1.81 (0.02%) 米国株、ダウ1ドル高 連日で2年7カ月ぶり高値
雇用指標改善で
2日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅ながら3日続伸した。
前日比 1ドル81セント(0.0%)高の1万2041ドル97セントと、
2008年6月19日以来約2年7カ月ぶりの高値を連日で付けた。
雇用指標の改善を受け た米景気の回復観測が相場を支えたが、
市場の想定内との見方も多く、上値は限られた。
民間雇用サービス会社オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した1月の全米雇用リポートで、
非農業部門の雇用者数(政府部門を除く)の増加幅が市場予想を上回った。
4日に米労働省が発表する雇用統計も良好な内容になるとの期待から買いが入った。
ただ、ダウ平均の上げ幅は最大でも20ドル弱にとどまった。
反政府デモが続くエジプトで反体制派と親大統領派が衝突するなど、
情勢がなお不安定なことが投資家の買い手控えにつながった。
ダウ平均は前日終値を挟んで狭い範囲でもみ合った。
ダウ平均の構成銘柄では映画・娯楽のウォルト・ディズニーや建設機械のキャタピラーなどの上げが目立った。
半面、ホームセンター大手ホーム・デポや米銀のJPモルガン・チェースが下げた。
ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに小反落し、
前日比1.63ポイント(0.1%)安の2749.56で終えた。
業種別S&P500種株価指数(全10業種)は「金融」「公益」などの下げが目立ち、
「IT(情報技術)」のみ上昇した。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)の売買高は約9億3000万株(速報値)、
ナスダック市場は約19億6000万株(同)だった。
11年12月期通期について楽観的な1株利益見通しを示したメディア大手タイムワーナーが大幅高。
朝方発表の四半期決算で売上高が市場予想を上回った菓子 大手ハーシーが高い。
前日夕に発表した四半期決算で特別項目を除く1株利益が市場予想を上回った
ゲームソフト大手エレクトロニック・アーツ(EA)が急伸 した。
半面、決算で特別項目を除く1株利益が市場予想に届かなかった家電大手ワールプールが安い。
前日夕に好決算を発表した通信系半導体大手ブロードコムは、材料出尽くし感から下げた。
(日経新聞マネー 2/3 7:26)