NY円、ECB高官発言でドル売り



18日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に3日続伸し、

前日比10銭 円高・ドル安の1ドル=83円15~25銭で取引を終えた。

欧州中央銀行(ECB)高官発言などを受けてユーロが対ドルで上昇し、対円でもドル売りが優勢 となった。

 

ビニスマギECB専務理事が「景気回復を背景に世界的にインフレ圧力が高まった場合、

緩和的な金融政策は必要なら修正されるべ きだ」と述べたとブルームバーグ通信が報じた。

ユーロ圏の消費者物価指数の上昇率がECBの政策目標を上回っているだけに、

ECBが早期利上げに前向きに なっているとの見方を誘いユーロが対ドルで上昇。

ドルは対円でも売り優勢となった。

 

ただ、19日まで開かれる20カ国・地域(G20)財 務相・中央銀行総裁会議後に発表される

共同声明を見極めたいとのムードが強く、円相場は動意に乏しかった。

21日はプレジデントデーの祝日でニューヨーク 市場は休場となる。

連休前に積極的な取引を控える市場参加者も多かったという。

円の高値は83円03銭、安値は83円54銭だった。

 

円は対ユーロで反落し、前日比45銭円安・ユーロ高の1ユーロ=113円80~90銭で取引を終えた。

ビニスマギECB専務理事の発言を受け、ユーロ買い・円売りが優勢となった。

円は一時113円93銭まで下落し、1月27日以来の安値を付けた。

 

ユーロはドルに対して3日続伸し、前日終値の1ユーロ=1.36ドル台前半から1.36ドル台後半に上昇した。

ビニスマギECB専務理事の発言がユーロ買いを誘った。

ユーロの高値は1.3716ドル、安値は1.3606ドルだった。

 

英ポンドは対ドルで上昇。1ポンド=1.61ドル台後半から1.62ドル台前半に上昇した。

1月の英小売売上高が前月比で市場予想以上に増加した。

早期の英利上げ観測からポンド買いが優勢となった。

 

(日経新聞マネー 2/19 7:32)