NY円、 米株安などで
7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に続伸し、
前週末比05銭円高・ドル安の1ドル=82円20~30銭で取引を終えた。
米株式相場の下落を背景に、運用リスク回避目的の円買い・ドル売りがやや優勢だった。
原油先物相場の高止まりが米景気回復の足かせになるとの不安などから、米株式相場が続落した。
投資家が運用リスクを避けるとの見方から低金利の円が対ユーロなどに対して上昇。
円は対ドルでも買われた。
7日は注目度の高い米経済指標の発表など取引材料が少なく、相場は動意に乏しかった。
ニューヨーク市場での円の高値は81円99銭、安値は82円31銭。
円は対ユーロで上昇。前週末比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=114円80~90銭で取引を終えた。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービ スがギリシャの信用格付けを3段階引き下げ、
「シングルBプラス」にすると発表した。
相場の反応は大きくはなかったが、
ユーロ圏の財政問題への懸念から ユーロを売る動きがみられたとの声もあった。
ユーロはドルに対して4営業日ぶりに小反落。
前週末終値と同じ1ユーロ=1.39ドル台後半 ながら、やや水準を切り下げた。
米株安を背景に、比較的金利水準の低いドルへの買いがやや優勢となった。
欧州中央銀行(ECB)による早期利上げ観測から 足元でユーロ買いが進んだ後とあって、
利益確定目的のユーロ売りも出やすかった。
欧州市場でユーロは一時1.4036ドルまで上昇し、
昨年11月8日以来約4カ月ぶりの高値を付けたが、
その後は伸び悩んだ。ニューヨーク市場でのユーロの安値は1.3957ドル、高値は1.4030ドルだった。
(日経新聞マネー 3/8 7:38)