外為9時 対ユーロは反落、113円前後

 

16日朝方の東京外国為替市場で、円相場は5日続落して始まった後、小動き。

9時時点は1ドル=83円71 銭~74銭前後と、

前日の17時時点に比べ12銭の円安・ドル高水準だった。

米景気回復期待を背景としたドル買い・円売りが先行している。

前日の米市場で は一時83円93銭と、2010年12月20日以来約2カ月ぶり円安水準まで下落した。

 

対ユーロでは3営業日ぶりに反落して始まった後、 小動き。

9時時点では1ユーロ=112円97銭~113円00銭前後と、

前日の17時時点と比べ38銭の円安・ユーロ高水準だった。

前日の米市場でゼロ金 利の円資金を調達し高金利通貨に投資する取引が膨らみ、

円が主要通貨に対して売られた流れを引き継いだ。

〔日経QUICKニュース〕


NY円、反落 1ドル=83円75~85銭で終了 一時2カ月ぶり安値


15日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、

前日比45銭円安・ドル高の1ドル=83円75~85銭で取引を終えた。

米景気の回復期待などから円売り・ドル買いが優勢だった。

 

米景気が順調に回復するとの期待や、

日本の輸入企業による円売り・ドル買いなどを背景に

円が対ドルで売られたアジア、欧州市場の流れを引き継いだ。

朝方に円は一時83円93銭まで下落し、2010年12月20日以来、ほぼ2カ月ぶりの安値を付けた。

 

ニューヨーク市場で円相場は方向感に乏しかった。

1月の米小売売上高は前月比0.3%増と市場予想を下回った。

ただ、大雪が一時的な押し下げ要因になったとの見方から相場の反応は目立たなかった。

円の高値は83円59銭だった。

 

円は対ユーロで3営業日ぶりに反落し、

前日比55銭円安・ユーロ高の1ユーロ=112円90銭~113円00銭で取引を終えた。

ユーロ圏17カ国が14日 の財務相会合で、金融安定の枠組みとして13年に常設する

「欧州安定メカニズム(ESM)」について、

少なくとも5000億ユーロ以上の規模とする方針で 合意したと伝わった。

欧州の財政不安が和らぐとの見方から、アジア、欧州市場で円が対ユーロで売られた流れが続いた。

 

ただ、10年10~12月期のユーロ圏の域内総生産(GDP)は前期比0.3%増と市場予想を下回ったため、

ユーロ売りが優勢となる場面もあった。

 

ユーロはドルに対して横ばい。

前日終値と同じ1ユーロ=1.34ドル台後半で終えた。

欧州の財政問題を巡る懸念がやや和らぎ、足元で下落が続いたユーロを 買い戻す動きが出た。

一方、予想を下回るユーロ圏のGDPがユーロの重荷となり、

相場は方向感に乏しかった。ユーロの高値は1.3548ドル、安値は 1.3476ドルだった。

 

英ポンドが対ドルで上昇。前日夕の1ポンド=1.60ドル台前半から1.61ドル台前半に上昇した。

1月の英消 費者物価指数(CPI)が前年同月比4.0%上昇と、

英中銀の政策目標である2%の2倍となった。

インフレ抑制のため英中銀が早期利上げに動くとの思惑から、英ポンド買いが優勢となった。

 

スウェーデンクローナが対ユーロで上昇。リクスバンク(中央銀行)が政策金利を0.25%引き上げ、

声明では金利見通しを上方修正した。

追加利上げの可能性が高いとの見方から、クローナが買われた。

一時1ユーロ=8.71クローナ前後まで上昇し、2000 年12月以来の高値を付けた。

                                        (日経新聞マネー 2/16 7:32)