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米国株、ダウ続落37ドル安

原油高への懸念強く、ナスダック上昇 




24日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、

終値は前日比37ド ル28セント(0.3%)安の1万2068ドル50セントだった。

北アフリカや中東の政情不安を背景に原油相場の先高観がくすぶり、

原材料高が米企業の収 益を圧迫するとの懸念が根強かった。

下げ幅は一時120ドルあまりに拡大。心理的な節目の1万2000ドルを割り込む場面もあった。

 

原油価格が水準を急速に切り上げるなか、米株式市場では警戒感が強まっている。

24日は週間ベースの新規失業保険申請件数など市場予想を上回る良好な経済指標もあったが、

市場の反応は限定的。1日を通じて売り優勢の展開になった。

 

一方、ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は3日ぶりに反発した。

一部メディアが「世界有数の産油国であるリビアの最高指導者カダフィ大佐が銃撃された」とのうわさを報じ、

原油先物相場が取引終了にかけて下落。

同指数は急速に持ち直し、前日比14.91ポイント(0.5%)高の2737.90で終 えた。

 

業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」や「素材」など6業種が下げ

「消費循環」など4業種が上げた。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約12億2000万株(速報値)、

ナスダック市場は約20億株(同)だった。

 

24日発表した四半期決算で業績の改善ペースが鈍化したゼネラル・モーターズ(GM)が下落。

昨年11月の再上場から初めて公開価格(33ドル)を割り込む場面があった。

減益となる四半期決算を発表した百貨店のシアーズも売りに押され、

大規模リコール(回収・無償修理)を発表したトヨタの米預託証券 (ADR)も小幅に下げた。

 

一方、創業以来初めてとなる四半期配当の実施を発表した百貨店のコールズが上昇。

ダウ平均構成銘柄では、航空機のボーイングや医薬品のファイザーが上げた。

 

(日経新聞マネー 2/25 7:20)