米国株反発 ダウ61ドル高 景気・業績期待で ナスダック3年3カ月ぶり高値
【NQNニューヨーク=海老原真弓】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比61ドル53セント(0.5%)高の1万2288ドル17セントで終えた。2008年6月13日以来約2年8カ月ぶりの高値水準となる。好調な米住宅指標や企業決算を好感した買いが入った。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、同21.21ポイント(0.8%)高の2825.56と、2007年10月31日以来約3年3カ月ぶりの高値で終えた。
朝方発表になった1月の米住宅着工件数が前月から大幅増となり、市場予想も上回った。低迷が続いていた住宅販売の底入れ期待が相場上昇につながった。
良好な企業決算発表も市場心理を明るくさせた。前日夕にパソコン大手デルが発表した四半期決算を受け、アナリストが相次いでデルの目標株価を引き上げた。デル株は12%近く急伸し、IT(情報技術)関連株の上昇につながった。農機・建機大手ディアも大幅な増益決算を発表。投資家が企業の業績改善に自信を持ち始め、買いを入れた。
米連邦準備理事会(FRB)は前回1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表。この中で米経済成長率見通しを引き上げたことも、相場の押し上げ要因となった。ダウ平均の構成銘柄では金融大手JPモルガン・チェースやパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)の上げが目立った。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」「素材」など8業種が上昇。一方、「通信サービス」など2業種が下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億3000万株(速報値)、ナスダック市場は約22億1000万株(同)だった。
ディアは2%以上上昇。朝方発表の四半期決算が市場予想を上回ったカジュアル衣料大手のアバクロンビー・アンド・フィッチが大幅高となった。米著名投資家の率いる投資ファンドから買収提案を受けたと発表したディスカウントストアのファミリー・ダラー・ストアーズが約2割上げた。
携帯情報端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)も高い。アナリストによる投資判断引き上げが伝わった。
一方、四半期決算と併せて発表した業績見通しが慎重との見方から、事務用品大手オフィス・マックスが大幅安となった。ダウ平均の構成銘柄では通信大手ベライゾン・コミュニケーションズなどが安い。
(日経新聞マネー 2/17 8:35)
【NQNニューヨーク=海老原真弓】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比61ドル53セント(0.5%)高の1万2288ドル17セントで終えた。2008年6月13日以来約2年8カ月ぶりの高値水準となる。好調な米住宅指標や企業決算を好感した買いが入った。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、同21.21ポイント(0.8%)高の2825.56と、2007年10月31日以来約3年3カ月ぶりの高値で終えた。
朝方発表になった1月の米住宅着工件数が前月から大幅増となり、市場予想も上回った。低迷が続いていた住宅販売の底入れ期待が相場上昇につながった。
良好な企業決算発表も市場心理を明るくさせた。前日夕にパソコン大手デルが発表した四半期決算を受け、アナリストが相次いでデルの目標株価を引き上げた。デル株は12%近く急伸し、IT(情報技術)関連株の上昇につながった。農機・建機大手ディアも大幅な増益決算を発表。投資家が企業の業績改善に自信を持ち始め、買いを入れた。
米連邦準備理事会(FRB)は前回1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を公表。この中で米経済成長率見通しを引き上げたことも、相場の押し上げ要因となった。ダウ平均の構成銘柄では金融大手JPモルガン・チェースやパソコン大手ヒューレット・パッカード(HP)の上げが目立った。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「エネルギー」「素材」など8業種が上昇。一方、「通信サービス」など2業種が下げた。ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億3000万株(速報値)、ナスダック市場は約22億1000万株(同)だった。
ディアは2%以上上昇。朝方発表の四半期決算が市場予想を上回ったカジュアル衣料大手のアバクロンビー・アンド・フィッチが大幅高となった。米著名投資家の率いる投資ファンドから買収提案を受けたと発表したディスカウントストアのファミリー・ダラー・ストアーズが約2割上げた。
携帯情報端末「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)も高い。アナリストによる投資判断引き上げが伝わった。
一方、四半期決算と併せて発表した業績見通しが慎重との見方から、事務用品大手オフィス・マックスが大幅安となった。ダウ平均の構成銘柄では通信大手ベライゾン・コミュニケーションズなどが安い。
(日経新聞マネー 2/17 8:35)