NY円、小反落 対ユーロの下落で
24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3日ぶりに小反落。
前日比05銭 円安・ドル高の1ドル=80円90銭~81円00銭で取引を終えた。
ユーロ圏の利上げ観測などを背景に円が対ユーロで下落し、対ドルでも円売りがやや優勢 となった。
4月の理事会で欧州中央銀行(ECB)がインフレ抑制のため利上げを決めるとの見方が強く、
ユーロが対円で上昇した。欧米の株 式相場が上昇したため、
投資家が運用リスクを取りやすくなるとの見方から、
低金利の円はオーストラリアドル(豪ドル)など高金利通貨に対しても下落した。
円は対米ドルでも売り優勢となった。
ただ、円の対ドル相場は方向感に乏しくもみ合う場面が目立った。
ドルもユーロなどに対して下落しており、円売り・ドル買いを進める動きは限られた。
円の安値は81円01銭、高値は80円81銭で、値幅は20銭と小幅だった。
円は対ユーロで3日ぶりに反落。前日比80銭円安・ユーロ高の1ユーロ=114円70~80銭で取引を終えた。
格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがスペインの銀行の格付けを引き下げ、
格付け会社のフィッチ・レーティングスがポルトガルの長期債務格付けを引き下げた。
ともに発表直後にはユーロ売りが優勢となったが、売りは続かなかった。
ユーロ圏の財政・金融問題は相場にかなり織り込まれているとの声 が多かった。
ユーロはドルに対して3日ぶりに反発し、
前日終値の1ユーロ=1.40ドル台後半から1.41ドル台後半に上昇した。
ユーロの高値は1.4220ドル、安値は1.4107ドルだった。
(日経新聞マネー 3/25 6:43)