輸入企業の円売り観測で
15日朝方の東京外国為替市場で、円相場は4日続落して始まった後、
1ドル=83円台半ばに下げ幅を広げた。
9時時点は前日17時時点に比べ22銭の円 安・ドル高の83円39~42銭近辺で推移している。
米景気の回復期待を背景にしたドル買いに加え、
東京市場では5.10日(ごとおび)とあって輸入企業 も円売り・ドル買いに動くとの観測があり、
これに追随する動きが広がった。しかし、市場では「83円50銭よりも円安水準では、
輸出企業の円買いが意識さ れる」(国内銀行)といい、円の下落ペースは鈍い。
〔日経QUICKニュース〕 (2/15 9:08)
NY/円 小反発 1ドル=83円30~40銭、
リパトリと中東情勢警戒で
14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小反発し、
前週末比10銭円高・ドル安の1ドル=83円30~40銭で取引を終えた。
日本の投資家によるリパトリエーション(資金の本国送金)のための円買いが入ったとの見方が聞かれた。
前週末終値と同じ83円半ばで始まった後、円は小幅に水準を切り上げた。
リパトリエーションの円買いに加え、反政府デモが中東のイエメンなどに広がることを警戒し、
投資家が円に資金を退避させる動きもあった。
注目される米経済指標の発表などが無かったうえ、
米株式相場も終日もみ合い。円相場も方向感に欠けた。
この日の円の高値は83円23銭、円の安値は83円50銭だった。
円は対ユーロで続伸し、前週末比65銭円高・ユーロ安の1ユーロ=112円35~45銭で取引を終えた。
欧州財政に対する不透明感が再燃していることなどから、対円や対ドルでユーロ売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで3日続落し、1ユーロ=1.35ドル台半ばから1.34ドル台後半に水準を切り下げた。
欧州財政への不透明感に加え、
ドイツ首相府が前週 末11日にインフレ警戒的とみなされているドイツ連銀のウェーバー総裁が
4月末で辞任すると発表。
ユーロ圏の早期利上げ観測が一段と後退した。
一時は 1.3428ドルと1月20日以来、約3週間ぶり安値を付けた。ユーロの高値は1.3506ドルだった。
(日経新聞マネー 2/15 8:47)