NY円、 米金利上昇で




7日のニューヨーク外国為替市場で円相場は小幅に4日続落し、

前週末比10銭円安・ドル高の1ドル=82円25~35銭で取引を終えた。

米長期金利が上昇した場面で、円売り・ドル買いが優勢となった。

 

米景気の回復観測などを背景に、足元で米長期金利が急上昇している。

7日も朝方から米長期金利が上昇し、

日米の金利差が拡大するとの見方から円が対ドルで売り優勢となった。

 

ただ、7日は注目度の高い米経済指標の発表が少なかったため、

一段と円売りを進めるムードも乏しかったといい、円の下値は堅かった。

円の安値は82円45銭、高値は82円20銭だった。

 

円は対ユーロで小幅続落し、前週末比15銭円安・ユーロ高の1ユーロ=111円75~85銭で取引を終えた。

午後にかけてユーロが対ドルで買い戻された動きにつれて、円売り・ユーロ買いが優勢となった。

 

朝方は円買い・ユーロ売りが優勢だった。

ドイツの12月の製造業受注指数が前月比で市場予想以上に低下し、

欧州の景気回復期待がやや後退した。

欧州連合 (EU)が4日に開いた臨時首脳会議で欧州金融安定基金(EFSF)の機能強化などについて

大枠で合意したと伝わったが、内容が具体性に乏しいとの見方か ら、ユーロの重荷になったとの声があった。

 

ユーロはドルに対して横ばい。前週末終値と同じ1ユーロ=1.35ドル台後半だった。

ドイツの 経済指標などを背景にユーロ売り・ドル買いが先行。

ユーロは一時1.3508ドルまで下落し、1月21日以来の安値を付けた。

ただこのところ、ユーロ圏の 早期利上げ観測後退などからユーロの下落が続いた後とあって、

次第にユーロの買い戻しが優勢となった。ユーロの高値は1.3600ドルだった。

 

(日経新聞マネー 2/8 7:29)