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米国株、ダウ小反発7ドル高 景気期待で

ナスダック16ポイント高




13日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小反発し、

前日比7ドル41セン ト(0.1%)高の1万2270ドル99セントで終えた。

米景気や企業業績の回復期待などから買いがやや優勢だった。

ただ、1~3月期決算を発表したJP モルガン・チェースなど金融株が売られたため、上値は重かった。

 

3月の米小売売上高は前月比で市場予想ほど増加しなかったが、

1、2月分が上方修正された。個人消費の改善傾向を裏付ける内容と受け止められた。

前日はダウ平均が大幅安となり、ナスダック総合株価指数は4日続落。

値ごろ感からの買いも入りやすかった。

 

オバマ米大統領が向こう12年以内でおよそ4兆ドル(約340兆円)の財政赤字を

削減する財政再建計画を発表した。

メディケア(高齢者向け医療保険)などの社会保障費削減などが柱となり、

株式市場は長期的には評価できる内容と受け止めた。ただ、与野党が対立するなか、

計画が実現するかどうかはなお不透明と して、相場の反応は目立たなかった。

 

主な株価指数は安く推移する場面もあった。

JPモルガンの決算は1株利益が市場予想を上回ったが、

ダイモン最高経営責任者(CEO)が今後数四半期は増配を見送ると述べた

と伝わったことをきっかけに業績の回復期待が後退。

金融株全般に売りが優勢となっ た。米金融監督当局が金融機関14社に対し、

債権回収などの業務改善と法律順守を求める命令を出した。

住宅ローン関連業務の見直しに伴うコストがかさむと の見方も金融株の重荷となった。

 

ナスダック総合株価指数は5営業日ぶりに反発し、前日比16.73ポイント(0.6%)高の2761.52で終えた。

 

業種別S&P500種株価指数は全10種のうち「IT(情報技術)」や「公益」など5種が上昇。

一方、「金融」や「素材」が下げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億5000万株(速報値)、

ナスダック市場(同)は約17億8000万株だった。

 

2011年の石炭生産量の見通しを引き上げると発表した石炭大手コンソル・エナジーが上昇。

ダウ平均構成銘柄では建機のキャタピラーや食品のクラフト・フーズが上昇した。

 

一方、JPモルガンや、バンク・オブ・アメリカが下落。

前日に大幅安となった非鉄大手アルコアはこの日も下げた。

 

(日経新聞マネー 4/14 7:15)