14.16 (0.12%)米国株、ダウ続伸14ドル高
好業績期待で、ナスダックは反落
14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、
終値は前日比14ドル 16セント(0.1%)高の1万2285ドル15セントだった。
米主要企業による四半期決算の発表が本格化する中、
企業業績の改善期待を手掛かりとした買 いが徐々に優勢になった。
朝方発表の週間ベースの新規失業保険申請件数が2カ月ぶりの水準まで悪化。
ギリシャ財政への懸念の高まりもあって下げ幅を100ドル超まで拡大する場面があったが、
時間の経過につれ好決算への期待が台頭。午後中ごろには上昇に転じ、大引けでは小高く終えた。
ただ、上値を追うほどの勢いは乏しかった。
民間調査会社が13日に相次いで1~3月期のパソコン出荷台数が前年同期比で減少したと発表。
パソコン大手の ヒューレット・パッカード(HP)や半導体大手インテルなど
関連銘柄に売りが広がり、指数の重荷になった。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は 反落し、
前日比1.30ポイント(0.0%)安の2760.22で終えた。
業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち6業種が上昇。
「消費安定」や「エネルギー」の上げが目立った。
一方、「金融」や「IT(情報技術)」などが下げた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は 約8億9000万株(速報値)、
ナスダック市場は約16億7000万株(同)だった。
食品大手クラフト・フーズや飲料のコカ・コーラが上昇。
石油株のシェブロンの値上がりも目立った。NYSEを運営するNYSEユーロネクストも上げた。
ドイツ取引所との合併が実現した場合に特別配当や自社株買いを実施すると伝わり、買いが優勢となった。
一方、大手銀行のバンク・オブ・アメリカが下落。
米当局が過去にロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の水準を操作していた疑いで調査に乗り出したと伝わり、
売りが広がった。
同業のJPモルガン・チェースも下げ、マイクロソフトも売りに押された。
(日経新聞マネー 4/15 6:18)