったのです。素敵な人です! 惚れる!!!