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米国株、ダウ反落で17ドル安

最大級の余震で心理が悪化




7日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、

終値は前日比17ドル26 セント(0.1%)安の1万2409ドル49セントだった。

米東部時間午前10時半ごろ、日本の東北地方を中心とする強い地震が発生。

東日本大震災後の最 大級の余震を受け津波警報が出たと伝わると、米市場でも警戒感が浮上した。

警報解除後は下げ幅を縮小した。

 

日本でも事業を展開するカジュ アル衣料品のギャップは7日朝、

大震災が利益を圧迫する要因になると発表した。

震災による収益への悪影響が出た米企業が確認されただけに、

強い余震を受けて市場では目先の利益をひとまず確定する動きが急速に広がった。

福島第1原子力発電所などへの影響がないと判明すると下げ渋ったが、

下げ幅は100ドル近 くに達する場面もあった。

 

朝方発表の週間の新規失業保険申請件数が市場予想以上に減少した。

懸案の米労働環境の改善を示すとの見方が広が り、

午前半ばまでは上昇する場面もあった。

欧州中央銀行(ECB)が7日の理事会で政策金利を引き上げたが、市場の反応は限定的だった。

トリシェ総裁が会 見で物価動向を注視する姿勢を示したことも含め、

株式市場では想定内の動きとの見方が多かった。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落し、

前日比3.68ポイント(0.1%)安の2796.14で終えた。

 

業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち7業種が下落。

「公益」や「一般産業」の下げが目立った。

「エネルギー」や「消費安定」は上げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億1000万株(速報値)、

ナスダック市場は約17億6000万株(同)だった。

 

ギャップは下落。

ダウ平均採用銘柄では、建設機械大手のキャタピラーや、

ゼネラル・エレクトリック(GE)の値下がりが目立った。

外食大手マクドナルドも売りに押された。

 

一方、ホームセンター大手のホーム・デポば上げ、航空機大手のボーイングが上昇した。

3月の販売が健闘した会員制卸売大手のコストコ・ホールセールの値上がりが目立った。

 

(日経新聞マネー 4/8 6:33)