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米国株、ダウ反発56ドル高 

雇用統計改善で、ナスダックは続伸



1日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、

終値は前日比56ドル99 セント(0.5%)高の1万2376ドル72セントだった。

朝方発表の3月の米雇用統計が市場予想を上回って改善。

投資家心理が強気に傾き、2月18日に 付けた今年の高値を上回る場面があった。

米連邦準備理事会(FRB)の地区連銀総裁が緩和的な金融政策の見直しに慎重な姿勢を示し、

相場を押し上げた面も あった。

 

雇用統計で非農業部門の雇用者数は前月比21万6000人増加し、

19万5000人程度増えるとの市場予想を上回って改善した。

失業率も8.8%と0.1ポイント低下。

米経済にとって懸案の雇用情勢の持ち直し傾向が続いているとの見方が広がり、

幅広い銘柄に買いが優勢となった。

 

金融政策変更を巡る警戒感の薄らぎも寄与した。

ニューヨーク連銀のダドリー総裁は1日の講演で、緩和的な政策の早期正常化に懸念を表明。

昨年11月から始 めた米国債購入策の期限を6月末に控え、市場では金融政策への関心が高い。

早期正常化シナリオが足元で強まっていたが、

ダドリー総裁の発言を受けてマネー の大量供給が続くとの期待が広がった。

 

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4日続伸。

前日比8.53ポイント(0.3%)高の 2789.60で終えた。

業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち8業種が上昇。

「一般産業」や「金融」の上げが目立った。「通信サービス」と 「IT(情報技術)」は下げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億株(速報値)、ナスダック市場は約20億株(同)。

 

3月の北米新車販売の大幅増を発表したフォード・モーターとゼネラル・モーターズ(GM)が上昇。

建機大手のキャタピラーやゼネラル・エレクトリック (GE)が上げた。

米ナスダック市場を運営するナスダックOMXグループと、

NYSEを運営するNYSEユーロネクストがともに大幅上昇。

ナスダックは1 日、NYSEに買収を提案すると発表した。

 

一方、半導体大手のインテルが下落。非鉄のアルコアが売りに押された。

 

(日経新聞マネー 4/2 6:18)